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コメント

1969年頃、ベトナム戦争時代。
隣国ベトナムでの東西戦争に翻弄された時代のラオスの様子が緻密に描かれていて、松本清張と言う人の取材力に驚かされる。今や十数人しかいないと言われている少数民族ピー・トング・ルアンの話なんかも出て来て、ちょっと前に私も読んだベルナツィークの『黄色い葉の精霊』なんかもちゃんと読んで、相当研究しているのが分かる(ストーリーの中ではさして重要でもない要素にも関わらず)。これはミステリーと言う物語じゃなくてノンフィクションなんじゃないの?と錯覚するし、ラオス人の気質や国を動かす上層部のお役人の体質の描写は、最近のラオスの話ですか?と思ってしまう。もちろん、パテトラオなんかは今は鳴りを潜めているし変わっている部分もあるけれど。もちろん私自身この国の本当の姿なんてごくごく一部しか知らないけれど、うんうん、そうだよね、ラオスってそう言う部分あるよねと頷いてしまう。
日本の原風景が残るのんびり癒しの場所、資本経済の影に我々が失った大事なものがある場所、そんな陽なお花畑でない、陰なラオスの顔を知りたい人にオススメ。

読者

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松本清張の本

ゼロの焦点

ゼロの焦点

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ひさBON

心豊かになるための読書

180804読了。 数十年振りに松本清張サスペンスを読みましたが、さすが描かれている情景が目の前に浮かんでくる様でワクワクしながら読みました!

7か月前

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