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【文学/日本文学小説】黒田みつ子、もうすぐ33歳。男性にも家庭にも縁遠く、一人で生きていくことに、なんの抵抗もないと思っている。ただ時々、迷ってしまうこと... 続き

コメント

私の人生って、つまんない?正直に答えてよ、A!──おひとりさま満喫中な32歳独身みつ子と彼女の脳内にいる「A」。この2人のやり取りが面白かったり共感したり。
ある種の恋愛哲学本かもしれない。
語尾にハートマークをつけるような喋り方をすればいい、という「A」のアドバイスはなるほど!と思った。男でも女でも、自分に向けられたハートマークは嬉しい、っていうの。
これから私も語尾にハートマークをつけることを意識しよう(♡)

一人が一番心地いい、と思いつつ、そんな自分に焦っている人にぴったりな作品。

自分で作り上げた脳内人間"A"に励まされたり、諭されたり。ちょっと病的にも思えるけど、とんだ妄想癖、と切り捨てられず、ちょっと感情移入しちゃう可愛さがある主人公。
オレンジジュースはなくても死なないけど、あると嬉しい。水のごとく、私にはこの人が必要!でなく、オレンジジュースのような気持ちでもって他者に臨めたら、きっと楽。2017.2

「ううん、多田くんは何も悪くなくて。
自分が根本的に人を必要としていないことがショックだったの。
人と一緒にいるのは楽しい。気の合う人だったり、好きな人ならなおさら。
でも私にとっての自然体は、あくまで独りで行動しているときで、
なのに孤独に心はゆっくり蝕まれていって。その矛盾が情けなくて」

主人公のみつ子とは年齢は違うものの、ひとりが楽で、自分から恋愛に距離を取っている、そんなところが似ていて、とてもスムーズに読めました。
心がすっと軽くなるAの言葉が心地よい。
みつ子が涙を流すのと一緒に、私も涙を流しました。

明日から私も語尾にハートマーク付けてみよう!(♡)

私と脳内のAとのやりとりにはくすりとなるところや共感できることがたくさん。
綿矢りささんは残念なこじらせ系の女子を書かせたらピカイチだなって思う。

独りでいることに慣れて 人との距離感に戸惑い そんなときに 脳内人間「A」がいつも側にいて アドバイスくれたり 慰めてくれたら 生きやすいのはすごくわかる
だけど弱い人間のままでいたら それがなくなったときに どうしようもなくなってしまうから 少しずつでいいから 強くなっていかなければと思います

読者

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綿矢りさの本

ウォーク・イン・クローゼット

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あなご

教育と心理の仕事。1987生

綿矢りさの作品はいつも可愛い女の子の声で脳内再生される。たとえ男が主人公であっても。綿矢作品は自分とは異なる感覚の人物が多く描かれるけど、でもわかるし、読んでて面白い。綿矢りさは不思議な作家だ。可愛い人だ。

18日前

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蹴りたい背中

蹴りたい背中

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ふか

日本 北海道

主人公の気持ちがわかるような、わからないような… でも、心に染みるものがあった。主人公の心や主人公が見た物の表現が良かった。好きな作品。

3か月前

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憤死

憤死

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kiyora1028

小説が好きです。

綿矢りさの短編集。 短編4つ全部が、小学生時代の不思議な体験から始まって、大人になってそれを思い出すっていう話の流れだったのはわざとなのかな。 子供時代から大人までみたいに、描かれている時間が長い作品は、 短編だと読み終わったあとにもの足りなくて、もっとこの物語読みたかったなーって思うことが多いんだけど 今回の4つの短編は読み終わった後に、この物語はこの長さで完結してるから面白いんだなという謎の満足感があった。 多分、物語の大事なシーンとそうでないシーンで描写の細かさが、絶妙なバランスで混ざっててるからかなと思った。 うーん、なんでだろう。

7か月前

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