51wthg3jaul

あなたを、助けたい。 学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城の... 続き

コメント

少し自分の話を。

昔から人の顔色を伺ってばかりで、
自己主張が苦手だから、
裏切られたことも多くて。

人が多い場所が苦手になった。
笑い声が苦手になった。
前を向いて歩くことが出来なくなった。
人を信用できなくなった。
好意や肯定に耳を塞いで、
悪意や否定ばかりを拾う毎日。

この物語は、
過去に囚われ縛られ、自分の限界を決めつけていた私を救ってくれた。

過去に流せなかった思いが涙となって溢れ、止まらなかった。

今からでもきっと大丈夫。
過去の自分を抱きしめながら、
私も、誰かの手を強く握れる人でありたい。

ありがとう。辻村先生。

装飾的な表紙と”一気読み必至の著者最高傑作”と銘打った帯に惹かれ購入。
これまで辻村作品は何冊か拝読してきて新作ということに興味もあった。
読むものの心を掴み最後まで離さないストーリー性と世界観、読み終えたら温かい感動に包まれ読んでよかったとそう思えた一作であった。
私自身も中学時代に物語の主人公こころと同じような辛い経験をしてきたため最初から共感する部分が多く、中学時代にこころたちのようにかがみの奥の城に私も行けていたら... 何故か必然とそう思い羨ましくも思えた。
確かに一気読み必至。私も一晩で読了した。
だがゆっくり一章づつ、まるで主人公と自身を重ね合わせるように読むと、よりラストの感動を味わえるのではないかとも思う。
ぜひかがみの孤城の世界を体験してみてください✨

今いる場所が全てじゃない。人間誰しも「孤独」だと感じる時・瞬間があるけれど1人じゃない。誰かが見てくれている。支えてくれている。
そんな気持ちになれた作品。

何はともあれ「イッキ読み」してしまいました。

きっとテーマは「闘わなくていい」ということかもしれないが、先に生まれるということはどういうことなのかを考えざるを得ない。辻村さんはどんな経験からこの境地に至ったのか。
継がれる物語。

登場人物の心理描写がとても繊細で、こっちまで心が締め付けられるような感覚でした。
ここまで鳥肌が立った本は初めてです。いろんな本を読んでみたいときっかけになった本でもあります。感謝です。

一気読みではなかったけれど、面白かった!わたしは少しずつじわじわ読みました。
大人の理不尽な感じや、言葉が通じない大人の様子が、すごく細かく描かれていて、小さい頃に感じていた違和感を思い出しました。

私自身が、家庭環境と友人関係に恵まれなくて不登校やフリースクールを見学した経験があるので、途中でかつての自分を思い出して涙ぐんだりもした。
それぞれの記憶の中でQUOカードを知らなかったり、ポケベルを使ってたりしていて、未来や過去の、同じ中学校に通えなかった子だと気づいた。
オオカミさまがリオの亡くなった姉だとすると、もう少しリオを主人公っぽく描いて欲しかった。
こころとリオは、そのうち付き合いそうな気もした。
エピローグで、城の中の記憶は失っても、こうして関係は繋がっていることがとても嬉しかった。
今、不登校の子どもには辛いかもしれないけど読んで欲しい。
現実はいつも側にいるし、変わらないけど、でもこういう夢を見てもいいんじゃないかな。

最近読んだ中で1番面白かった。
物語後半の展開が熱く、最後まで一気に読んでしまった。

小学生の頃学校に来れなくなったあの子は決してイジメにはあってなかったと思う。
なのになぜ?なにが無理なんだろう?と当時不思議に思ったものでした。
私自身は経験ないので知ったようなことは言えませんが何かと戦ってたのは確かなのだと思う。
さまざまな戦い方をこの本で覗いたからかあの子はどうだったのかなと今になってまた思い出しました。

そして今、母になってこの本を読み、中学生の心だけでなく親の気持ちにも共鳴してしまう。
子供のことが分からなくて少しイラついてしまったり、それがまた子どもを萎縮させてしまってこれじゃダメだと自己嫌悪したり。
「大丈夫だから、大人になって。」
これが全てなのですが、それをちゃんと伝えてあげられるのかと大きな課題に思えた本です。

クラスメートからいじめに遭い、中学校に通えなくなった「こころ」は、ある日家の鏡に吸い込まれ、気づくとおとぎ話に出てくるようなお城にいた。そこには狼のお面をつけた謎の少女「オオカミさま」、そして同じように中学校に通えなくなった子供達がいた。
なぜこの城は存在するのか、オオカミさまとは何者なのか、彼らはなぜ集められたのか、という謎が明らかになるとともに、伏線が回収されていく爽快感。そして、それぞれの事情で中学校に通うことができなくなった子供達の気持ちと、それでも前を向いて生きるための希望が示されるラストの場面。どれをとっても面白かった。
作品中の「大丈夫だよ」という言葉が本当に温かく響いた。

それぞれの登場人物がそれぞれの問題を一生懸命必死に向き合って頑張ってる姿が想像できた。
これまで自分が全く経験してこなかった学生生活だったこともあり、人間本当に色々あるんだなと改めて考えさせられた。

最後まで読んでなるほど!と感心し、すべての気持ちが詰まった本でした!

