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香君 下 遥かな道
命の連鎖を考えさせられた物語。 芯のしっかりしたヒロインを追っているのは、楽しい。 初ページの地図を目に焼き付け、登場人物の名前と説明を読み込み、いざ!上橋先生の世界へと突入。あっという間に読み切ってしまった。 |
新刊
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香君 上 西から来た少女
全貌が早くも明らかに! 先に待ち受けるものは!
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一心同体だった
女性問題 |
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月曜日の抹茶カフェ
群像劇で、どこかしら人と人が繋がっていて、最後はほっこりあたたかい。 そんな物語が、最近の傾向なのか割とよくあるので、もの足りなくなってきてしまったなぁと思います。
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百田尚樹の新・相対性理論
うーん
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オリジン 上
出てくる建築物をネットで調べながら、読み終わりました。スペインにすごく行きたくなります。
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書こうとしない「かく」教室
面白いしタメになる
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タラント
使命感を持てるのは才能で、使命感というのは戦地へ行って取材するとか話題になるような写真を撮るとかそういう大それたことだけでない。わたしにもあなたにも、この小さな日常の中に小さな使命感がある。100タラント |
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一万円選書
北海道砂川市、いわた書店の「一万円選書」 気になりつつも…という感じでしたが、こちらを読んでからは気になってしょうがないに変わりました 友人からのアドバイスやSNSの効果があったとはいえ、まずは岩田さんが持つ本の知識量に感服 あとはこれが一番だと思いますが、岩田さんのお人柄だなあと カルテのやり取りだけでありがとうございますーってなりそうです 自分の売りたい本を仕入れて責任を持って売る ちゃんと売ることができる 書店員としても尊敬です |
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「育ちがいい人」だけが知っていること
マナーとは基本相手が不快な思いをしない事。 個人的には育ちがいいっていうのは、 いい物を見抜く目や伝統が染み付いている所作、素直さや自分の芯がたおやかにある人だと思っている。 憧れているので(笑)手に取った本。 育ちが良く見えなくていい場面も人生にあるよねとか、皮肉れて読んでいたけど。 この社会で権力を持った人タチがこれが「育ちのいい人」と判断するのなら必要な知識。
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ブラックボックス
サクマとカタカナなのは何でだろう? サクマの悩みは、終始ずれない。単純で困難だ。 他人に重ね無いその苛立ちは、私にとってかえって清々しい。 「認める事と変わる事は近い」自分の矛盾の根幹にはたと気付く事は人生ある。
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山本康正「シリコンバレーのVC=ベンチャーキャピタリストは何を見ているのか」

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Yoshi Yasumoto 本を読むこと、勉強する事に逃げて… |
おっと驚く新しいことが並べられているわけではないが、大切なことが書かれている。 シリコンバレーの最新を知ることというより、日本人、日本企業の変わるべきポイントが書かれている印象 忘れずに、また早くトライして、実行することが、実は出来ない。 変わりたい、でも変わろうとしない。それが日本。
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真下みこと「#柚莉愛とかくれんぼ」

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ぬぬに 非ワカモノです |
第61回メフィスト賞受賞作。 売れない地下アイドル青山柚莉愛と、そのファンを自称する人物。二人の視点で交互に物語が進行。しかしこの運営はダメ過ぎる。 SNS炎上とファンの暴走。増幅されるネットの悪意 いかにもな、イマドキのメフィスト賞作品といった趣き。
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本田直之「モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには」
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とても面白かった。デュアルライフをしようとは思わないが、コロナやらで生活様式が変わる中、心身を整え、考え方もアップロードし、シンプルに、身軽になりたいと思う。
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ティムール・ヴェルメシュ/森内 薫「空腹ねずみと満腹ねずみ 上」
村上春樹「村上T 僕の愛したTシャツたち」
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企業のロゴが入ったTシャツとプリンストン大学のTシャツが良かった。Tシャツに関わるエピソードも好き。
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早瀬耕「彼女の知らない空」
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話が淡々と静かに進んでいくのでさらっと読めてしまうけど、近い将来にあり得そうな話なのが怖い。(実際はもう始まっているかも)
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凪良ゆう「流浪の月」
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生々しい本だ。 爽やかな冒頭に騙され だんだん毒に侵される 心の痛みに鈍感な人は 絶対読んでほしくない
