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この作品には、小学校5年生から50代半ばまで、幅広い年齢層の女性たちが登場します。 読んでいくうちに、ご自分と近い「誰か」が見つかるのではないでしょうか。... 続き

コメント

誰しも心の中に靄がかかったような灰色の部分がある。それを完全ではないけど、どうにか払拭しながら日々暮らしている。
カフェ「ハタナカ」という場所、店主ヨシカが、癒してくれるというわけではない。いつも同じように迎えて、食事を出して、送り出してくれる。いつも同じが、嬉しい。
旅行で訪れた町の商店街のアーケードを歩いていて、ふと見上げた先に「ハタナカ」を見つけれそうな、親近感わく物語です。

奈良・大阪の情景があまりにも知っているものと同じで脳内で思い出しながら読んでいたのだけれど、あとがきで見た取材先に過去使っていた駅名がありました。
そういう意味でも生活感のある描き方でした。
ただ働くだけじゃない。生きている。みんな色々を抱えて日々生活しているんだなぁと愛おしくなる物語です。
私にも「ハタナカ」のように行きつけの喫茶店があるのですが、次に訪れた時たまたま居合わせた人達に対して勝手に親近感を持ってしまいそう。

読者

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津村記久子の本

ディス・イズ・ザ・デイ

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もちもち

食べ過ぎ、飲み過ぎ、読み過ぎ注意…

青い空と緑の芝生と大好きなサッカーチームがいれば、人生なんとかなる。 今日もなんとかやり過ごすことができる。 つまりそういうこと。

6か月前

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エヴリシング・フロウズ

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主人公のヒロシ、その友人のヤザワ、フジワラ、そして野末、大土居…中学3年生の彼らの荒波に飲み込まれそうな激動の一年間を描く。 時には面倒くさい母親の恋愛問題や別れた父親の死、友を襲ういじめや暴力、そして親からの虐待。 無力で非力な自分に失望しつつ、自分ができることを精一杯考え、やろうとするヒロシの姿は、損とか得とか考えずに身体と心を動かすことができたその頃の自分を思い起こさせる。 本作品に限らず、著者の作品に登場する人物たちは優しく、自分の生きる小さな世界で誠実に毎日を積み重ねている人だけに備わる「確かさ」を持っている。 比べて近頃、いい年をした大人がテレビで、SNSで、果ては国会で嘘ばかり言っている。 なんだか現実の方がフィクションみたいだ。

10か月前

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