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日本人とは辺境人である-「日本人とは何ものか」という大きな問いに、著者は正面から答える。常にどこかに「世界の中心」を必要とする辺境の民、それが日本人なのだ... 続き

コメント

この本がベストセラーになったことに救いを感じます。日本人のメンタリティは、外側の「他人に気を使う」「他人の目を気にする」というかたちだけが残ってしまった本質の欠けたものになりつつあります。日本人の思考様式、行動様式を忘れてしまわぬよう。辺境性を意識することこそが最大の生存戦略でしょう。

日本の特徴を、その辺境性を持って説明する本。
なぜ、日本の総理はアメリカ大統領のような演説ができないのか?これを辺境性で説明するとは、さすが内田樹!

世界に於ける日本人の特殊性=辺境性を様々な角度から解説。自分達日本人の生い立ちや考え方を客観的に知る事が出来た。

この本は、梅棹忠夫の文明の生態史観の現代版だ、とちょっと照れながら本人が言っている。中国には中華思想という世界の中心はここだー、という思想があり、欧米は欧米で一番なものを世界一と呼ぶ。そして日本は辺境である。内田樹先生の10年前の評論だが、まだまだ面白い。

2018.02.20
日本ってどんな国なのか、日本人ってどんな性質なのか…さて、これからどう世界と向き合って行きましょうか。

読者

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内田樹の本

「おじさん」的思考

「おじさん」的思考

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Y.usu.K

本が好きです。

p29 「封印されてある」ことのうちに「武」の本質は存する p48 私たち人間は「他者の欲望の対象となること」、「他者に欲され、愛され、承認されること」を欲望している。 p59 本来「お金を稼ぐ」というのは、ある種のスキルを身につけ、その行使をつうじて、「顧客のレスペクト」と「適切な対価」を得るということである p68 個人の努力では超えようのない差異で隔てられた人々のあいだの関係は「エロティック」になる可能性が高い p71 倫理的であるとは、一言で言えば、「お先にどうぞ」という言葉をあらゆる機会にためらわずに言えるということである。 p83 レヴィ=ストロースが正しく指摘した通り、人間社会は「女の交換」の上に成立している。「交換」の基本原理は、「人間は自分が欲するものを他人から与えられることによってしか手に入れることができない」ということである。 p85 構造主義の個展であるウラジーミル・プロップの「昔話の形態学」は、採取したすべての民話について、物語は「家族の誰かが欠け」、それを回復することを推力として進行するという事実を指摘している。(中略)「ハッピーエンド」とは、「物語の冒頭において欠けていた家族の完成」のことである。 p98 幸福な人とは、快楽は「いつか終わる」ものだということを知っていて、だからこそ、「終わり」まてまのすべての瞬間をていねいに生きる人のことである。 p128 「ものを習う」というのは、「知っている人間」から「やり方」の説明を聞き、それを自分なりに受け入れ、与えられた課題に応用してみて、うまくいかないときはどこが違っていたのかを指摘してもらう、という対話的、双方向的なコミュニケーションを行うという、ただそれだけのことである。 p148 クライアントやパートナーにとって仕事をするのが楽しい相手というのは要するに「フレンドリー」で「正直」で「公正」な人間である。 p153 責任感があって、勤務考査が公正で、仕事のできる上司がいて、愉快な仲間がいれば、どんな単純作業であっても仕事は楽しい。 p154「毎日会社に行くのが楽しみ」であるような仕事を選ぶと楽しいよ。 p156 これは船が沈没したり、最前線が崩壊したりしたときに、最後に指揮官が兵士たちに告げる言葉である。 「生き延びることができるものは、生き延びよ」 集団として生き延びることが困難な局面では、ひとりひとりが自分の才覚で、難局を生き延びる他ない。 p174 「知性」というのは、簡単に言えば「マッピング」する能力である。「自分が何を知らないのか」を言うことができ、必要なデータとスキルが「どこにいって、どのような手順をふめば手に入るのか」を知っている、というのが「知性」のはたらきである。 p189 大人であるということは、(中略)「大人にならなければならない」という当為をわが身に引き受けることによってのみ大人になるのである。 p226 まず自分の知っているすべての技術や情報をいったん「リセット」して、師から伝えられることを受け容れることのできる「タブララサ」状態になることである。「白紙」の状態になった人間だけが、その狭隘な枠組みに邪魔されずに師の教えを習得する資格を得る。

約1か月前

街場のマンガ論

街場のマンガ論

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付喪神

基本、何でも読みます

2019/01/25 読了 部屋の掃除をしていたら出てきたので、改めて読んでみた。やっぱりこの人、面白い。 「マンガ脳」、面白い考え方ですね。確かに、アメコミ見てると、なにこれって思っちゃいます。 あゝ、マンガを読みたい。マンガミュージアムへ行きたい。 でも、浦沢直樹の名前は出てこなかったなぁ。なぜだろう。

約2か月前

人口減少社会の未来学

人口減少社会の未来学

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michi

建築設計事務所勤務

内田樹氏の呼びかけで10人の論客がさまざまに論じた人口減少社会の未来について。ヨーロッパの「反緊縮」潮流に関する論考、AIがもたらす変化へ国民は何にプライオリティを置くべきか、精緻な統計分析による思い込みの払拭、一次生産者たちとの密な関わりなど、どれも密度が高く面白いです。

7か月前

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村上春樹にご用心

村上春樹にご用心

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Miyabi. ☀︎

*23 ans.

人間には根源的に共通した部分がある。 「世界」に読まれるっていうのは きっとそういう事でしょうね。 外国語に翻訳された文章を再度日本語に翻訳しても原文と同じ文章が出てくる。 根源的に、みんな井戸を抜けるし孤独だしパスタ作るし走るし泳ぐのだ。

9か月前

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