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コメント

スリバチの定義が四方を囲まれた窪地であることは、想像していたのですが、東京都内に、本当にスリバチな地形があるとは知りませんでした。入門書としても最適かと思います。

東京は平らに見えて意外に凸凹している。
窪地地形を愛でる人々のスリバチ愛に満ちた入門書。今すぐ荒木町に行きたくなる〜。

スリバチ学会会長の皆川典久さん、副会長の石川初さん、無類の階段マニアで知られる松本泰生さん、暗渠ハンターの高山英男さん、吉村生さん、工場萌えの大山顕さんと、この世界の有名人てんこ盛りの豪華執筆陣で、地形マニア、都市徘徊者には堪らない一冊ですね。

スリバチ地形の成立は、長い歳月をかけた自然による地形の変化だけでなく、大名庭園が作り出した巨大池の跡地であったり、陸軍の射撃場であったりと、様々なケースが存在していて興味が尽きない。

スリバチ界は、地理にも歴史にもアプローチが可能で、暗渠や階段マニアとも相性が良い。マイナージャンルを志向している身としては、仲間が多くてなんだか羨ましいぞ。

読者

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ノンフィクション

失敗だらけの人類史 英雄たちの残念な決断

失敗だらけの人類史 英雄たちの残念な決断

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

タイトルに惹かれて手にとってみた。世界史における残念な決断とか行動の歴史で一つのエピソードが図版入りで3から5ページにまとめられている。中にはこれが失敗?という感じのものもあるけどもだいたいが興味深い話。ただずっと通しで読むと断罪ぶりが鼻につくところがありちょっとしんどいかな、という気もした。なんとなく意識高い系な場所の待合室とかにあるとちょうどいいかな、という感じがした。面白かったけれども。

1日前

イタリアの鼻 - ルネサンスを拓いた傭兵隊長フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ

イタリアの鼻 - ルネサンスを拓いた傭兵隊長フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ

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fuku

設計事務所勤務ゴミリーマン/元ク…

ピエロ・デッラ・フランチェスコによる特徴的な鼻が際立つ横顔の肖像画で知られる傭兵隊長にして小都市ウルビーノの領主フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロの生涯からルネサンスの世界を描く。ヤーコプ・ブルクハルトが賞賛した、文化・芸術を保護してウルビーノを一流の都市に育てあげた英明な君主像は果たしてどこまで実像に沿っていたのか。弟殺しや戦争に負けたことがないとされる戦績、あるいはライバルのマラテスタ家没落の真相など、ブルクハルトの評価に隠れていた真実を明るみに出しながらも、豪華絢爛な宮殿、また当代随一の蔵書など、フェデリーコの文化的センスや知識を紹介していく。非常に読み応えがあった。 そういえば、あの名高い鼻は、鼻梁が視野を邪魔して死角が生じて傭兵隊長としては不便なので手術したという風にどこかで読んだ記憶があったけどそうじゃなかったのね…。にしても、目を槍で貫かれても軽口を叩く胆力には驚嘆。

4日前