大沢在昌の本

悪魔には悪魔を

悪魔には悪魔を 大沢在昌

その判断力と身体能力があれば、 新たな人生が踏み出せるよ ひとり二役でやれば面白いドラマになりそう

冬の狩人

冬の狩人 大沢在昌

H県(福島県?)で過去に起きた未解決事件で、現場から失踪した重要参考人が、主人公の佐江を指名して出頭したいというところから始まりますが、今作は終盤がやや冗長に感じました。 相棒の川村はちょっと線が細く、主人公が佐江といえるのが今までと異なるところ。いつもながら、最後にドンパチやって解決するのは大好きです。

夜明けまで眠らない

夜明けまで眠らない 大沢在昌

題名から不運の坂田シリーズかな?と 購入したら 違いました(^^;) ストーリー展開が早く最近の作風ではなく 以前の大沢在昌らしい本でした。

漂砂の塔

漂砂の塔 大沢在昌

北方領土の島を舞台に、日本、ロシア、中国の思惑がせめぎ合う。現在の利権と過去の事件が組み合わさった結末は、やはり大沢節で格好良くまとめます。 佐久間公や鮫島など、痺れるセリフを言わせるのが上手い大沢氏ですが、今回はヤンの最後のセリフが格好良すぎました。

爆身

爆身 大沢在昌

スマートな体で特別な流派の古武術を使いこなすボディガード・キリ。読了後彼に守ってもらいたいと思う人は男女問わずかなりいるだろう。物語は彼の依頼人が依頼開始前に謎の焼死で亡くなることから始まる。キリと裏の世界で暗躍する人達との心の読み合いは読んでいて心が沸き立った。

雨の狩人(上)

雨の狩人(上) 大沢在昌

砂の狩人から黒の狩人も読んだが佐江はますますいいやつになってきた!

罪深き海辺

罪深き海辺 大沢在昌

大沢在昌さんの本はかなり読んでいたつもりでしたが、これは未読でした。 閉鎖的な不思議な社会の中で、主人公の動きに合わせるかのように次々と事件が発生します。氏の本に結構あることですが、ラストがちょっとあっさり。しかし十分に楽しませてもらいました。

冬芽の人

冬芽の人 大沢在昌

元刑事の女性が主人公。おもしろかった。映像化するなら誰かななんて想像して読みました。

ブラックチェンバー

ブラックチェンバー 大沢在昌

大局のためには犯罪者の稼ぎをかすめるか 権力を何のために使うのか 正義か利益か 正義を守るための金か 大平に同情する気持ちも少し出た

暗約領域 新宿鮫Ⅺ

暗約領域 新宿鮫Ⅺ 大沢在昌

 なんだかんだでずっと読み続けてるシリーズもの。キャリア採用で本来なら若くして幹部になってるはずだが同期が掴んだ警察内部の醜聞騒ぎに巻き込まれた結果、警部のまま新宿署でずっと一刑事にとどめ置かれている男を描く、という設定のこのシリーズ。荒唐無稽とは思いつつ面白くて読んでしまう。前作で最大の理解者である上司を殉職という形で失い、恋人とも別れ、新たな設定でのスタートとなった本作ではあるヤミ民泊で麻薬取引が行われるというタレコミがあり主人公が張り込みするのだが目当ての部屋の近くで殺人があって、という話。新たに上司となったのはノンキャリの星の女性警官。あくまでルールに忠実であろうとする彼女は単独行動が許されていた主人公にパートナーをつける。一方、ヤミ民泊で殺された男を巡って公安警察と主人公とも関係のあった大陸の犯罪者も動き出し、ということでいろいろ新展開が盛り込まれている。この作品の良さは荒唐無稽な設定にも関わらず不自然さが感じられないところと今回のようにヤミ民泊であったり外国人犯罪であったりと新しい要素を上手く取り込んでいるところだと思う。今回も面白かった。

帰去来

帰去来 大沢在昌

女性刑事がパラレルワールドに迷い込みながら、二つの世界を跨ぐ犯罪者と対決する、というストーリー。他の方もご指摘のとおり、矛盾点が多少あるものの、やはり最後は格好良く締めます。

9
極悪専用

極悪専用 大沢在昌

大沢在昌のエンタメ路線モノ 楽しいです。

魔女の封印

魔女の封印 大沢在昌

ダークヒロイン水原が主人公の3作目。魅力的なキャラクターを描く大沢氏ですが、私はこの主人公はあまり好みではありません(周囲のキャラクターはとても好きですが)。 今作もスリリングな展開で一気に読み切らせる力がありましたが、最後は水原がグダグダにしてしまった感じ。 鮫島と共演する作品が読みたいですね。

獣眼

獣眼 大沢在昌

600ページを超える長編だが、その長さを感じさせない面白さだ。その魅力の一つは、登場人物の造形にあるのは間違いないだろう。17歳の少女を1週間警護することになった、ボディガードのキリは素性不明ではあるものの、腕は確かだ。その少女をなぜ警護しなければならないか、がこの物語の眼目だがその辺の設定が現実離れしており、興ざめする一面もあるにはあるが、次から次へと襲いかかるピンチをどう切り抜けていくのか、ついつい先をよみたくなる仕掛けが随所にある。楽しみのために読む。それでいい。

ライアー

ライアー 大沢在昌

読むほどにのめり込んでいく大沢ストーリー。誰を信じていけばいいのか、誰が嘘をついているのか。いい本でした。

海と月の迷路

海と月の迷路 大沢在昌

新宿鮫シリーズでお馴染みの作者による軍艦島をモデルとした島を舞台にした単発作品。 炭鉱を経営する会社が支配する閉鎖的な島で起きた少女の事故死に疑いを持った新任の巡査孤軍奮闘を描く。一企業が実質的に支配する島、カーストのような職能による社会制度、プライバシーが確保できない村社会など、その外観から興味を惹かれている軍艦島って実際こんな感じだったのかも、と思わせられる作家の想像力に脱帽。 ハードカバーじゃなくてノベルスの形態での出版が多いからか軽い娯楽小説家と思われがちな作者だけど大した実力者だと改めて思った。

海と月の迷路

海と月の迷路 大沢在昌

舞台は最盛期の頃の軍艦島。少女の死は自殺か、他殺か。配属されて間もない新米警官が事件を追う。 実際にこのような事件は存在しないそうですが、見て聞いてきたような描写がリアルで話に引き込まれました。