素晴らしいの一言
最後に向かうにつれて、良い内容に
最後の数章は泣きそうになった
共感を生む一冊

2018/01/23
こころの気持ち、その他の登場人物の気持ちがよく分かった。
私もこんな素敵なお城に行きたい。
素敵な友達を作りたい。

もう少し若い時期に読めればとも思ったけれど、最後は話に引き込まれて楽しめました!

とんでもなく面白かった。
イッキ読みした。
何度も読んで噛み締める本ではないけど。
程よく伏線が散らばってて程よく裏切られ程よく納得し。
辻村深月ってこんなのも書くんですね。

読者

De983aae 7f9c 4e1c 99ad 001d29ce8493Bc4d0210 7e98 4b0b 9e71 e45bc77158d8Icon user placeholderIcon user placeholder25c40ee0 4e85 45de aaa0 b5c50215b1dcFc319172 f084 45a0 b4e8 b593f77906a568b548f4 59ef 4922 ac62 b25cc4725ea9655c7f25 7ac7 4dd6 8c96 008ed7dd3fe8 385人

辻村深月の本

オーダーメイド殺人クラブ

オーダーメイド殺人クラブ

Bb0b5db3 204b 486f a93b 668539339fe3

あんこや堂

32歳。3児の母。

はじめての辻村深月さん。中二の多感な複雑な時期のリアルさがじわじわと感じられて、ぐいぐい読み進めてしまった。どうなるんだ?どうなるんだ?と。結果的に1番いい結末だったとも思う。

4か月前

Aa6356d5 940f 4432 8ab8 208b758f3b04Ce97f46b 2ccc 4f39 befe c3b9094a0dc88f997df3 7220 420d 8e33 ee2e48d5a7fa
噛みあわない会話と、ある過去について

噛みあわない会話と、ある過去について

4039f9ab 21e0 46d2 9d46 6d4b2f6d8b25

おかめ麦酒

本とお酒と映画が好きです。

恐ろしいものを読んでしまった。 装丁の美しさ(書店でひとめぼれ)とは対照的にひたすらエグい。 凄い面白かった!!!これは!! 同じ時を過ごしたのに蘇る記憶は全くの別物、 自分を正当化するために記憶なんて簡単に変わってしまう。 自分の甘美な記憶は誰かの嫌な記憶なのかもしれない。またその逆もしかりで、自分にとって思い出したくもない記憶が誰かの中では今も輝かしくその人を肯定する記憶なのかもしれない。超怖い。 過去への復讐でもあり、これを読んでスカっとするかゾッとするかはその人次第なんだと思う。 またタイトルが秀逸。 「噛みあわない会話と、ある過去について」。短編集なんだけど、全てがこのタイトルにリンクしている。 「パっとしない子」と「早穂とゆかり」が特にぞわっとする。でもちょっとわかる、わかってしまう。こういうの読んでると、ずっと光のあたる所で生きてきた人は無意識に人のこと傷つけてること気づかないし、これからも気づけない。否定するわけじゃなくて、「気づけない。」だからこそその人たちに静かな復讐をするところではぞわぞわする。し、私は少し胸のすく思いがしたのも事実だ。

4か月前

A12a5249 b612 4153 9316 2db5f8c383613c54a823 0492 4b6f a0b2 8583d7d96333C33c1e51 bba5 4cfe b834 3624c7f452c3 58
青空と逃げる

青空と逃げる

7574c5cc a6a6 4263 b92b 9152c7b032c5

やどかり

復活

窮地に陥った時、それも絶体絶命の時にどうするか。 逃げてというメッセージは多いがそれだけでよいのか? 辻村さんは躊躇なく助けを求めて!という。そしてできれば助けを求める時に、何かしら自分の得意技があれば理想で、なくてもできることをすれば世の中捨てたもんじゃないと。 助けるほうにも、相手が恐縮しすぎないように配慮できれば、いいなぁ。

7か月前

147b636e f7bc 4dcd b95b 758ad1e4092e80d5593d 19b1 49a9 8089 776340a0d15aFdb069c4 bb99 45e7 9099 ff17980e35de 8