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駄菓子屋の奥に、子どもだけの食堂開店! 激務の末にロケ先で怪我を負い、心身ともにダメージを負った楓子は憧れて入った映像制作会社を25歳で退職した。実... 続き

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夢だったドラマ制作の仕事に挫折し祖母の営む駄菓子屋を引継いだ春日井楓子。
店を訪れるお客様である子どもたちとの交流から、彼らが向き合う過酷な現実に触れ、手助けしたいと奮闘する。

主人公はいじめ、拒食症、貧困など子どもたちを巡る社会的問題に「食」から解決の糸口を見つけようと駄菓子屋を営みつつ密かに始めた「かすがい食堂」で彼らと夕食をともにする。
鍋やカレーなど、どの料理も家庭的なメニューばかりで、心を込めて作っている様子が心温まる。
ただ、心優しいのは分かるが、子どもたちと関係を築くのに性急すぎる主人公が少しキツい。
登場する子どもたちが素直ないい子たちだから話は成立するけど、彼らに負担を強いているのではないかとハラハラしてしまう。
人間の信頼関係ってもっとゆっくり作り上げていくものでは。
そう簡単に知らない他人の作った料理を(いくら子どもでも)口にはできないのではないかなあと思うのは私の考え過ぎかもしれないけれど。

読者

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