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四人の声で語られる百年の物語。フィンランドの新鋭、衝撃のデビュー長篇。助産師として強く生きた祖母。写真技師だった奔放な母。子供好きで物づくりに長け、若くし... 続き

コメント

これはフィンランドの小さな村に住む、ある家族の物語。
この家には、伝えなかった言葉があり、使われなかった拳銃があり、燃やされた手紙があり、家族にさえ言えない秘密がある。
互いの胸のうちに秘密を抱えたまま、理解できない家族のふるまいに怒ったり泣いたり傷ついたり…それでも、毎日を生きていく。
そんな家族の100年の物語。

本書はマリア、その娘のラハヤ、ラハヤの息子の嫁カーリナ、そしてラハヤの夫オンニの四人の章に分かれている。
数年おきに起きる小さな事件が、時代を行ったり来たりしながら語られる。
違う章で同じ出来事を違う人物が語ると、出来事はまったく違う様相を見せる。
秘密を明かさない故に、寂しさも愛しさもまっすぐに伝わっていないことが読者だけはわかる。
それが本当に、せつない。

ただよく読むと、実は彼らの秘密はいつの間にか次の世代にひそかに伝えられていることが分かり、それはそれで救われる思いがする。
そして、その秘密の最後の継承者が血の繋がりのない嫁カーリナであることが、またいい。
この家の秘密は、血ではなく、それを引き受けられる強さと感受性を持つ者に継がれていくのだ。

読者

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文芸

大どろぼうホッツェンプロッツ (偕成社文庫 (2007))

大どろぼうホッツェンプロッツ (偕成社文庫 (2007))

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あんこ

ほぼ漫画

小さい頃に読んでた大好きな本 大泥棒なのに盗むのがおばあさんのコーヒー挽き器とかお昼ご飯のソーセージとザワークラウトだとか ザワークラウトが何なのか知らなかったので、おばあさんの手作りはとんでもなく美味しいのだろうと妄想してました

約2時間前

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つるかめ助産院

つるかめ助産院

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きなり.

こころがふくふくするような物語が…

読んでいると、南の島の光景がとてもイメージできて、島の空気を感じられた。 料理や食事の場面も多く、その香りまで伝わってくるような描写がすごく好き。 人を産み育てることの喜びと悲しみ。 生きること、死ぬこと。 生まれること、産むこと。 出会うこと、別れること。 そして食べること。 小川糸さんの作品はどれも、人が生きていくことはすべて厳かで神聖なことなんだと思わせてくれる。 そう感じた瞬間、なんだか涙がでそうになる。 大げさでもなんでもなく、今生きていることがありがたくて、わたしを生かしてくれている人たち、ものごと、すべてにありがとうっていう気持ちになるのです。

約2時間前

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