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東日本大震災で被災した日本製紙・石巻工場。機能は全停止し、従業員でさえ復旧は無理だと考えた。しかし社長は半年での復旧を宣言。その日から彼らの戦いは始まった... 続き

コメント

何度も涙がこみあげてきた。何度も。
この本の紙がどこで、誰の手によって作られているかなんて。
未曾有の災害から立ち直るまでの東北の道のりなんて。
知ろうと思えばいくらでも知れるのに、知った気になっていた。
哀しみと、希望と、勇気に溢れた一冊でした。この本は、読まれるべき一冊です。

★5 本がもっと愛おしくなる本。紙に対しての意識が変わる。目で、指で、匂いで、感じよう。
東日本大震災で被災した製紙工場がどのように復興したか、なぜ復興できたのかを伝える。接遇だなぁと、巻取を回収するところを読んで思った。

出版を生業にしたからには、知っておかないといけない、と思った。なんども泣いた。映像が浮かぶ力作だった。

自分が何も知らなかったことを改めて知る。

本は好きだけど、製紙会社によって紙にどんな違いがあるかなんて考えたこともなかったし。

地震と津波で東北にある製紙会社の工場が被災したのは知っていたけど、どんな想いを持って、どうやって復興を成し遂げたのかも知らなかったし。

東北出身なのに、東京で暮らしていると、ほぼ地震のことは忘れつつあって、やっぱり被災地との大きな隔たりを感じる。
こうやって、今更ながらでも、ひとつひとつ知るしかない。

発売されたときに話題になっていて、メディアでよく名前を見かけた。プロジェクトX的なものを想像していた。いつか読んでみようと思っていた。

文庫になったのを機に購入。あ、思ってたのとちがう……けど、震災関係の本だと知っていたら読まなかったかもしれない。
3.11の震災で工場が動かなくなった日本製紙の、復活のノンフィクションだった。

日本製紙という会社を通して見える震災の様子、社員の姿勢、出版を支える者としての矜持、ひとりひとりの想いが紙に詰まっている。そして、僕はそれを日常的に読んでいる。
あらためて、すごいことだ。
日常を支えるってのはすごいことだ。

日本製紙の社会人野球チームの話が、あったかかった。

カッコよくて。
頭が下がって。
涙が溢れます。
ページを繰る時、思わず紙を撫でてしまいます。

まさか日本製紙の石巻工場が、大好きな本の紙をたくさん手がけていただなんて。
震災のときは、食べるもの、光熱に関するもの、通信などの復旧についてたくさん考えて、そういうニュースばかりが気になっていましたが、私たちは日常で紙に触れない日はなく、今日触れた紙もどこかの工場で生み出されたのだと、当たり前のようなことを改めて思います。人々のリレーが繋がって、紙がつながって、私たちの目の前に本がある。小さい頃はよく新しい本で手を切ったりしてたけど、最近はそんなこともなくなった。それは紙が工夫しているからなのだ。
明日読む本も、石巻工場から生まれたのかもしれない。
東北人、日本人の根性、粘り強さ、諦めない心、思いやり、全てが揃って奇跡を生んだ復活までの、ノンフィクション。

読み進めていくと、この本自体のページをめくっていくのがいとおしくなっていってました。もちろん、この工場で作られた紙で製本されています。

魂込めてやってる人はやっぱかっこええな。へこたれへんねやは

読者

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佐々涼子の本