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村上春樹「猫を棄てる 父親について語るとき」
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著者が自身の父について記憶と下調べをベースに回顧する。著者の父は青年期に戦争を経験し、実際に何度か徴兵、出兵した。戦争について多くを語らなかった父ではあったが、数少ない父からの情報や、在籍していた部隊の史実から想像される情報から父が戦争からどのように影響を受けただろうかを語る。 父にインタビューをしたわけでもなく、多くの情報はないが、著者の美しくスムーズな文章と少ない情報を徹底的に下調べした事実から、戦争の惨さや戦死しなかったとしてもいかに一塊の青年を傷つけただろうかが想像できる。 著者が後段で語る。"我々は、広大な大地に向けて降る膨大な数の雨粒の、名もなき一滴に過ぎない。固有ではあるけれど、交換可能な一滴だ。しかしその一滴の雨水には、一滴の雨水なりの思いがある。一滴の雨水の歴史があり、それを受け継いでいくという一滴の雨水の責務がある" 非常に短い本で、感動する小説でも笑えるエッセイでもないが、パパッと読んで、日本の歴史や、父子の関係、などについてぼんやり考える軽いおやつのような本。
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文芸
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さかさま少女のためのピアノソナタ
良作 惨い描写も少なく、万人が読みやすそうなストーリーのみで構成。 それでいてミステリ的な仕掛けも面白く、読後感もスッキリする。 |
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不審者
普通 |
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うつくしが丘の不幸の家
この家の歴史を遡って五つの物語が繰り広げられていく。 目につく不穏の種。話が進むにつれて深い意味と温かい生活が語られて行く。 心が辛くなって不安になってしまう、そんな時も 見方をかえ、自分が幸せの場所を掴もうする事が大切だと教えてくれる。不屈の普通の主人公達に励まさせる。 |
コミック
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ソアラと魔物の家(1)
魔物が人間の“家”に憧れる…という面白い設定。 その願いを叶える、ドワーフ族の建築士たち。 そして、彼らと行動を共にする事になった自らの存在意義を見失った少女。 このストーリーはとても温かい。 争いなんてしなくて良いし、寧ろ戦争より魅力的なものを魔物たちは見付けた。 魔物それぞれに特性があり、人間の様に同じような家の形や環境がベストでは無い。 では、どうすればいいのか? アイディアがどんどん溢れてきていて、見ていて楽しい気分にさせてくれます。 家って良いものだな、と改めて感じさせてくれる優しいマンガになっています。 |
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超人X 3
「これぞ、石田スイ‼︎」 そんな展開が3巻では待っている。 普段の中から生まれる“狂気”、絶望の中から生まれる“狂気”。 この人が描く“狂気”は、恐ろしいくらいに人を惹きつける。 ラストには、希望の中から生まれる“狂気”まで描き切った。 もう、凄いとしか言いようがない。 表紙の謎も3巻を読めば分かる。 3巻は神がかっています…‼︎ |
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その着せ替え人形は恋をする(1)
大変かわいい!かわいい、尊い。語彙力がなくなる。みんないい子。好きです。
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文庫
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プレーンソング
なかなか来ない猫と、次から次にくる少しズレてる人間。 取扱説明書のように細かい情景は、保坂和志さんの言語化の上手さとマメな性格を感じる。 日常を日常のまま描ける小説が、どれだけあるだろう。 日常の中に、気づきとして出てくる言葉たちの愛おしさたるや。
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すべて真夜中の恋人たち
読み終わった後余韻にじんわりとぼうっと包まれる感じ。そうそう、この気持ちを味わいたくて最後まで丁寧に、ゆっくりと読んだんだ。読み終わった後、どんな内容か簡単に説明できない小説は素晴らしい。
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キングを探せ
四重の交換殺人なんて、解法が見つからなさそうなうえ、特に終盤こそ五里霧中に思えたのですが、エレガントに解けたのがすごい! でもやっぱり、綻びが生じて展開が変わったのが大きいので、滞りなく済んでしまえば、解けないのだろうな、とも思ってしまいます。
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ピース
まあまあ
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ビジネス
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世界トップエリートのコミュ力の基本
「何かを書くときや、プレゼンするとき、最大の自信の根拠になるのは『これを伝えるのが楽しみで仕方がない』と思えるまで下準備したという事実である。特に緊張するときこそ、楽しみが緊張を上回るほど、自分ならではの付加価値のある話を考え抜くこと。 それを端的に一言で伝えることができれば、どこでも誰とでも大勢ともコミュニケーションできる。」 というパワフルなメッセージが響いた。 なぜなら「自信がなく、緊張する」いう不安があるとき、「乗り越えないと…」さらに重いプレッシャーで自分を追い込みがちな私に、「楽しみ」で乗り越えようという提案はとても建設的で文字通り「楽しみ」に感じた。 |
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すごい立地戦略 街は、ビジネスヒントの宝庫だった
立地戦略の重要性についておさらい。 企業ごとの事例がわかりやすく、納得。 特に、「売上を支える立地・商圏要因」の図は仕事で使える!これだけでも読んだ価値あり。 筆者が述べる、街はビジネスヒントの宝庫。 これにデータ分析と現場視点、これが大切。 小売業は立地産業で間違いなし!
