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世界各地の屠畜現場を取材してきたイラストルポライターが抱いた、どうしても「肉になる前」が知りたいという欲望。見切り発車で廃屋を借り豚小屋建設、受精から立ち... 続き

コメント

SNSで知った作者。どうしてそうなったのか、は追って他の作品も読んでいかねばならないのだけれど世界の屠畜場を回ったルポルタージュを書いた作者が屠畜場に至るまでの家畜の状況を知るために実際に豚を飼って屠畜しそれを食べるところまでを綴った本。巻末に作者の写真が掲載されていて驚いたのだけどほっそりした方で、ほんとにこんな女性が巨大な豚を三匹も一人で飼うことができたのか!?という印象。挿絵というか説明図もいくつか書かれているのだけどそれは緻密で繊細な印象でなおのことびっくり。地元の農家や業者さんたちの協力があったとはいえ養豚が盛んな千葉県旭市で廃屋を借り、実際にそこを豚小屋件住居に改修し、子豚をいちおうは出荷できる状態にまで育ててしまう行動力には驚かされる。法律が許せば実際に屠殺も自分でやったんじゃないのか、という勢い。とはいえ名前を付けてそれなりにかわいがっていた豚たちが殺され解体されるところも見届け料理人にも渡りをつけて実際にその肉を食べる会を催すとか尋常ではない。昨年「生き物を殺して食べる」という似たような趣の作品を読んだのだけどそっちは狩りが主であったりちょっと文化の違いがあってリアルに感じるのには無理があったのだけどこれは日本での話だけにやはりリアル。多少なりとも食べ物に興味のある人にはとにかく面白いから読んでみて、とお薦めしたい。

人工肉とか昆虫食とか家畜のゲップとか菜食とか狩猟とか、肉まわりのことっていつもほんのり気になってるので読んだ。不穏なタイトルだけど、3匹の豚を育てる割とドタバタな奮闘記。世界の屠畜現場を見ている人なので、今さら殺すことを深刻ぶったりせず、肉になる前の豚の色々を教えてくれる。‬

読者

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内澤旬子の本

捨てる女

捨てる女

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まる

発芽マニア? 旅と文庫本とビン…

捨てる指南書というわけではない。著者の文体は妙にウマが合う。まだまだ読んでみたい本がたくさんあるが、一旦、小休止して他の本を挟もうかな。

4日前

文庫 漂うままに島に着き

文庫 漂うままに島に着き

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まる

発芽マニア? 旅と文庫本とビン…

友人から借りて読んだ。小豆島といえば『二十四の瞳』とオリーブの産地がまず浮かぶ。そこかしこにオリーブ畑というかオリーブ農園があるのかとおもいきや、スペインからオリーブの実を輸入してオイルを搾っているらしい。なんだそうだったのか。著者が東京から小豆島に移住した顛末が記してあるのだが、私も心の隅っこに、移住してみたいな、と思っているので興味深く読んだ。別にハウツー本ではないが、ほおー、こういうところを見て(気をつけて)おかなくちゃな、とか、参考になる。単純に読み物としてもかなり面白い。これを機に、前から気になっていた『世界屠畜紀行』も読んでみよう!

約1か月前

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世界屠畜紀行

世界屠畜紀行

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

自分で豚を育てそれをつぶして食べる、というノンフィクションが面白かった作者の打表作、なのかな。動物が食品になるまで、のルポタージュ。芝浦だけではなく、韓国、エジプト、チェコ、インド、沖縄、モンゴル、アメリカと屠畜場を巡り豚、羊、山羊、犬、牛、がどのように殺されて食品に加工されるか、を紹介した作品。世界を巡っているのは意味があって日本のように屠畜(屠殺ではなく屠畜、というところにも拘りがある)に関わる人が差別の対象になっているのか、を調べようというもの。その意味では日本では品川だけではなく沖縄と、皮革の加工に関わる地域も取材している。前者の屠畜場のルポタージュという意味では成功していて加工の過程がイラストも交えて丹念に紹介されており非常に興味深い。一方で後者の目的に関しては残念ながら全く達成できていない、という印象。作者自身が屠畜を見ても全く怯まないというかむしろ面白がる珍しいタイプということもあり、日本において何故、屠畜や皮革に関わる者が差別されたのかに関しては掘り下げが全くなされておらず、動物がかわいそうという意識があってそれが仏教の不殺生戒に結びついて差別に至った、という整理で終わっているのは少し残念だった。不殺生戒が差別の源泉であれば漁師や板前も差別されていたはず。その辺の掘り下げがあったらもっと良い作品になったのでは、と思った。尤も極めて興味深い作品なのは事実で、肉類を食べる意識が少し変わったかもしれない。

7か月前

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ストーカーとの七〇〇日戦争

ストーカーとの七〇〇日戦争

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キムチン(Yoko Okamoto)

大阪府出身

怖い。面白い。 面白い。怖い。 面白がっていちゃいけないんだけど…。 理不尽で恐ろしくて読んでいて苦しくなった。 よくぞ書いてくださった!と言いたい。

約1年前

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