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もうひとつの「カーネーション」がここにあった! 日本統治下の1930年代の台湾に「洋裁」に夢を託した少女がいた。『主婦之友』『婦人倶楽部』…日本の婦人雑誌... 続き

コメント

NHK朝ドラ「カーネーション」が好きだった人は、楽しめると思います。台湾版「カーネーション」ですね。

あと、台南という街の路地の移り変わりを余すところなく伝えているので、
それはそれですごいなーと思う反面(下手な戦前の在台の日本人が描く台湾小説よりよっぽどよく書けている!)、
個人的に台南という街に行きまくっているので、
路地の詳細な説明をたやすく理解できるけども、
例えば台南に行ったことのない人が、
その箇所を見て、どこまで想像できるのだろうか……。
そんなところが、気になりました。

ただ装丁が素晴らしく、文字のインクまでセピア色にしていて、
デザイナーさんのセンスの良さを感じました。

最終章、晩年の主人公のおしゃれな姿の写真が忘れられない。日本統治下の台湾に生まれ、日本の洋裁雑誌を読んで手に職をつけ、戦後台南で洋裁学校を設立し(そして閉じ)た女性の一生を、その息子が振り返る。訳者解説に書かれている通り、日本人だとどうしても日本統治時代に関心が行きがちなところを、その後の長い戦後を丁寧に追い、そして一族の歴史を振り返る形で清の時代の台湾にも触れている。すぐ読める、短い、可愛らしい本ながら、相当に吟味された歴史叙述観が感じられる。それは著者の見識であるとともに、母と母らが生きた時代への敬意であるのかもしれない。

読者

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文学

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第31回山本周五郎賞、第38回日本SF大賞受賞。 時代が50年ほど飛び、「脳波ゲーム」に突入してしまって、混乱。SF色が濃くなっても、上巻と似た色を感じたかったなぁ。「山本周五郎賞」だからと手に取ったけれど、やっぱりSF苦手だと再確認。

約21時間前

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京都伏見のあやかし甘味帖 おねだり狐との町屋暮らし

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気の強いお姉さんと和菓子オタク草食男子の京町屋暮らし。よくあるパターンですが、お狐様達の姿が「虎太郎」にも見える事かな。「れんげ」さんの謎もあるけど、きっと虎太郎さんにもあるんだろうなぁ。 甘味のお話が間に挟まって、ガイドブック風になるのが苦手かな。

3日前