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コメント

この本を読んで、一番感じるのはやっと読み終わったという達成感。面白いけど、内容が盛り沢山で、頭を使ったなぁと。

下巻の内容は
人が自らの無知を認めた上で、新しい知識の獲得を目指すようになった科学革命(それまでは世界の全ては神によって知られていると考えられていた)。
科学革命は帝国主義、資本主義と結びつき、より多くの富をもたらした。しかし、人は本当に幸福になったのか。そしてこれからどこに向かっていくのか、
といったもの。

最後に書かれた著者の問いは、「私たちは何を望みたいのか」だったが、そもそも望んだものを手にした結果、人は本当に幸せになれるのだろうか。また、後の人はそれをどう評価するのか。人類の未来への問いは尽きない。

次の言葉が印象に残った。
「歴史の選択は人間の利益のためになされるわけではない」

エネルギーは尽きることはない。心配するな。新たな発見がある。ブッダは何を思ったのか。それが木になる。気になる。

私たちは何をのぞみたいのか?
この疑問に応えられない、あるいは対話を行わない限り、人間はその欲望にどこまでもひきずられるのだろうか?この本が実際に書かれているのは2011年。そしてトーマス セドラチェクが「善と悪の経済学」を出版したのも同じ年。その翌年がピケティのあの資本論。アカデミズムの場から始まった警告は偶然ではないのかもしれない。

読者

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ユヴァル・ノア・ハラリの本

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

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いちぎょう

読みたい本が次々増えて困る。

ボリュームはあるが、文章は読みやすく、何と言っても面白い。 人類史上最大の発明は貨幣である、とはどこかで聞いたことがある。 硬貨や紙幣にはモノとしての価値はあまりない。 それなのに全ての人が貨幣は何らかの物品と交換できると信じている。 ある意味、貨幣は神より普遍的に信じられている。 この、フィクションを信じて共有することが、文明の発達を進める力となった。 その力はこの先人類をどのように変化させるのか。

10か月前

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サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

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T_Inaba

都内の出版社で編集者をしています…

ジャレド・ダイアモンドにスティーブン・ピンカー、ダニエル・カーネマンにスティーブン・ドーキンスにレイ・カーツワイル……上記のような優れた著作家の名著がごった煮になったような本だ。「○○の世界史」50冊分の密度。この著者のオリジナリティはあまり感じないが、「認知革命」「農業革命」「科学革命」といった区分でサピエンスの歴史を見事にまとめてみせた力技には圧倒される。

11か月前

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