文芸

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表題の『ジュリエット』3部作は、ほんの短い短編3つに、若き日に遭遇した出来事と芽生えた恋心、年老いた両親との向き合い方、理解できない道に進んでしまった娘との距離、多くの女性が体験するであろう人生の節目を見事に描き出している。人生経験を積んできたものなら、重ね合わせる一瞬もあるでしょう。ジュリエットの気持ちを、すべて書いてしまわないからこそ追体験できる絶妙の距離感。『トリック』は初恋と純粋な約束、酷い砕かれ方とどんでん返しの顛末にゾクゾクする面白さ。誰にでも訪れる転換の瞬間に立ち会える8編。

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再読了 やはりよく出来てる。

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心地よい言葉の音楽! 爽快‼︎ 読みながら ただ、ただ、 言葉の音を味わいました。

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どの短編も、怪奇現象に立ち会っていながら、主人公達が怖がっていないという点で、晩年の人間の記憶の自由闊達さを描いた吉田健一の「怪奇な話」とも似ている。山を動かす魔法使いも出てくる「怪奇な話」よりも、さらにこの本は、青年や中年の記憶にも出てきてくれそうな、普通の、ありうる、ひどく納得できる心惹かれるゴースト達が登場する。都市や記憶のそこかしこに私達の意識がグッと引きずり込まれる一瞬を描くのが本当に上手い。

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母親の愛情とは何か、一人一人の個性とは何か考えさせられました。 そっか!私は私で良いんだと

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1981年に書かれた小説で、現代から太平洋戦争末期(昭和19年)にタイムスリップしてしまった家族の物語。

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神が作ったとされる島の 12年に一度の潮祭 神女になる条件を満たす女の子がいないときは 開催されないが 今年は開催される 時代に取り残されるような神女の条件に 自分を重ねて苛立つ主人公も お祭りに関わる人達と 触れ合い 違う世界を見たことで 成長できたと思う

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とにかくうつくしいからみんな見て。

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この本を読んでいると、日常の静けさの中で少しでも幸せがあるんだなと気づかせてくれます。何度も何度も、再読してまた新たなものが見つかればいいなと思います。

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主人公の気持ちがわかるような、わからないような… でも、心に染みるものがあった。主人公の心や主人公が見た物の表現が良かった。好きな作品。

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P539 ハイペリオン・シリーズは、ありうべき未来の科学技術による社会や人間性の変化をリアルに考察するようなSFではなく、また宇宙における人類の運命を考えるような哲学的SFでもない。現実の日常性の裂け目から異世界をかいま見るようなタイプの作品でもなく、あえていえばファンタジーに近い原型的、神話的な冒険SFであり、全体としては往年のスペース・オペラや、異世界冒険もの、ワイドスクリーン・バロックと呼ばれるタイプのSFに近いものである(もっとも『ハイペリオン』の個々の挿話にあるように、また違うタイプのSFもその中に混在しているのだが。お得なSFの福袋といったところか)。

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期待して読んだら失敗した。 深読みしすぎず、普通の恋愛小説として読むべし。

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音という刺激を受けると、聴覚と嗅覚が同時にはたらく「嗅聴」という「共感覚」を持つピアノ調律師が主人公の短編集。 主人公は、ピアノの生音に対してだけこの感覚が発動するのだが、その感覚を利用して、ピアノにとどまらずその持ち主の問題までも「調律」していく。 七編中、五編目までは。 六編目で、大きな方向転換がある。 それが、2011年3月11日の「あの日」が、この物語をぎこちなく歪めてしまう。 七編目で、停滞した物語は再び動き出すのだが…。 熊谷達也さんは、仙台市在住とのこと。同じく仙台在住の伊坂幸太郎さんは、「あの日」のことを書かないと宣言している。熊谷達也さんは書くことで、自らの作品に亀裂が入ることもいとわなかった。どちらも、苦渋の決断の末に生まれた覚悟だろう。

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対比が美しい作品。 音楽に愛された人々と音楽を愛した人々、どちらもその人なりに音楽に向き合っている。瑞々しい。臨場感がある。

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血が5、地が3、知が1、痴が1。 あくまでも、私個人の感想です。 こんなブレンドのコーヒーを飲んだら、さぞかし苦いだろうな。でも、猛々しい青春の思い出、家族との愛憎、未熟さゆえの自己嫌悪の味がじわじわしみわたるんじゃないかな。 三作品が収められているが、最後の『雨を見たかい』では、再生の兆しを提示して終わるので、それが後味として残る、馥郁たる香りのする本でした。

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マリアビートル読み終えたら、娘が図書館から借りてきて読みかけて放置なのを拝読。 殺し屋が出てこないので誰も死なない。マリアビートルのあとだったので、あまりの刺激のなさにがっかりしつつも見事にはまった。あっという間に読み終えた。小説だから一般人にはなかなか起こり得ないお話なんだけど、もしかしてどこにでも転がってそうな物語。 やっぱりこの人の書く人物ってなんとも味わいがあっていとおしい。

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アウトローな人々を描いた3編。デビュー作らしく、爽やかにまとめられてる。

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小中高生が主人公の短編4つ。いずれも学校の音楽室が中心舞台。同じ作者の「聖夜」が良かったのでこちらも読んでみた。

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まず何より心理描写、というか思考回路描写が主内容でおよそ400ページも文章を書けるのが、さすが作家!と思った。 アマゾンのレビューに誰かが書いていたが、結婚生活や子供をもつことの幸せが全く描かれてなく、これを読んだ若者が結婚に希望をもてないのでは?!という意見があったが、もう結婚することはできないと思う自分には、曲解したりされたり、同じ内容でも単語ひとつで誤解したりされたり、あるいはその時の自分の精神状態で卑屈に捉えてしまったり、考えすぎてしまったり…こんな理解し合うのが大変なら1人がマシだわと思わせる内容だったのは事実。 あと一見普通に話してるように見えてその実、本人の潜在的な願望から相手を自分より下にしようとする心理戦的会話って確かにあるなと、ひどく怖くなった。所詮いかなる他人とも対等な関係性はないと割り切ればラクか?!

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ほぉんとーにバカバカしかった(笑) 焼かないのに焼そばっていうのおかしいとあたしも思ってた!かやく入れ忘れてお湯入れてたり、湯切りでメンもシンクにドバーッとしてバンっ!て音がしたり、あるあるネタだけど作家の文体で書くとまたおかしい。読者もかなり古今東西の作品を乱読してないとこのおもしろさは味わえないかも。

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