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米国政府が行っていた大量監視の実態とメディアの役割等をあのスノーデンが明快に解説。後半はスノーデンの顧問弁護士や公安事件に詳しいジャーナリストら日米の精鋭... 続き

コメント

既に私達は監視社会の中に生きている。
勿論、監視される側で。
共謀罪法案は、国家権力を強くはするだろう。
しかしそれが、私達の社会を強くするとは限らない。
専制政治化すれば、暴力的な抵抗と制圧が行われ、そこに費やされるエネルギー分、経済と生活は低下する。
そんな社会にはしたくない。

監視社会である事実を白日の元に晒したスノーデン氏のことは、「そういえばニュースになったなー」くらいの認識で、大問題になって世界中で大騒ぎになったっけな、と思い出した。
という、甘い認識で読み始めてすぐに、根本的な問題は「不法に監視されていて私のプライバシーがない」ということではないことに気付かされた。
民主主義の根底が揺らいでいる、とスノーデン氏は警告したのだ。生まれ落ちた世界が民主主義で、社会の時間になんとなく習ったよね、程度の印象しかない「私には当たり前のこと」は、真実どんなものであるのかをもう一度考えさせられる。

最後の方で紹介されるアリストテレスの言葉にはっとさせられた。
「人々が政府についてすべてのことを知っていること、これが民主主義だ。政府が多くのことを知っているが人々が政府のことを知らない、これは専制政治である。」

民主主義が根底から揺らいでいるこの世界はどこへ向かっていくのだろう。
私たちが注目し、改善し続けなくてはいけない。
日本だって秘密主義な政府だ。人ごとにしてはならない問題であったと再認識させてくれた本。

読者

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社会

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fuku

設計事務所勤務ゴミリーマン/元ク…

同期一番の出世頭が大口顧客を怒らせた! 人気タレントがセクハラ疑惑で降板? ああかわいそうに、でも少しだけ(そう、ほんとにほんの少しだけ!)笑みがこみ上げて来たりはしませんか、よくないことだと知りつつも。自分もそういう感情を抱いたことを白状せざるを得ないけど(それも頻繁にというのがまた救いがない)、そういう感情をドイツ語でシャーデンフロイデという。日本語だとネットでいうメシウマというところ。 人間社会に限らず、競争に満ち満ちているこの世においては、シャーデンフロイデは、競争の中で自分が相対的に優位に立ったことに対して人間が感じる快い感情であるらしい。しかし、そうした快感も、妬みを覆い隠すような形で正当化されてしまえば凄惨な犯罪へと容易に転化するという。例えば、ナチスのユダヤ人虐殺のような。にわかには信じ難いけれど、ユダヤ人は劣った存在などではなく、優秀であるからこそ排斥すべきであるという理屈は明らかに妬みから生まれたものだろう。 明日は我が身と思いながら、自戒の念を抱きながら読む本。

2日前

心の文法―医療実践の社会学

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Shun

普段は帰宅後に、休みの日は散歩し…

感情や記憶は、個人の能力に還元されやすい。その考え方に基づき医療も行われやすいのだが、一方で医療とは、患者と医療者が向かい合い、互いに感情や記憶を交錯させる場面でもある。著者は、診療場面を丁寧に記述することで、感情や記憶というものを説明しようとするときに寄って立つべきは我々の生活そのものであることを述べようとしている。試みが成功しているかというと微妙で、一分で辿り着ける目的地にわざわざまわり道して向かっている気がしてくる読み心地。ものすごく、読みにくい。しかしそのくらい実はたどり着きにくい目的地なのだな。

3日前

未解決事件 グリコ・森永事件 捜査員300人の証言

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渡辺洋介

神田村経由専門書版元

NHKスペシャルとして放映された「何故、かい人21面相を逮捕できなかったのか」その原因を当時の捜査員と共に探っていったこの番組は放映当時新たに判明された新事実にこの事件を追ってきたというほどでもないが興味を持ち続けてたものとして驚愕した。そして書籍化されたものを文庫化。文庫化にあたって加筆等は無いのが悔やまれる。事件当時、森永の1,000円パックに喜んでいた子どもからすっかり大人になってしまった身としてはキツネ目の男に職質をかけるかどうか?組織、現場どちらの対応もわかるだけに悩ましい。 事件の主な舞台となったのは先月大きな地震のあった北摂地域、その都心でもなく地方でもない独特の風景が印象に残る。 赤軍とグリコ・森永事件については何年かに一度は本が出るけどついつい読んでしまう弱点。「罪の声」再読しようかな。

5日前

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