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逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そ... 続き

コメント

なんでこんなにダメなんだろう、って思う人がたくさん出てくる本。ハッピーエンド感は強くないけど希望があるような、人生の節々でふと思い出しそうな再生の物語。

愛情とは何か、母性を美しくも残酷に描かれていて映画も同じくとても心に残る作品です。

出たしから一気に引き込まれた
哀しいのに読むのが辞められない
一章の終わりでは、思わず声が漏れた

がらんどう という言葉にここまで強い印象をもたせる書き方がすごいな、と。

やはり傑作ですね。。。気づいたら単行本出てからもう10年経っているが、小説としての深さと問いかけの強さはまったく失われてない。文庫版の池澤夏樹の解説も興味深い(「これは相当に過激なフェミニズムの小説なのである」)。映画は未見なので見てみたい(やはり構成はかなり違うらしいですね)。

とても悲しかったです

話題作とか売れた話って悔しいけどやっぱり面白いなと思う。どうしても先が気になって、読書するのは品川駅から鎌倉駅の横須賀線の中だけと決めているのに、レポートも何もかもほっぽって読み進めて、夜1時過ぎに読み終わって、とてつもないものを目撃したような気持ちになり、色々考えながらお風呂に入りました。

感情や細かい動作の描き方に物凄くリアリティーを感じた。ドキドキして胸が痛くて、1日で読み切ってしまった。血の繋がり、親子の繋がり、当たり前の事だけじゃないのかもしれない。そして、育つ環境ってやっぱり繰り返されるのかなと思った。

女にしかわかんないだろうなあ。この思い。。題名を見るだけで切なくて涙が止まらなくなる。

母親たるものどうあるべきなのか、どうあってはいけないのか、そんなことを飛び越えて、一人の生身の人間なのだと。強く脆く、不安定と安定を、幸福と不幸を行き来する母親達。

女性だとすごく共感できる描写がいっぱいある本だと思いました。

女性として・母親としての苦悩と幸福を知る。時間の走り方と束の間の平穏が直に伝わる描写だった。

女性として・母親としての苦悩と幸福を知る。時間の走り方と束の間の平穏が直に伝わる描写だった。160730

大好きな作品。大学四年の一時期、角田光代ばかり読んでいたら友達に、顔が角田さんに似てきたねと言われた。そんなこともあるものか。八日目の蝉は、映画も良かった。坂を自転車で下るところが印象深い。

愛する人の赤ん坊を衝撃的に連れ去り自分の娘、薫として育て、誘拐犯として逮捕された希和子と、彼女に四歳まで育てられた後に家族の元に戻された恵理菜の物語。
恵理菜はその過去のせいで家族にも周囲にも馴染めず希和子を恨むが、子供を身ごもり、自身の過去を見つめ直すことで心境に変化が訪れる。
母の愛がテーマだが、それを象徴するのが、希和子が逮捕されるときに言った台詞。この台詞だけを取ってみても、この小説を読んで良かったと思えるほど心に響いた。

読者

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角田光代の本

対岸の彼女

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まいむ

大学3年

歳を重ねるごとに人と関わることを億劫に思う気持ち、とても良くわかります。過去に傷ついた経験が大なり小なりそれぞれあって、足枷になって、臆病になってしまう。そして、そんな世間の理想像とかけ離れた自分の姿に嫌悪感を抱いて、自分の殻に閉じこもってしまう。悪循環。そこから抜け出すためには、対岸の向こう側にいるような正反対のだれかに出会い、向き合い、繋がることが必要なのでは。 いや、例え意味の無いことだったとしても。 「また出会うために、前に進もう」

6か月前

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三月の招待状

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専ら室内生息し、ネットか惰眠を貪…

自分の学生時代にはそういうのがなかったからと言われればそれまでかもしれないが、大学時代から15年もたって、それぞれの生活もあるはずなのに、未だに会ってガブ飲みして、学生ノリそのままに非生産的な話をしてる登場人物たちに、誰一人として共感できなかった。

6か月前

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ベスト・エッセイ2017

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佐藤究さんの「勝負師のスパイス」というエッセイが面白すぎる。若い頃、通い詰めていたカレー屋の味を再現しようと、S&Bディナーカレーに様々なスパイスを加え、試行錯誤する話なのだが、結末が衝撃的。たった2ページちょっとの文章だが、その虜になり、何度も読み返してしまった。

9か月前

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