文学

屍人荘の殺人

屍人荘の殺人 今村昌弘

読み終わっても尚謎が多く残る作品であった。 人には心がある。 だが、ほんの一部分であったとしても、醜さが顕著に表れてしまうと本質を見失いかねない。 人間には、その中に少なからず美が存在しているのだからまだましだ。 本当に恐ろしいのは、心や理性のない人間と出会ってしまうこと。

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18禁日記

18禁日記 二宮敦人

一人一人の日記やブログ、メール形式で物語が進んでいく為、短編小説のようで読みやすい。 日記形式の為空いてる行が多く、文字が少ないのもあるけれどテンポが非常に良くラストまでサラッと読めてしまう。 怖いわけでもグロテスクすぎるシーンがある訳でもないけれども、それぞれが狂気に捕われて崩壊していくので、後味は悪い。 が、個人的には好きです。 何気ない普通の生活から壊れていく為、出てくる登場人物の行動に昔そういえばこんなこともあったかも、なんて苦々しく思うところもある。 普通と狂気は紙一重、踏み越えるか踏み越えないかの違いなのかな、と思わせてくれる。

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涼宮ハルヒの退屈

涼宮ハルヒの退屈 谷川流

シリーズ第3弾。シリーズの中の短編集です。過去2作で定着させたキャラを活かして、ライトにさくさく読めました。これがずっと続くと退屈しそうだけど、逆にこれ以降短編が無いと貴重な短編作として、ファンに人気になりそう、と思いました。

京都寺町三条のホームズ(9)恋と花と想いの裏側

京都寺町三条のホームズ(9)恋と花と想いの裏側 望月麻衣

シリーズ9作目 なかなか会えない日々が続き自分が思うよりも寂しさを感じていた葵ちゃん その分 会えた時の嬉しさが滲み出て ホームズと共に喜びを分かち合えるんだね ただ円生の「答え合わせ」が真実とならないことを祈るのみ ホームズ自身も実は気にしているんだが 次回とうとう実行に移してみるみたいだから 結果がわかるね

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欲しい

欲しい 永井するみ

欲望というものは果てしないものだと思った。 それが悪に転じてしまうこと。その状況に気づかないこと。 テンポの良い文章にグイグイ引き込まれました。途中からは一気読み。 人間の貪欲さは時に恐ろしくなります。

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玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ

玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ 木下龍也

高校時代に戻された。 バカさも、生き苦しさも、感覚の変な鋭さも。 "傘の下だけがクリアだ放課後の無数の靴を追い抜いてゆく" "卓上の『カラマーゾフの兄弟』を試し読みして去ってゆく風" "冷えた印刷をうれしくにおうとき本屋に夏の入り口はある" 舞城王太郎の掌編も良い。 2019.4

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どんまい

どんまい 重松清

一人一人が人生の主人公であることを思い出させてくれた。 洋子のもと夫は許せないけれど。

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どこの家にも怖いものはいる

どこの家にも怖いものはいる 三津田信三

和ホラーらしい、不気味な感じ。 叫びたくなるほど怖いというより、小説本文にもあるように後からじわじわとくるような、なんとも言えない気味が悪い感じがする怖さ。 この作者さんの本はこれが初めてだったのだが、作者本人が奇妙な体験に巻き込まれていくことから、非常にフィクションとノンフィクションの境目が曖昧で、それが更に奇妙さを引き立たせている。 ストーリーは5個の体験話を元にミッシングリンクを見つけていくというもので、全貌が明らかになっていくにつれて前半を読み返したくなる。 とても面白かったです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎

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ちんちん電車

ちんちん電車 獅子文六

0108 2019/04/16読了 路面電車はあまりみたことがないが、路面電車の走っている風景は素敵なんだろうな。東京の街中を走っていたなんて今では考えられないけど、揺られてみたかったな〜。 戦前の古き良き東京を回想したエッセイ。住所も出てくる店や町並みも今とは全く違う。今の東京も好きだけど、この時代の東京の風景も見てみたかったなと思った。

見習い鑑定士の奮闘-京都寺町三条のホームズ(8)

見習い鑑定士の奮闘-京都寺町三条のホームズ(8) 望月麻衣

シリーズ8作目 オーナーから修行に行けと言われて なかなか会えない日々を過ごすホームズと葵ちゃん だからこそ会えた時のラブラブ感は健在です 今回はホームズの子供時代の話もあって 楽しいやら悲しいやらで読み進めました 円生も改心したみたいだけど 本気だったりからかったりで どこまで信じていいのやら… 香織ちゃんの今後も気になります

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