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らいむ すきなものを 上橋菜穂子さんに… |
だれも人の不幸を望んでる人はいなくて、混乱していく状況をだれもが正したいと思っている。
世界を動かす武器を持つ人は、いつでも、世界を救うために、何かを犠牲にしなければならない選択をさせられる。なにを選択しても、誰かが犠牲になる。その決断を、どれだけつらい思いだったのかを、想像しないから憎しみは大きくなる。その思いを想像できないままでは、いつまでも世界が得るものはないのだろうなあ
「未知の世界は、そんなにいいものじゃなかった」と考えることは私は生きてて強く思う。完璧ではない組織、思いやりを持てずに騒ぐ大人、何も変わらない自分。
憎しみと悲しみがあふれる中で「僕らが知らない壁の向こう側があるはず」と、思える事、信じて、願うことが大事なんだと、どの世界でも、どんな世界でも、人が人を想う心を、尊ぶ心を、諦めてはならないということを、感じました