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コメント

『闇の中の男』があまりにも良すぎて、読み終わったその足でそのまま本屋さんで購入。

みんな一度絶望したりある意味生まれ変わって、それでも生きてる。
三世代に渡って、それぞれ女性とうまくいかないのはどうなんだ。

知らないところで繋がりがあって、互いの関係に気づかずとも(見方によっては)温かく濃い関係を結ぶ感じがとてもよかった。

読み切るのにずいぶん時間がかかった。ゆったりと物語が紡がれており、ふしぎなことが続く連続。ストーリーだけなら嘘くさい内容だけども現実味を帯びた説得力というか切実性があり信じて読める。面白かったという読後感でもなく、こんなこともありうるのかな不思議、というぼんやりした感慨が残る。

思いがけないところで人との繋がって行くことでドラマが動くことの面白さを感じた。

初めてオースターを読むと言う人に、まず勧める一冊。ちょうど良い読み応えと、少年の成長譚の親しみやすさ。と言いつつ学生の頃から読み返してないので、また読んでおきたい。

「太陽は過去であり、地球は現在であり、月は未来である」
結びつく繋がりって色々あるんだなー

傘を差しながら車椅子でストリートを闊歩する場面が、頭に焼き付いて離れない。物語の凄みを感じさせる。

人生で読んだ回数上位。
つまり毎回忘れてる。
なんか十代の時喪失感が欲しくて読んだなぁ〜

2016.1.31

青春小説。

三世代にわたるストーリー。
それぞれの男たちに共通するのは、血縁、そして絶望。
絶望を通して、人は生まれ変わる。

キティのような素敵な女性になりたい。世界観もたまらない大好きな一冊。

人生は偶然だけど必然で
何か得る為に何かを失う
逆もあり

何処かのキャンプ場に置いてあって読んだのだけど飲みながらこれずっと読んでた。

オースターは、喪失感を表現する天才だ。この作品を読んで心底思いました。

物語自体が、月の満ち欠けのようです。消えては満ちてまた欠けて、無くなっていく。

喪失を繰り返す中で、どん底にいた主人公が下した定義の一説が大好きなので、紹介させてください。

『僕は崖から飛び降りた。そして、最後の最後の瞬間に、何かの手がすっと伸びてきて、僕を空中で捕まえてくれた。その何かを、僕はいま、愛と定義する。それだけが唯一、人の落下を止めてくれるのだ。それだけが唯一、引力の法則を無化する力を持っているのだ』

読者

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私立探偵ブルーは、変装した男ホワイトから、ブラックという男を見張って欲しいう奇妙な依頼を受けた。 ブルーは見張り続けるが、ブラックの日常には何の変化もない。 ブラックは毎日大半の時間、机に向かいただ何かを書いている。 次第にブルーは、ブラックの正体やホワイトの目的を推理して、空想の世界をさ迷うことになる。 ブラックは、はたして毎日何を書いてるのか。 幽霊たちとは、誰のことなのか…。 推理小説としても、もちろん読めますが、それだけじゃない何かがあるのが魅力な一冊です。 その何かが、オースター作品の魅力ですね。

8か月前

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Eiji Kobayashi

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64歳、これから人生の冬の季節を迎えようとする著者(若くもないが後期高齢者でもない)が、自らの過去を振り返り、掘り起こし、レイヤーを剥がしながら、「身体」にまつわる様々な記憶とエピソードを幼少期からの時間軸で綴ったメモワール。かつての自分を「君」と呼び、現在とは一定の距離を保ちながら二人称で語っていくことで、自伝的ではあるがいわゆる自伝ではなく(柴田さんは「ノンフィクション」と書いている』、読んでるこちら自身の記憶も掘り起こされながら、ぐいぐい読まされる。ほとんどオースターの他の小説と同じ面白さ。(原書で)翌年刊行した『内面からの報告書』と対をなす。

1年前

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スエヒロケイスケ

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再読。初期の方からポールオースターも読み直しているところですが、これの前の、最後の物たちの国で、を抜かしてこれを読んだわけですが、ここからポールオースターの小説は、ヘヴィーなところとユーモアとのバランスがとれて絶妙な絶望感というか、孤独と邂逅、死にぞこなって生きながらえるその波の反復がやってきた。一方的にカタストロフしていく中にも波があって、再生するインターバルがあって。ただ落ちるジェットコースターではなく、だんだん造りの凝ったルートになっていく。あー、やはり順番に読むべきだった。

約2年前

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