文芸

ライオンは仔猫に夢中 ~平塚おんな探偵の事件簿3~

ライオンは仔猫に夢中 ~平塚おんな探偵の事件簿3~ 東川篤哉

シリーズ3作目 女子大生殺人事件の被害者が飼っていた白い仔猫を引き取って事務所で飼うことになり 2人と1匹となった 美伽曰く ライオンと仔猫と猛獣使い 今回はエルザの入院もあって 仕事も途中で投げ出すことになるかと思いきや 美伽と仔猫の活躍でなんとか最後までやり遂げ しかも犯人逮捕までこぎつけた なんだかんだと言いながら仲良く仕事して万事上手く回ってるからいいのかな

南の風

南の風 獅子文六

2018/08/18読了 獅子文六作品初めて読んだ。 他の作品も読もう。 戦前のまだ豊かな時代の話。 六郎太は最後までボンボンだなって感じ。 瑞枝も、いいんだ…。二人のやりとりは好きだったけど、コロッとあっさりいきましたね。 重助が一番大変だなあ。

パズル・パレス 下

パズル・パレス 下 ダン・ブラウン

すっごい面白かった…。ダン・ブラウンは「ダ・ヴィンチ・コード」から読み始めほぼ読破しましたが、個人的にはこの「パズル・パレス」はトップ3に入ります。答えが分かった瞬間、鳥肌が立ち「えっ!!」と声が出ました。自宅で読まれる事をオススメします。

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偽りの書簡

偽りの書簡 ロサ・リーバス

1952年、フランコ独裁政権時代のバルセロナを舞台にしたミステリ。 主人公は女性記者アナ、そしてその彼女のはとこで文献学者のベアトリズ。 アナは男性記者の急病で社交界で有名な女性の殺人事件の担当に抜擢されるが、いわゆる御用記者であるから当然警察の意向に沿った検閲済の記事しか書けない。 ベアトリズは過去の政治的な言動を問題視され研究者としての道を絶たれ、現在は大切な書物を売って生活費の足しにしている。 男女差別や思想統制で不遇な境遇にある年齢も性格も違う2人の女性が、殺人事件をきっかけに、ともに才能や得意技を活かして闇に葬られようとしていた事件を解決していく。 社交界に詳しく頭の回転の早いアナの活躍はもちろん、ベアトリズが文献研究の知識と経験を活かして手紙の書き手の正体や動機に迫っていく独自のアプローチは、学術的である一方、蘊蓄に史料オタクの喜びが溢れ絶妙に面白い。

他人の顔

他人の顔 安部公房

終始不気味な空気が流れ続けているのは、顔を失ったことで世間から遮断されてしまった主人公の居心地の悪さの追体験か。 しかし都会で生活していると、他人は自分にとって単なる鏡に成り下がりがちだと思う。 言いたいことは大体、解説で大江健三郎が言及してくれていた。 映画版の武満徹による劇伴が素晴らしい。

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ライオンの棲む街 ~平塚おんな探偵の事件簿1~

ライオンの棲む街 ~平塚おんな探偵の事件簿1~ 東川篤哉

シリーズ1作目 実家に戻った川島美伽の元に突然高校時代の友人、生野エルザからファックスが届く 「暇ならウチの仕事を手伝え。とにかく一ペン顔見せろ」 これがキッカケで エルザのやっている私立探偵事務所を手伝うこととなった美伽 ライオンとあだ名されるエルザの猛獣使いの役目を担いながら 慣れない探偵助手を始めたが意外と上手くいってる2人 こんな2人がやっている探偵事務所はなんだか楽しそうで 羨ましい ちょっとやってみたくなります

小さき者へ・生れ出づる悩み

小さき者へ・生れ出づる悩み 有島武郎

『小さき者よ。不幸なそして同時に幸福な父と母との祝福を胸にしめて人の世の旅に登れ。』 いつか、この本を息子に渡そうと思いましたね。 それがただのセンチメンタリズムにならぬよう、励むことをしようと思いますね。

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マスター・スナイパー

マスター・スナイパー スティーヴン・ハンター

最初に文句を言いたい。スワガー・シリーズでおなじみの作者のデビュー作品の邦訳が遂に登場!とあったので楽しみに手にとったのだが…これ昔、新潮文庫で「魔弾」というタイトルで出てたやつだよね。なんか読んだことあるな、と思いながら最後まで読んでしまったけど…「本邦初公開」みたいなプロモーションはすこしおかしいと思う。 作品そのものはかなり面白くて、敗色濃厚なナチスが大掛かりな狙撃計画を立てていることを掴んだ英米の情報機関が作戦の阻止に動く、というもの。計画そのものを追う流れと、一人で300人以上を狙撃しソビエトの攻撃を食い止めたナチの英雄的なスナイパーの動きの二軸で飽きさせずに読ませる。デビュー作だけあってナチの非道さを糾弾する辺りには少し青臭さも感じるが全体的にかなり面白い作品であることは確か。二度目でもかなり面白く読めたし(笑)

