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セシルはもうすぐ18歳。プレイボーイ肌の父レイモン、その恋人エルザと、南仏の海辺の別荘でヴァカンスを過ごすことになる。そこで大学生のシリルとの恋も芽生える... 続き

コメント

繊細で自意識過剰、誰かを深く敬愛する傍らで、軽蔑もする。圧倒的な自己中心的さが、少女の感情の揺れ動きそのものなのだと感じる。
少女だけではない。男も女も、軽薄だろうと知的だろうと。

サガンの「不足よりも過剰であるべき」ということばがしっくりくる。

陶酔も共感もできないけど、またいつか読んでみよう。

国や文化は違えど、その年齢で想うことはやはり同じなのかな。

南仏の熱っぽさとセシルの気怠いクールさが、河野さんの訳でみごとに表現されていた。「悲しみ」のなかにある心地よい生ぬるさ。

だいすきな一冊。
和訳の語感に、みょうに惹きつけられた。

エディプスコンプレックスというか少女の不安定な感情というか、、
頭で理解するというより、感覚/感情で理解するという感じの話。

南仏の夏が詰まった物語。主人公と同じ年頃に読んだからこそ、わかることがあったんだと、大人になって読み返して知る。

女子高生特有の残酷さが繊細に描かれていたと思います。

移ろう感情に任せると
だいじなものも失くしてしまう。

久しぶりに触れた海外文学。わりにさくさく読めた一冊でした。

「完璧なもの」に対する少女の残虐な破壊が描かれている。
悪い少女なのではない。誰もがその反抗心とエゴイズムを胸に抱えているのです。

ファザコン小説。愛するということは必要とすること。誰のことも必要としない人は人を愛することができるのか。

ずっと読んでみたいと思っていたが読まずにいた本。朝吹登水子さん訳の方も読んでみたい。

全体を通してアンニュイな雰囲気でした。若いセシルの、大人の女性アンヌへの憧憬の念、それと同じくらいの反発心。少しセシルの気持ちが分かるのは、私もまた大人になりきれない1人だからです。
後半はラストに向けて悲しみの雰囲気が漂いはじめます。戒めであり、愚かであり、また切なくもあり…複雑に感情を揺さぶられました。

情景や感覚の描き方が繊細できらきらと輝いているからこそ、少女セシルのみずみずしさは、彼女がかじったオレンジの汁でさかむけがしみるように、心にもしみた。
自分にも確かにあったあの頃を思い出せる、無知ゆえの未来への希望と、表裏一体の仄暗さ、背伸び、清い悪事。

大好きな一冊。原書で次は読みたいですね。

自分では分かり得ない少女の心の機微が捉えられてよかった。翻訳感が満載ではあるが、一読の価値があると思います。

まだ十代のサガンが書いた愛や嫉妬は、ガラスの十代よりもよろしく哀愁よりも、ずっと世知辛くて狡くて賢い。

読者

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フランソワーズ・サガンの本

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サガネスクを存分に味わうには、やっぱり「ジョゼ」3部作。まずは第1作「一年ののち」!虚無の香り漂う初期の傑作。 ”われわれはまたもや孤独になる、それも同じことなのだ。そこに、また流れ去った一年の月日があるだけなのだ”(ベルナール/第11章より引用) 大きな事件は起きず、ひたすらに登場人物の恋愛、嫉妬などの「感情のやりとり」が続くこの小説は、当時は賛否両論だったそうですが、これこそが、サガンの真骨頂だと私は考えています。 この男女たちの恋が、交わり、もつれて、その先には何があるのでしょう。透き通るように淡々と語られていく物語の中で、繊細な「感情のやりとり」を心のアンテナを最大限に張りつめて、よく味わいながら愉しむ小説だと思います。 この作品はジョゼを主人公とする3部作の第1作目。この世界観に惹かれたら第2作「すばらしい雲」、そして最終章の「失われた横顔」へと読み進めてはいかかでしょうか。 サガンの小説は短いものがほとんでなので、続けて長く読むことができ「サガネスク」を存分に味わえる貴重な三部作だと思います。

1年前

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imau

@kyoto

あぁ、サガンだなと感じる作品。単行本のほうの表紙デザインも見てください、意味深で色合いがすてきです

約3年前

愛をさがして

愛をさがして

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MOMOKO

喜劇といえば喜劇。 死や人生というやや重いテーマで、わたしのすきなサガンではない。 途中でなんども読むのをやめたくなって、惰性で最後まで読んだ感じ。 訳者がちがうから?「悲しみよ こんにちは」のときのように惹きつけられるものはなかった。 ライ麦のホールデンなら「be so phony」とか言い出しそうなそんな話。

約3年前