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ラブレター、絶縁状、天国からの手紙…。鎌倉で代書屋を営む鳩子の元には、今日も風変わりな依頼が舞い込む。伝えられなかった大切な人への想い。あなたに代わって、... 続き

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一時期鎌倉に住んでいたことがあったので、なんとなく懐かしい気持ちで読みました。切手の値段や、今はもうない場所などもでてきて、時代設定は今よりもかなり前のことみたいでしたが、そこだけ省けば、現代としてみていてもしっくり来る。そのあたりの移り変わりがのんびりな感じも鎌倉らしさかもしれない。代筆という仕事をしている主人公。文字が語るその人らしさというのは、確かに存在する気がします。以前、美文字トレーニングをやってみたけれど、なんとなく他人の文字になって、気持ち悪くてやめちゃったんです。その人の文字っていうのがあるんですね。

鎌倉での素敵な暮らしと、代筆の依頼者のそれぞれの物語、主人公とその周辺の物語…多方面で楽しめる本です。

代筆って完全に本人になりきってするもんなんですね。依頼の度に向き合って、思いをしっかりと伝える執念や責任をひしひしと感じました。その合間合間に出てくるバーバラさんやQPちゃんなどご近所さんとの交流もとても微笑ましい。
ゆっくりと味わいながら読みたい本でした。

いい本に出会えました。
美しい文章で読んでいて気持ちが良い。装丁も文章もストーリーも綺麗で、時間があるとつい手にとってしまう本です。こんなステキな比喩表現ができるようになりたい。
冒頭の朝のルーチンのシーンがお気に入りです。
私にとって馴染みのある鎌倉が舞台というのも、お話に引き込まれた理由のひとつかも。行ったことのあるお店も出てきて、また鎌倉に行きたくなりました。

鎌倉が舞台というので、耐えきれなくなって購入、買って良かった。
手紙、書きたくなります。紙、ペン、切手もとびきりのを選んで。
鎌倉へも物語に出てきた所を巡りに行きたいな

鎌倉を舞台にした、大人の友情と、家族と、ちょこっと恋の物語。

素敵な登場人物ばかりで、読んでいて、すごく優しい、あたたかい気持ちになれました。

鎌倉の街を訪れてみたくなりました。

祖母から受け継いだ文具店兼代書屋を営むポッポちゃん。元ヤンで、海外放浪もしたけれど、祖母の教えが身体にしみ込んでるんですね。ご近所さんとの距離感がとてもいい感じです。
代書屋って代筆屋だと思ってました。便箋からペン、インク、切手にまでこだわるなんて!鎌倉散歩含めて全部やってみたいことばかりでした。

言葉を選び、言葉を並べ、言葉を形(文字)にする。
そんなシンプルなことで人の気持ちは伝わる。そんなシンプルなことだからこそ、伝わるのかもしれない。

ツールが溢れているこの時代に、とても大切なことを教えてもらった気がする。

何となく読まず嫌いしていてもったいなかったなぁ。美味しい食べ物が出てくる小説は内容もいいと思っています。美味しいものたくさん、好きな文房具もたくさん。続編の『キラキラ共和国』も、キラキラってどうなのよ〜と思っていたのですが、こちらを読んで納得でした。

とても季節を感じられ、ほんのり温かい気持ちにさせてもらいました。読んで行くと、自分の思い出とリンクする箇所もあり、懐かしいような気持ちにもなりました。
素敵な情景を見せてもらいました。

王様のブランチで紹介されて、即購入!GW中には読み終わりたい!…と言ってたら、読むのが止まらず、あっという間に読んでしまった。

舞台は鎌倉。登場人物以外はすべて実在するお店や神社仏閣。読んでてなんだか鎌倉行ってみたくなった…
主人公は20代後半の女性。亡くなった祖母から継いだ家業である「代書屋」の仕事をしていくのだけども…
その他の登場人物がとても個性的なんだけど、なんだかいそうだよね〜って感じ。
「代書屋」なので手紙がよく出てくる。この手紙にはこの用紙と筆記具で、切手はこれを…という感じなので、郵便局でも販売したらいいんじゃないかと思った(^_^)

全体の大きな流れの中に、いろんなお客さんを通してほろりとしたり、すっきりしたり。テンポよくお話がすすみます。
祖母の愛情をはじめて知ったとき、泣けました。最後は手紙という手段で思いを伝えることができてよかった。きっと天国に届いてるはず。

なんだか誰かに手紙を書きたくなる
一個一個の話がほっこりする

久しぶりにしびれる本に出会えました!!!
心温まる話でした!

代筆屋の、手紙を書く姿勢、文房具や道具に対する姿勢が素晴らしい。鎌倉という街も魅力的に描写されていて、温かい一冊。
素描家、しゅんしゅんさんによる描写も目を惹かれます。

読者

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小川糸の本

ファミリーツリー

ファミリーツリー

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きなり.

こころがふくふくするような物語が…

こころが、とってもじんわりこ。なんてあったかいお話なんだ。 読み終わると、おばあちゃんに会いに行きたくなった。 しばらく会ってなくて、「会いにいくのはそのうちでいいや」とか思って過ごしてたけど、今すぐにでも会いたいきもちになったよ。 そして、おばあちゃんを想うと泣きそうになった。 おばあちゃんがいて、おじいちゃんがいて、だからわたしの両親がいて、ふたりが愛しあったから、わたしがいて。 そんな、当たり前だけど当たり前じゃない、奇跡みたいなものを感じてドキドキした。 そして、土地に根付いてるものや季節を大事にすること。 わたしのいまの生活では、それってなかなか難しいことだけど、でもそういうのを大事にしようという気持ちを持っていたいな。 ファミリーツリーのいちばん下っ側にいるわたしから、新しい命がまた続いてゆくんだなぁ。 とってもすてきな奇跡。

30日前

ミ・ト・ン

ミ・ト・ン

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リトル

小説も漫画も絵本も読みます

各国それぞれにいろんな風習や考えがあって 本書はラトビアという国がモデルになっていて 国の全ての人がいろんな場面でミトンをはめている 女性が編み 旦那さんや両親や親戚、はたまた近所の人にまで 作ってプレゼントする 日本でいう八百万の神と同じで 物にもその辺にある石にも全てのものに神が宿っているという考えから ミトンに願いを込めて神の模様を編み込んだりしている 物があまりなくても心豊かに過ごせるのは 神への信仰や感謝の気持ちがあるからでしょうか

2か月前

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卵を買いに

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現代小説、エッセイ、詩歌を中心に…

素朴であたたかみのある表紙と気になる帯に惹かれて購入。度々挟まれる政治色のつよい文章に予想していなかったため少し身構えてしまったが、可愛い犬のゆりねちゃんと、ページから美味しそうな香りのするごはんのエピソードには大変癒され、そして腹ぺこになってしまった。ゆりねバーグ、気になる木……。

3か月前

キラキラ共和国

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キムチン(Yoko Okamoto)

大阪府出身

前作とともに何となく読まず嫌いしていてもったいなかったなぁ。美味しい食べ物が出てくる小説は内容もいいと思っています。美味しいものたくさん、好きな文房具もたくさん。キラキラってどうなのよ〜と思っていたのですが、前作の『ツバキ文具店』を読んで納得でした。

5か月前

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