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「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」-15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすよう... 続き

コメント

「学校にはもう戻らないんです」「図書館は悪くない選択肢だ」

読む度に新たな感覚を与えてくれる、様々な世界が絡み合う、私にとって唯一無二の作品。

海辺のカフカを読んだのは確か高校生の頃で、なんだか毎日退屈で学校も楽しくなかった。少しの間にせよ、さっと風が吹くみたいにそんな息苦しさを和らげてくれた。この年代の頃に読めてよかったと思う本。

春樹ワールドが堪能できる一冊。現実、夢、森の奥の別の世界がリンクし合う不思議な物語。読み始めると止まらなくなります。

若い人に読んでほしい作品。
透明でまとまりがある。
読みやすい。
ホシノちゃんが「俺っち」と言うと中居くんを思い出さずにはいられない。現実に空から鰯が降ってきたことは過去にあったそうです。

『緑は森の色だ。そして赤は血の色だ。』

この本で村上春樹と出会い、村上ワールドという言葉の意味が、わかったような気がした。

はさみもないし、丈の高い帽子もない。でもそれと同時に、ウナギもないし、あんパンもない。そこにはすべてがある。

村上春樹の本を全て読んだわけじゃないけど(1Q84とか有名どころも読んでない)、これがいちばん好きかもしれない。

読み終わったあと、なぜか落ち込んだ。

2018.11/8

15歳のカフカが家を出て四国へと向かう。高松へ行く途中でさくらと会う。高松で大島さんという人のいる私立図書館に住まわせてもらうことになる。一時的に記憶を失う事件が起こるが本人には何の見覚えもない。

同時進行で、戦時中に起こった不思議な出来事(小学生が集団で一時的に意識を失い、ナカタさんは記憶を失う)について語られる。
それから50年後くらい、ナカタさんの暮らしぶりに焦点が当てられる。猫と話す能力をもちある衝撃的な愛猫家の殺人をキッカケにそれが失われ、ナカタさんは四国へ向かう。

それぞれの身の回りに起こる不思議な現象が、リンクしてくるような予感がする。

図書館の女性である佐伯さん→カフカの母?
さくら→カフカの姉?
ジョニーウォーカー(ナカタさんが殺した)→カフカの父?
殺人の際ナカタさんの服に血は付かず、カフカに謎の血
なぜ、ナカタさんは四国へ?

ここらをどう回収するか。

期待せず読んだら中々面白かった。村上春樹の長編の中で2番目ぐらいに好きかも

実際に田村カフカみたいな15歳いたらやだかもな〜(笑)

読むほどに引き込まれる。

この場所はあまりにも穏やかで、あまりにも自然で、あまりにも完結し過ぎている。それは今の僕には与えられるはずのないものだ。まだ早すぎるーたぶん。

自分の中では、悪い意味での村上春樹ワールド感が強かった。

村上春樹作品で唯一ニガテ。描写がエグくて、読むのがツラかった。

ドキドキワクワクの物語です!

いろんな出来事がリンクする。
そしてそれは不安で、重苦しい影を落とす。
心のざわめきが止まらない……

読者

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村上春樹の本

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集

Picture

渡辺洋介

神田村経由専門書版元

村上春樹がよく言う「ねじを締める」という言い回しがあるけどこの本では、95年に書かれた「チャールズ河畔の小径」だけねじがぎゅっとしまった緊張感のある文体で異質感をとても感じる。それ以外はねじを緩めすぎないで温泉につかったようなゆるさ。「チャールズ河畔」から「漱石からくまモンまで」およそ20年以上の歳月が流れており文章の変化を感じるのも面白い。自分は村上春樹の良い読者ではなく長編小説を理解できることがあまりないけど、「雨天炎天」や「遠い太鼓」など初期の紀行文は何度も読み返すほどで、「チャールズ河畔の小径」のねじの締まった感じ例えば以下の文 「僕らを取り囲んでいた深い圧倒的な緑が、少しづつほのかな黄金色に場所を譲っていく。そしてランニング用のショートパンツの上にスウェットパンツを重ね着するころになると、枯れ葉が吹きゆく風に舞い、どんぐりがアスファルトを打つ『コーン、コーン』という固く乾いた音があたりに響き渡る。そのころにはもう、リスたちが冬ごもりのため食料集めに目の色を変えて走り回っている」p.14 なんてものすごく良い。 「女の子たちは芝生の上にタオルを敷いて、iPodを聴きながら、すごく気前のいいビキニ姿で日光浴をしている」 p.14 初出の95年当時にiPodはないと思うけどあくまで初出ということで加筆する前の文章も読みたいところ。

6か月前

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