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東海道新幹線 各駅停車の旅
情報の密度がちょうどよかった。 (旅行ガイドとエッセイのいいとこ取りという感じ) 某通販サイトのレビューでは 「物足りない」などと書かれていたが、 届いてみたら自分はそう感じなかった。 現在(2022年5月)から9年近く前の本なので 掲載された施設の中には閉館したものもあり そこは少し悲しかった。 作者の実家最寄の新幹線駅が新富士らしいからか 新富士の項目が少しボリュームが多く面白かった。
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「いまどき部下」がやる気に燃える リーダーの言葉がけ
オリンピックスキーの小林選手のメンタルコーチらしいということで読んでみました。 脳科学と心理学の知識をベースにコーチングされている方。 印象に残ったのは「脳は思考よりも、アウトプットしたこと(言ったこと、やったこと)を信じる。だから思ってなくても、ポジティブな発言をすることが大事」という話。言霊は脳科学では証明させれているんだとか。 |
暮らし
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教養としてのラーメン
ラーメンをもっと知れば、もっと美味しくなるはず!そういう期待からの一冊。 ジャンル、お店の系譜、進化、ビジネス ラーメンについて、多角度から啜られた教養本。 ウンチクが多いラーメンの世界が、頭の中で一つずつ整理されていく。 究極の一杯を見つけるよりも、どの店でも楽しめる自分になれたら無敵。と著者の自論。 味は当然大切だが、店主の佇まい、店舗の雰囲気、盛り付けなど、これからはもっと五感でラーメンを味わおうと思える学びを得た! |
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スマホ脳
良い悪いよりも、どんな構造で人がスマホにハマっていくのかを説明してくれてるのが中立的で良い。かつ面白い。そこから先はそれぞれが選択すれば良い。
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食べる投資
食生活を見直して、人生のパフォーマンスを上げる重要性を感じる今日この頃。 「食べる」ということを投資として考えた時に、気をつけるべきポイントを学べる。 この投資はお金をかけるのではなく、食欲に対する自分との闘いである。 筆者が主張する、仕事の質は「食」で決まる。 今日からは、口にするものは全て自分への投資!
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遺族外来
著者は埼玉医科大学国際医療センターに設置されている精神腫瘍科の先生。精神腫瘍科ではがん患者の方とその家族の精神的ケアを行うそうで、そこで全国で初めて設置された遺族のためのケア「遺族外来」のお話でした。遺族ケアの重要性はもちろん、人間の底力みたいな強さを感じられる、希望に満ちた本でした。 本の中に出てくる素敵な短歌があります。「憂きことも力に変えて生きようと凌霄花の蔓を断ち切る」。遺族の方が新しい生活に適応していく中での生きようとする気持ちが込められてて、読んだ瞬間ふつふつと生きる気力が生まれてきた。 This is the collection of true stories about grief care for the people who lost their family members. The author is Hideki Onishi , a physician of psycho-oncology, who started the first outpatient clinic for people who suffer from the loss of their family members. Each episode starts with pain or grief, but in the end you’ll find yourselves encouraged by how they try hard to overcome the deaths of loved ones and to live their lives. If you want to support someone in grief, perhaps no word will be needed. Just stay with them and listen to them. |