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日常の中の素朴な疑問から性暴力被害者の自己責任論まで――「ジェンダー研究のゼミに所属している」学生たちが、そのことゆえに友人・知人から投げかけられたさまざ... 続き

コメント

大学生が書いたこの本は、是非とも大学生に読んで欲しい。

LGBT、男尊女卑、セクシャルハラスメント、フェミニズムといったようなここ数年で耳にする機会が大幅に増えた性に関するワードを3つのステップを踏んで分かりやすく説明してくれる。

それら以外にも、「女性専用車両ってある意味男性への差別では?」「男性だってセクシャルハラスメントにあうってほんと?」「友人がセクシャルマイノリティをこくはくしてきたらどう反応したらいい?」など興味深いトピックに溢れていた。

入門書。

読者

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人文

他者を感じる社会学

他者を感じる社会学

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amaretto

趣味は積読

映画やドラマにあるジェンダー的問題や社会的差別問題など、紹介と解説をしてくれるので読みやすい。 映画が好きな人にはオススメの一冊。 差別とは縁遠いと思う人ほど差別性を持ちやすい。 常に考え分かったつもりにはならず、理解の探求を深めたい。 『クレしん』や『ドクタースランプ』から社会性を考えるって、それだけでもう興味唆られない?

約6時間前

刀伊の入寇

刀伊の入寇

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ぬぬに

非ワカモノです

日本史上、外国勢力の来襲は鎌倉時代の元寇が有名ですが、9世紀には新羅の侵攻。そして、平安時代にも女真系の異民族の攻撃を受けているんですね。 本書では、11世紀に女真系の異民族が対馬、壱岐、北九州を襲撃した平安時代最大の対外危機を描きます。 現場を指揮したのが、左遷させられて太宰府送りにされていた藤原道長の甥だったというのも面白い。 律令時代の皆兵制から、軍事官僚の登場。これが後の武士の台頭に繋がっていく。古代日本の軍制の変化について知ることができる一冊でもあります。

約18時間前

ロッキード疑獄 角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス

ロッキード疑獄 角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

熟練の国際ジャーナリストがロッキード事件について15年かけて洗い直した作品。以下の大きく5つの陰謀説を中心に米国で公開されている資料にも丹念にあたってその真贋の検証を中心に展開されている。 1.ロッキード社の秘密資料(ピーナッツの領収書とか)が偶然誤って議会に配送されて事件が発覚した。 2.ニクソンが自分の意に沿わない田中角栄を嵌めた。 3.三木武夫が政敵である田中角栄を葬るために強引に追求を行った。 4.田中角栄が資源外交で米国から睨まれて嵌められた。 5.キッシンジャーが意に沿わない田中角栄を嵌めた。 こうして書くといくつか重なっているように見えるが…興味深かったのはこの米国そのもの、またはニクソンかキッシンジャーの虎の尾を踏んで嵌められた、というのは伝聞というか噂話をもっともらしく田原総一朗が広めたものらしくそれだけでも彼がジャーナリストを名乗る資格が無いことが分かる。実際にはニクソンやキッシンジャーが意に沿わない田中角栄を嫌っていたことは事実のようだがかなり厳しく対応を検討していて陰謀と言えるようなことではなかった、ということがよく分かる。当時経営不振に陥っていたロッキード社が地元にあるニクソンはロッキード社への融資に国の保証を無理矢理付けていた。なのでなんとしても倒産だけは避けたく販売不振の旅客機をなんとしても日本に売りたかった。つまり陰謀を巡らせるようなゆとりはなかった。また融資に保証をつけていた関係で議会はその経営をチェックする必要があり監査法人から正式に提出された資料に領収書などが含まれていた。キッシンジャー率いる外交筋は日米関係に亀裂が入るのを恐れて日本の政治家の名前が分かる資料を日本の司法当局に渡すことにむしろ難色を示していた。三木は強硬に資料の公開を迫ったがあくまで司法当局の者だけが見られる、という条件をつけられ強引な追求はできなかった、などなど面白おかしい陰謀説が次々と検証されていって本当はどういう事件で誰が一番悪かったのか、が暴かれていく。キッシンジャーがかなりとんでもない奴だということもよく分かるのだがそれを超える巨悪がいる、という展開でかなりのページ数も苦にならず読めてしまった。日本にもこういう時代あったんだな、としみじみ思わせられた。あっと驚く展開こそないけれども非常に面白い作品。おすすめです。

2日前

鷹将軍と鶴の味噌汁 江戸の鳥の美食学

鷹将軍と鶴の味噌汁 江戸の鳥の美食学

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

これはかなりの労作。作者は民俗学者で歴史や料理の専門家ではないところが興味深い。千葉は柏の辺りに手賀沼という湖があってたまたまその近辺の神社を訪れた際に江戸時代に百両もの寄進を行った町民がいることを知り、興味を持ってどういう人物か調べたところいわゆる任侠でありかつ、野鳥の卸売業者であったということを知って日本の鳥食文化について調べたという作品。上野には明治39年に閉店した願鍋の有名店があり江戸時代の料理屋番付では殿堂入りというかランク外の上位に位置されていたそうで日本人イコール魚食い、というイメージがあるけれど野鳥を食べる習慣はかなり古くからそして現在の我々が想像するよりもかなり幅広く行われていたものらしい。かなり丁寧に調査をされておりまたレシピなども載っていて興味深い内容。特に面白いのは贈答やもてなしに使われる鳥には順位があって、魚は鯉が最上位で次に鯛、という順番で不変らしいのだが鳥に関しては古くは最上位が雉、中世においては白鳥で近世では鶴だったということでこれは味ではなく生き物としての優美さとかそういうことであったらしい。捕り方にも差があって最上位は鷹狩で仕留められたものらしく、将軍が鷹狩で仕留めたものなどはとてつもない価値があったらしい。魚と違って鷹狩など将軍も自ら手掛けるからか猟区に関する規制や今で言うトレーサビリティもかなり厳しく運用されていたらしい。環境問題などで野鳥があまり捕れなくなったこともあり、また安価で飼育しやすく味も良い鶏が普及したこともあって野鳥食は一気に廃れてしまったらしいがそれでもまだ捕まえて食べてもよい野鳥は28種もいるらしい。個人的にはジビエの類はそこまで好まないのだが数年前に渋谷の焼鳥屋さんで頂いた鴨は確かに美味しかったな、などと思い返したりした。食に興味のある人や鳥料理好きには是非おすすめしたい。非常に面白かった。

2日前