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木嶋佳苗事件から8年。獄中から溶け出す女の欲望が、すべてを搦め捕っていく――。男たちから次々に金を奪った末、三件の殺害容疑で逮捕された女、梶井真奈子。世間... 続き

コメント

殺人容疑で収監中のカジマナに面会した週刊誌記者の里佳。「本物がわかる人としかおつきあい」しないと言うカジマナは、では本物の美食家なのか?そして殺人犯なのか? 誰もが持っているはずの味の記憶は、傷を癒やし、再生への力になってくれる? すごくドキドキしながら読みました。
エシレバターを使ったバターかけご飯はおいしかったです。お代わりしないようにがんばりました。

こってりしたものが食べたくなると聞いていましたが胃弱なのでなりませんでした。

かつての、と思えるようになっていたいけど、まだまだ今の自分を見ているようなところもある。

でも描かれている大体の食べものはもう想像出来るかなー。

バターで頭がいっぱいになる読書体験。女性がたくさん描かれるので自分の人生を振り返り、各人物に重ねながら読むのが楽しかった。殺人容疑者である梶井に惹かれるのもわかるし、梶井が可哀想にも思えるし、最後に取った梶井の行動にも納得する。この小説読んで、久しぶりに固形バター買った。

いろいろ中途半端で終わる印象。
謎解きでは無く、ひたすら作っては食べるお話でした。
ごめんなさい、後半だるかったです。

これは、連続不審死容疑の闇に迫る、深層心理サスペンスか、濃厚な食を非凡な表現で描く珠玉のレポートか、過度な痩身をもてはやす世の中への警鐘か、サイコパスに近づくなという警告、いや出会った時の処方箋なのか。

被害者と加害者の境が曖昧な毎日の中で、あまりにも豊潤でとろける投げかけをされたと感じた。

う〜ん。美味しそう!って思いながら読みました。
殺人犯の容疑者と面会する記者のお話ですが、殺伐とした感じは濃くありません。
相手から話を聞き出す難しさを感じました。容疑者「梶井真奈子」の様な人間は、何かしらの強い吸引力みたいなのがあるもんなんでしょうか?怖いです。

話の構成もそうだけど、現代女性を取り巻く状況を的確かつ繊細に描いており、フェミニズム的視点から見ても面白い

結婚詐欺師による殺人事件が発覚した。
犯人は若くも美しくもない肥満体型の女
なぜそんなに男から結婚を望まれたのか、
貢がれたのか、
彼女がなぜあれほど自信に満ちているのか、
誰もが不思議に思った。
主人公もそのひとりで、面会していくうちにどんどん女の影響を受け、女の怖さやいやらしさに侵食されていく。
まるでバターが溶けて染み込んでいくように…
あの連続不審死事件がモチーフになっている小説。

−彼女がお料理教室に通ったのは、もしかしたら女友達を作るためだったのかもしれない−

と、作者のインタビューに書かれていたことが印象に残っている。
なるほど、女友達がいれば事件は起きなかったのかも。

殺人事件を追うミステリー小説かなあと思って読み始めたら、美味しいものが満載のお話。ミステリーというよりも、一人の女性記者がいろんな階段をのぼり、殻を破り、自分と向き合っていく人間ドラマ小説だった。人はみんな、ある側面しか見せないし、ある側面しか見えなかったりするので、世の中はいろんな誤解に溢れているのかもしれない。

読者

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柚木麻子の本

幹事のアッコちゃん

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yukimizuirosuki

じっくり選んでどっぷり読みます

2日で読了。アッコちゃんシリーズはサクサクいける。そして気軽に読める。柚木さんの作品はずっしりとした重いのものが好みだが、それでも柚木さんの本は新刊出た途端買ってしまう。そしてすぐ読みたくなってしまう。

約1か月前

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ナイルパーチの女子会

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march

読んだ本の記録。

文庫化を待ち望んでいたので見つけてすぐゲットしました。ちょっと読むつもりが展開が気になって気になって仕方がなく、のめり込むように読んでいました。 心を抉られる場面が沢山ありすぎて書ききれませんが、個人的には栄利子がガラスに映る自分の姿を見つけたところでサアッと血の気が引きました。これまでのシーンを思い返すと全てが違って見え、より恐ろしくなるような衝撃でした。。 栄利子も翔子も求めるものの終着点は同じ。言葉にできない自尊心や疎外感や社会カーストを全て栄利子や翔子が発する言葉、行動で示していて突き刺さりました。本物の衝撃作です。柚木麻子、他作品も読んでみよう。

9か月前

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さらさら流る

さらさら流る

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yukimizuirosuki

じっくり選んでどっぷり読みます

後で一人思い返す宝石のような夜が誰にでもあると思う。そんなかけがえない夜を覆うような染みが突然拡がっていって窒息しそうになりながらも捨てることもできない。 自分もちょうど主人公達と同じ年で生きてる時代もぴったり当てはまり好きな作家の作品でそれが描かれて嬉しく思う。年齢の焦燥感は感じず、どこまでも広がっていく可能性を感じた。 どうにも偽れなくなって沈めていた本当の自分で人と向き合っていく事が一番怖い現実だし、進むべき現実だと思った。

10か月前

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