51znimmfi7l

舞台は、アパートの一室。別々の道を歩むことが決まった男女が最後の夜を徹し語り合う。初夏の風、木々の匂い、大きな柱時計、そしてあの男の後ろ姿-共有した過去の... 続き

コメント

短めで読みやすい。ミステリーだと思うと少し物足りないかも。恋愛小説とも少し違うような…。あるポイントからの霧が晴れるような展開が良い。

千浩といい父といい、男はどうしようもない。秘密を守り抜く母親だったり、前を向こうとする千秋だったり、女の方がよほどつよく見える。

恩田さんの本を(意識的に)読むのは二回目。相変わらず章替わりの寸前にCMを挟みたくなるような、ぞわぞわするような数行を挟むのでやめられなくなる。恩田さんのミステリー(と呼ばれるもの)では、真相ではない部分が切り取られて飾られている気がする。たまに読みたくなる。

題名、表紙負けした内容かもしれないが、
解説はいい。

初めての恩田陸作品でした。

主な登場人物は、男と女2人
場所は2人が住むアパート
時間の流れは、2人が別れる一夜

こんなシンプルな出来事を
男女2人の目線で300ページくらい
にもかかわらず、
夏に手にとって読み終えたのが今。

淡々と描かれている為、なんとなく盛り上がりに欠けるなと。
いまいち、話に入り込めずさーっと読んじゃいました。

全ては憶測に過ぎず、
どこが事実なんだろうかと、なんとなく腑に落ちないお話でした。

2017/7/4読了
長いこと積読だった本をようやく読み終えた。10年前ならもっと楽しく読めたのかなー。恋愛ものとしてはヒリヒリしすぎて冷たい話だと思うし、サスペンスにしてはサラッとした話。恩田作品って本質的に恋愛体質ではない登場人物が多い気がする。理性が先にたつというか。
大人より高校生とかがメインの話がこの作家さんだと好きだな。

不思議な本だった。ある夜、主人公は男と女。恋愛関係だけではないふたり。互いに抱く様々な感情にゆすぶられる。ふとした表情から感じ取る憎悪だったり、いつも見慣れた表情や癖に愛を感じたり。人の感情って確かにこんなにくるくる回るよなあ。って文字にされて感じた。目紛しいふたりに翻弄されました。面白かったです。

可もなく不可もなし。読書スランプ中には、さらりと読みやすい作品だった。

別れ際の男女の一夜。禁断の恋と過去の事件が紐解かれてゆくスリリングなお話しでした。
相変わらず読者の記憶を刺激しまくりで、苦い味わいなのに面白いです。

最後の夜、思い出をヒントに謎を追って行くぎこちない二人。疑心暗鬼の中、夜は更けていき、妄想と思い出が真実を浮かび上がらせて行く。
男と女の視点が交互にくるので、読みにくいかなと思ったのだが、女の身勝手さや強さ、男の思い込みや苦しみが、相互にヒタヒタと染み込んで良かったと思う。やっぱり女って強いか!

みんな目を背けるけど、それが真実で、現実で、
心のどこかで分かっていても、
やめることもできず、期待し、探してしまう、
タバコや砂糖のようなもの。
人は果たしてこの病気への最適解を見つける事が出来るのだろうか?
読後、そんなことを少し考えた。

障害があるからこそ燃え上がる恋
ってよく聞く話だし、無関係だと思ってた。
けど、この本を読んでそういえば自分にも
あったなあと思い出した。

相思相愛がわかっていながら踏みとどまる所や
相手のささいな仕草で自分への想いをはかる所、
嫉妬や喜び、憎しみがリアルに表現されてて
かつての自分と重ねてしまった。

語り手が変わっていく手法は好きなのですが、終わりが予想できてしまってあまり楽しめなかった。短くて、パラパラっと読むにはいいと思う。個人的に恩田陸の小説は大好きなものとそうでないものがはっきりしていて不思議。

ひと組の男女。別れの日。引越し前夜の会話。こんな結末になるとは。

タイトルも知らない深夜の映画をなんとなく見終えた気分。情景描写が多く、しつこく感じられるところもあったがさらりと読める。

読者

226ecdb3 f0e5 4a5c a2dd a2cbfe6c51911525b978 75b4 4758 ae92 afa4d5728ad4Df1abb6d 4f5d 4a5b 8d8e 4e27277166e9458ad271 7b87 4f58 b6c8 2174cd27c5c21fe10ade aa0d 4b9e 90af 16ad0206af2a2a0e4519 dda3 4db5 8dff 8e25eeb5269c7d8e41ec 6211 40ea bd26 48c1cd52ac02F9ed6367 e960 4960 9836 90617222a3a0 142人

恩田陸の本

八月は冷たい城

八月は冷たい城

A2d0b282 e632 4433 97af bdf521d93f3e

らいこ

ファンタジーとハッピーエンドが大…

『七月に流れる花』の続編に位置付けられるお話。 『七月に〜』でお城自体の秘密が明かされた後の、「みどりおとこ」の秘密の話。

2か月前

920b0282 2ef3 4ce4 94aa f963c9b6650eIcon user placeholderIcon user placeholder 8
七月に流れる花

七月に流れる花

A2d0b282 e632 4433 97af bdf521d93f3e

らいこ

ファンタジーとハッピーエンドが大…

隠されていた謎は、寂しくて悲しいものでした。 かくしていたものは、優しい優しい嘘でした。 しっとりとした物語。 真夏の日差しの中で読み返したいな。

2か月前

920b0282 2ef3 4ce4 94aa f963c9b6650eIcon user placeholder9534efea 5f58 4a6a 8c81 a144fedb6827 8