31banp39q4l

動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打... 続き

コメント

自然には驚くことがたくさんあると気付かされた一冊です。

後輩が送ってくれた本。一見して分からないものでも、そのカタチになるのには、ちゃんとした理由があるんだ。その理由を考え知ることが何事においても大切なのだと感じた。

生物も物理法則に従うことがわかった。

読者

3602ae9b b665 40b2 a8e2 9afc24bd0e6d92c8cc90 799b 4c98 bbe9 a4e8f15cf559C8afdf3a 9ef7 43bb 844c 873405613213Edee0992 aca3 4045 bb5a a942ffcf936cIcon user placeholderCc2bdcab e710 4c03 8ba2 2c0be372d18044b72f83 871b 4e5d 811c 4dda4566b1df46c89a22 0376 43ff 993c c2a9461d48aa 52人

本川達雄の本

ウニはすごい バッタもすごい - デザインの生物学

ウニはすごい バッタもすごい - デザインの生物学

4d46ba63 1c1c 46b0 9c59 0d4cf4dee2f8

Katsuhiko Moroi

乱読家です

昨年あたりからのストレス解消は、およそ仕事にも生活にも関係ない、どうでもいい知識を仕入れて悦に入ること。誰かに話すこともせず、「なるほど、すごいな」と思うだけで満足しています。 という意味では、この本は最高の時間を与えてくれました。著者は歌う動物生理学者の本川達雄さん。「ゾウの時間 ネズミの時間」の中で「ゾウさんもネコもネズミも心臓はドッキンドッキンドッキンと20億回打って止まる」と忘れられない歌を作詞作曲しています。 現在、知られている動物の種の数はおよそ130万、その95%が背骨を持たない無脊椎動物。本書はサンゴ礁、昆虫、貝、ヒトデ、ナマコ、ホヤなどを取り上げ、なぜ今のようなデザイン、機能を得るようになったのかを説明します。 面白いと思ったのは、昆虫は筋肉とクチクラという素材をバネに、羽という錘をつけてバネ振り子を構成。最初にちょっとだけ筋肉を収縮させてやれば、あとは自動的に羽の上下振動を繰り返すという話。貝殻の対数ラセンの話。体中に不味く感じさせる物資を持ったウミウシの話。ヒトデが星型(五放射相称)となった誰もが納得できる理由などなど。 圧巻は、ナマコの話。 ナマコの皮はキャッチ結合という組織により少ないエネルギーで長時間硬くすることが出来ます。「毒を備えており、捕食者の心配はほとんどない」。「動くといっても、砂を食べる場所を少々移動するくらい。そのための筋肉はごくわずかでかまわない。おかげで筋肉が少なくなり、体の大部分は身を守る皮ばかり。そんなもの、食べても栄養にならないから」「ますますナマコは安全になる」。そして著者は、そのような環境を「ナマコ天国」と名付けます。 最近、ジャカルタの都心に水族館が出来ました。タッチコーナーなるものがあり、サメの赤ちゃん、ウミウシ、ヒトデ、小型の熱帯魚に触れることができます。ナマコがいたので手で包んでみました。なるほど、幸せそうでした(笑)。 本書は再読に値する本と思います。著者の作詞作曲した楽譜も十分楽しめます。動物生理の学術書ですが、読書が娯楽であることを認識させてくれる新書らしい新書です。お勧めの★★★★。

11か月前

F323259c f50a 4e7a b901 7ff05ad808cd9e2d8372 58f7 4a53 8c2a 8d674cbfb6ddB4f0ccae 34de 47a8 a150 5c46e2c37306 10
生物多様性 - 「私」から考える進化・遺伝・生態系

生物多様性 - 「私」から考える進化・遺伝・生態系

Da7ed40f 2e85 4d0f b348 238216b8aa92

Ritsuko

本の街 神保町で働いています。

新書レジェンドの一冊「ゾウの時間 ネズミの時間」の著者 本川先生が、なぜ種(しゅ)を絶滅させてはいけないのか、生態系のシステムについてわかりやすく解説。ぜひ高校生の娘に読んでほしくて買ったけど、書名が堅すぎてとっつきにくそう。 むしろ帯裏のコピー「地球の裏にいる未知の虫が絶滅して、何か問題でも?」を書名に採用してほしかったなぁ〜

3年前

Icon user placeholderIcon user placeholder