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【社会科学/社会科学総記】かつての自由が丘は、今の蔵前、北千住、人形町、清澄白河? 家賃が高くても都心に住む人々はどんなメリットを見出しているのか? かつ... 続き

コメント

売れていると聞いていて、伊勢崎へ向かうバスの時間を調整する間に新宿の紀伊国屋で見かけて手に取った記憶がある。最初の数ページを読んで、本棚に眠っていたが、最近の移動時間で読み終えた。速水健朗『東京どこに住む?住所格差と人生格差 』

なんとなく知っていた、いや、なんとなくしか知らなかった、数十年前の日本の住宅事情。時間が経ち、その傾向が変化して行く中で、この本の中で整理されていた。高度経済成長時の、郊外一戸建て庭付、ドーナッツ化現象の時代のことと、「国土の均衡ある発展」という国策と土地の所有税が安く、都心の土地が投機に流れ、土地活用が進まなかったこと。そして、税制の変更による都心価格の下落と、住み方の多様性の中で、都心回帰が進んでいるということ。選択肢がある中で、安心な選択肢に見えるのだろうか。群馬と東京を往復しつつ、職業との問題で、住む場所に選択肢があるようなないような状況で、次の住む場所と職業を考えている自分にとって参考になる本だった。

同じ著者の『フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人』で、オーガニックな食事というのは、生産コストが高く、世界的に見た人口増加から見ると、サステナブルではないという指摘があった。オーガニックに抱くイメージとは逆である。同様に実は集積して住むほうが効率は良く、田舎に一人で住むのはコスト高であると指摘する。これも田舎暮らしのイメージとは逆だ。イメージと現実が違うこと指摘は重要で面白かった。著者は食事の部分で、遺伝子組み換えも受け入れていくという選択肢を考えていこうと個人的な選択を示していた記憶がある(すでに手元に本がなくて参照できず、違うかも)。都市に住む価値はその近接性にあると結論し、そして最後に次のようにあとがきを締めくくっている。

> 遠くに行くことも同様に価値を持つ。これを書き終えたら少し田舎にでもいこうと思っている。

そういえば、数年前に、シェアハウスに住んでいた。近接性(=他人の近くに住む)というものの最たるもので、今までの生活のなかでは会うことのなかっただろう人たちと会い、遊び、話した。今でもいい友達になっている。一方で個人で集中する時間が減っていることにも気づいた。本を読んだり、個人的なプログラムをしたりする時間だ。もし選択肢が持てるなら、この二つ、近接性と距離を置くことのできる田舎を行き来したい。時間と気力とお金すべてがかかるので、できるかわからないけど。

もう一つ、都市が商業的にバルや立ち飲みバーなどで、近接性を商業にする一方で、地方は財政の問題から、住民間の近接性をあげて、問題を解決する必要がある。そうしないと成り立たなくなる。ポートランド州立大学のスティーブジョンソンは『Spectator ポートランドの小商い』の中で、群衆の知恵による問題解決を重要視している。ハード(焼却炉、ハイウェイ)ではなくソフト(リサイクル、乗り合い)などで問題を解決して行くということだ。そういう意味では、地方も近接性をあげて行く必要があるのだろう。税制の問題とは違い、「国土の均衡ある発展」については、票田の関係で解決はされていないが、解決策であるように思った。

面白かった。私は転勤族育ちということもあり、既に9回引っ越しを経験しており、今年おそらく10回めになるが、これは日本人の平均引っ越し回数の倍以上らしい…
情報交換において「人と会う」ことの効率の良さって、ほんとあるよね

東京に住むことの世代別トレンドをデータとともに丹念に追った本。実に興味深い。

郊外のマイホームなんて夢も憧れもない。
都市での暮らしを望む価値観はあらゆる世代で増える予感。この本で紹介されてるエリアは要チェックですね。

都市の密度、利便性、効率性を所以とする「近接の価値」を説く一冊。近年の都心回帰を読み解く視点の1つとして面白い。

ただ、途中の引越し事例集は業界も偏ってるし、なんだか余計な印象。

読者

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速水健朗の本

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

タイトルどおり、東西のいろんなバンドが解散に至るプロセスを網羅したもの。大雑把には売れてエゴが増大した結果か落ち目になったからか、に大別はされるんだけどそれなりにストーリーがあって面白い。凄く仲良くて始めたバンドで最後は憎みあって、というのが最悪のパターン。アイドルグループとか日本のビジュアル系バンドとかのもけっこう載ってて個人的にはそっちは興味ないんで国内編と海外編に分かれてたら良かったな。 一番意外だったのはとっくに解散してると思ってたグループがけっこう細々と続いたりしてる、というところかな。お金がからむとやめるにやめられないよね、なかなか(笑)

3か月前

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tomakomai47

割となんでも読みます

浅田彰氏のインタビュー記事べらぼうにおもしろい。

6か月前

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Wataru Ono

本に読まされてる

ご近所付き合いや地域コミュニティなどの共同体の弱まりに反比例して、自分探しの焦燥感が強まる。 自己は他者からの評価で形成され、故に共同体ではない他からの評価を求めると説く。

8か月前

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本好きです!マンガも大好き!

第3章を読みました。 浅草十二階、お化け煙突、東京タワーと続いてからのスカイツリー。 東京タワーが建ってからすぐの影響やランドマーク的存在よりも影響力が小さい気がする。

8か月前