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非日常的な空間である聖地-。観光地として名高い聖地には、信仰心とは無縁の人々が数多く足を運んでいる。さらに近年では、宗教と直接関係のない場も聖地と呼ばれ、... 続き

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P83 現代の巡礼者は、旅立つ前に映画・小説・巡礼記・ネットなどを通じて、自分自身の「あるべき巡礼」「あるべき他者との交流体験」を思い描いているのではないか。そして、それに合致するような体験を積極的に探し、強調しているように思われる。

「聖なる巡礼者/俗なる巡礼者」という二分法を丁寧に解体し、「宗教が自明のものでなくなった現代世界において、聖なる場所や聖なるものがどのようにして社会の中に姿をあらわすのか」(p.v)考察した1冊。

聖地は以下の4つの類型に分けられる。(a)制度的聖地、(b)共同体的聖地、(c)イベント的聖地、(d)個人的聖地である。
著者は、多様な価値観や世界観がフラットに存在する現代社会を背景に、個人と個人が何かを共有できる可能性をもつものとして、聖地に可能性をみる。
宗教と社会が新しい関係を結ぶ中で、記憶ー場所ー共同体といった概念が今後どうなっていくのか(べきなのか)、考えさせられます。

読者

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新書

字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ

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ひろむ

月に6冊以上、年間75冊読破が今…

2018/8/15読了 映画を映画館で観るのが好きだ。 吹き替えよりも字幕で観る方がより好きだ。 そんなわけで、字幕を付けてくれている翻訳者の方々の仕事に少なからず興味があったのだけど、この本は新書なので映画翻訳の基本的なことは押さえつつ、字幕の仕事現場で様々な立場でのアプローチ、「言葉」に対する拘りや発注者側からの意図的な改変などに納得しきれない現実なども書いてあって、どんな仕事も悩みは尽きないんだなーと面白く読みました。

3日前

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アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために

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高橋太介

最近読書の素晴らしさに気がつき、…

表題の通りであることは間違いありません。『嫌われる勇気』以前に出た入門書の位置付けだと解釈しました。 内容は非常に明快で予備知識なしでも難なく読むことが出来ます。学問ということでとっつきにくいと感じる方もいらっしゃるでしょうが、一読の価値がある一冊であることに間違いありません。

3日前

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昭和の怪物 七つの謎

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東條英機も石原莞爾も吉田茂も充分に怪物だが、一番謎めいているように思えた瀬島龍三が、その謎多き怪しげな存在感故に、この中では一番怪物に思えた。 また、理由はどうあれ東條のような人間に国を任せたことは、本当に悲劇であり笑えない喜劇であると感じた。 二度とあってはならない。

4日前

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