冬の炎

冬の炎 グレン・エリック・ハミルトン

前作が面白かったので手にとってみた。泥棒の祖父に育てられ早くから仕込まれていたのだがいろいろあって陸軍に入っていた主人公。エリートのレンジャー部隊員としてイラクやアフガニスタンに派遣されていたという設定。前作で祖父に呼び戻された主人公、その祖父も亡くし、本作では軍を辞めて新たな生活を始めようとしている。そんな中で祖父の犯罪仲間から金持ちの息子と付き合って家に帰ってこない姪を探し出して欲しいとの依頼を受ける。新たな生活の元手を稼ぎたい気持ちもあって軽く引き受けたのだが、二人を追って行った山荘で悲惨な状態になった死体を発見してしまい…という話。けっこう入り組んだ設定になっているのだが混乱することなく最後まで楽しめたのは作家の力量だと思う。脇役含めた登場人物の設定や描写も良くて早くも自作が楽しみなシリーズになった。

すべての見えない光

すべての見えない光 アンソニー・ドーア

時間を忘れて読むほどに、物語の世界に入り込んだ。 「ラジオ。それは百万の耳をたったひとつの口に結びつける。」 心に残るのは街の模型と電波。ドイツの歴史が重い

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ダ・ヴィンチ・コード〈下〉

ダ・ヴィンチ・コード〈下〉 ダン・ブラウン

初めて読んだダン・ブラウンの作品。ありきたりな言い方しか出来ず不甲斐ないですが、めちゃくちゃ面白かった!です。上巻からぶっ通しで、久しぶりに徹夜で読んだ本です。止まらなくなるので連休に読んだ方が良いですよ。

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骨を彩る

骨を彩る 彩瀬まる

5篇の短編集。何処かで誰かが繋がっている短編。人生の中で起こる何気無い事や象徴的な事が、柔らかく語られている。 救いがない事も打ちひしがれ嘆き悲しむわけではない。嬉しい事もクラッカーが弾けるような事にもならない。 それが人が生きていく大部分なんだと思う。「指のたより」が印象的で「やわらかい骨」が好きだ。短編の並べ方も考えてのことなんだろう。

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……なんでそんな、ばかなこと聞くの?

……なんでそんな、ばかなこと聞くの? 鈴木大輔

まず、この時期に読めてよかったなぁと思いました。高校生のひと夏の恋のお話ですが、お盆の時期に読めたのってかなりタイムリーだなと思いました。 主人公はとっても鈍い男子高校生。物語は彼が生き返るところから始まります。そんな彼のそばで大人しくもずっとそばにいいて支える幼馴染のちょっと変わった女の子との恋物語です。 主人公同様、私もかなり鈍いらしく、ラストがどうなるのかずっと切なくなりながら読んでました笑 「…なんでそんな、ばかなこと聞くの?」女子高校生に表紙の顔で言われたらキュンとしちゃうよね笑

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なんくるない

なんくるない よしもとばなな

沖縄に行きたくなる。 観光したり、アクティビティを楽しむのではない。 ひとりで行きたい。 散歩したり、海を眺めたり、小説に出てくるような小料理屋さんでご飯したり。 沖縄独特の時間の流れの中で、そこにある光、風、植物、動物、人から発せられる力を感じて、いつもの生活に戻れなくなりそうだけど。 この小説を読むと、それもよしと思う。

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時をかける眼鏡 兄弟と運命の杯

時をかける眼鏡 兄弟と運命の杯 椹野道流

マーキスに帰ってきたアスマとクリストファー。 久しぶりに出てきた王様と弟宰相のコンビが、前よりぐっと仲良しになったような感じがする。 案外柔軟な考えの持ち主の王様と、思いのほか保守的な(だからこその常識人。)な弟宰相は、時々ぶつかりもするけど、前のように危うさを感じないからかも。 いつか弟宰相がお兄ちゃんに甘えられる日が来るといいなぁ。

ニック・メイソンの脱出への道

ニック・メイソンの脱出への道 スティーヴ・ハミルトン

前作が面白かったので手にとってみた。やむなく手助けした窃盗現場で警官殺しの罪に問われることになってしまい25年の刑に服していた主人公。妻子に会いたいが故に刑務所で知り合った裏社会の大物の申し出を受けてしまう。その申し出とは即時釈放と引き換えに大物からの指令をいついかなる時にでも受けなければならない、というもの。前作では葛藤しつつも裏社会の殺し屋になってしまう様が描かれていた。本作で主人公は大物の裁判で証言することになっている保護プログラムで守られた証人達を始末せよ、との指令を受ける。図らずも殺人者として成長してしまった主人公のアクションシーンと葛藤とが適度に相まって優れた作品になっている。本作では証人になってしまった前任者〜アイルランドから来た殺人マシーン〜との対決もあり目が離せない展開が見事。ラストの転換も素晴らしく、続きが楽しみなシリーズである。

スイミングスクール

スイミングスクール 高橋弘希

子供が頭の中で、その時何を考えているかをほぼ推測できたあの頃を思い出させる。作者はきっと子育てを経験している〜愛が伝わるさ

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