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どうして「いじめ」てしまうんだろう。あれは「いじめ」だったのだろうか……。いまもっとも注目を集める作家、辻村深月の最新短編集! 続き

コメント

恐ろしいものを読んでしまった。
装丁の美しさ(書店でひとめぼれ)とは対照的にひたすらエグい。
凄い面白かった!!!これは!!

同じ時を過ごしたのに蘇る記憶は全くの別物、
自分を正当化するために記憶なんて簡単に変わってしまう。
自分の甘美な記憶は誰かの嫌な記憶なのかもしれない。またその逆もしかりで、自分にとって思い出したくもない記憶が誰かの中では今も輝かしくその人を肯定する記憶なのかもしれない。超怖い。

過去への復讐でもあり、これを読んでスカっとするかゾッとするかはその人次第なんだと思う。

またタイトルが秀逸。
「噛みあわない会話と、ある過去について」。短編集なんだけど、全てがこのタイトルにリンクしている。

「パっとしない子」と「早穂とゆかり」が特にぞわっとする。でもちょっとわかる、わかってしまう。こういうの読んでると、ずっと光のあたる所で生きてきた人は無意識に人のこと傷つけてること気づかないし、これからも気づけない。否定するわけじゃなくて、「気づけない。」だからこそその人たちに静かな復讐をするところではぞわぞわする。し、私は少し胸のすく思いがしたのも事実だ。

恋愛下手未満、いじめ未満、毒親未満みたいな話の短編集。
被害者(?)が上記の深刻な問題に至っているか?と言われればそうではない
けれど、当事者同士の認識の違いから何かしらの歪みが生じてどこかに重い感情がまだ存在している、それを発散したり友達に紹介したりなんだりしているお話でした。

ナベちゃんのヨメ…大学生あるある?このまま歳を重ねてたら将来自分がナベちゃんみたいな人になりそうだ。気づけてよかった
配偶者には友達が束になっても勝てない。

パッとしない子…ゾッとした。結構無意識に口にして無意識に人を傷つけているの、自分もきっとやってる。美穂さんと一緒で私も他人との会話あんまり記憶できないです

ママ・はは…抑圧的な親に育てられた子は同じく親になった時自分の親を許せるか?
感謝はしてるけどやっぱりクソ真面目な親に振り回されるのが嫌になったとして、どうやって親をすり替えたんだ…不思議

早穂とゆかり…ゾッとした′ 今思い返していじめ未満のことだとしても小学生の小さな世界の中ではそれが全てだ。かつての自分が望んだように早穂が振舞わなかったから、それを大人になっても早穂さんに対しては許せなかった、のかな
いじめにおける加害者被害者間の認識の違いあるある構図でした

たしかに、噛み合わない会話だ。
多分どんなに言葉を尽くしても、交わる事はない。
「イジメ」とかでは、言い表せないな。人間の性(さが)だけど、人間ならば考えようよ。と思う事柄。

「気がつかない、自覚がない」と言うのは怖い。
傷ついた人達は、思うのだろう。ただ、知ってほしいと。無かったことになっている事実に、気づいて欲しかったと。
発言した人達はスッキリしたかな?しないんじゃないかな?出来れば、関わりたく無いくらい嫌いなはずだから。変な偶然で交わった線は、イヤーな交差点だ。
人は世界中から愛されたりしない。よくよく傲慢にならない事だ。過去も振り返って。。
なんか、お腹の中が重いよ。

記憶は曖昧で、人の数だけある。トラウマさえ自分の頭の中の作りものかもしれないと思わせる違和感を描いてるのがすごい。

読者

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辻村深月の本

きのうの影踏み

きのうの影踏み

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朱林きつね

朱林きつねといいます

ホラーだと知らずに買って読みました(笑) 辻村先生の作品に興味があって、何か一冊ないだろうかと探していたら、唯一一冊だけ題名を知ってるものがあり、それがこれだったわけですが。 感想としては、「怖い」この一言に尽きます。もともとホラー耐性はあまり無いのですが、どの話もぞくりとさせる。きっとその感覚が好きな人にとっては最高の一冊であると思います。 個人的に特に怖かったのは、作家の話とナマハゲの話ですかね。展開がある程度予想できたとしても、読者に怖いと感じさせることが出来る素晴らしい文章力も圧巻でした。他の作品も是非読みたいです。

21日前

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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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やまき

主婦です。

初めから、終わりまで貫くテーマは「母と、娘。」主人公は実母を殺害して逃げ続けている親友を探す為に友人や関係者に話を聞く。それとともにライターとして赤ちゃんポストの存続について取材を進めるが、その二つが重なった時、事件の切ない理由が白日の下に晒される。私は母に与えてもらった愛情の何分の一かは返せているのだろうか。

3か月前

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