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祝!芥川賞受賞 村田沙耶香 最大の衝撃作はコレだ! 10人産んだら、1人殺せる。「殺意」が命を産み出す衝動となる。 今から100年前、殺人は悪だった。1... 続き

コメント

『消滅世界』の手前の世界が描かれているように思う。私は村田沙耶香作品のほとんどに共感できるのだけど、それはきっとマイノリティなんだろうと思う。村田沙耶香作品に描かれる恋人関係に憧れもする。セックスと恋愛と家族制度はもっと合理的に分けてもらった方が生きやすいのになー。正常と異常はいつだってひっくり返る可能性がある。

普通だと思っている価値観が、必ずしも当たり前ではないことに気付かせてくれる本。この感覚、海外旅行にいったときみたいだ。

語彙を、失う。
読後に漏れた言葉は

「マジか」

でもそれしか言えない。
短編集。全て現代社会では存在しない、有り得ない(とされている)ことばかりなのに、起きても不思議は無いような説得力がある。
忘れられない一冊になりそう、。

小説が苦手な私が珍しく一気に読めた。
設定が面白いのもあるけど、文章って相性があると思う。

読んでてまったく映像が浮かばないものもある。

正義とは何か?

ちょーおもしろかった。他の短編もおもろい。本人のやりたいやりたくないという感情の前に制度はもう回っちゃってるってやるせなさを描くのがとてもうまい
トリプルに関しては、もうポリアモリーって生き方があるやんけ とはじめ思ったけど、セックスの仕方があたらしかったから、ここで変化をつけたんだねーと思った

ほとんどの人が性行為によって妊娠することのなくなった世界。
人口を保つため政府が打ち出した、10人出産したら1人誰でも殺す権利を得られる「殺人出産制度」が施行され、当たり前となった世界。
「産み人」が神聖な存在として崇められる世界でどこかそれを迎合できない育子は、同僚が「産み人」となった時もそれを純粋には喜べない・・・「殺人出産」他3編

村田沙耶香さんの描く世界はどこか皮肉めいているけど反骨精神とかではなく、全て真面目で冷静な感じがして好き。

今の異常が当たり前な世界、という話。
設定は斬新で新しい世界を覗き見てしまったような感覚でわくわくした。

独特の世界観にどんどん読み進めていけたけれど、その割には読み終えた後の読了感というか感想が特にないような感じだった。
なんと言えばいいのか分からないけれど、読み終えた後に余韻とかが何も残っていないような感じ。

もしかしたら私には向いていなかったのかも。

今の常識から考えれば、おかしい考え方が常識となった世界の話が4編。

何が正しいか、何が正義かなんて、その時代その瞬間によって違っていて、どんな狂気に満ちた考え方だって、世の中がそれを正しいとしてしまえば、それが自動的に「正常」になってしまう。今自分が正しいと思っていることも、時代が違えば悪となることもあるのかもしれない。そんな世界の曖昧さと虚しさを、淡々と描いている作品だった。

でも正直、この作品の世界で生きたくはない。

読者

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村田沙耶香の本

地球星人

地球星人

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ノノハル

my本棚の前で立ち読みしてしまい…

奈月の持つ世界感は苦悩する少女の持つSF的空間だけれども、なんだか納得する世界だ。 確かにそうかもしれないと思わせる。 読み進めるほどに、境界線がだんだん緩んでいってしまう。 一気読みだ。 地球人じゃなくて地球星人なんだと改めて認識して、自分の固定観念も認識。

1日前

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タダイマトビラ

タダイマトビラ

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いさ

♡をまーるく。

☆4 子供だから愛せるわけではないし、親だから愛せるわけでもない。それでも、私たちは「家族だから」愛してる愛されてる、って思いたくなる。 村田さんの作品は型に嵌った枠を壊しちゃうことで物事の本質を剥き出しにしちゃうのが恐ろしい。今作もとってもクレイジー。

1年前

マウス

マウス

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あなご

教育と心理の仕事。1987生

読んでいて小学校の頃のことを思い出した。いい子で臆病者の主人公よりは、別に人からどう思われてもどうでもいいと思って浮いている瀬里奈の方に共感できた。瀬里奈が「くるみ割り人形」という物語を得て変身するところが好きだ。自分も物語を得て演じて生きてきたし今もそうして人前で生きてる気がする。一人の時と、心許した相手の前だけでは演じずにいられる。大嫌いと言える相手が一番大切。

1年前

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