文学

種まく人

種まく人 若松英輔

かなしみ、悲しみ、哀しみ、愛しみ、 そして、美(かな)しみに昇華する。 志村ふくみ、石牟礼道子、半崎美子にも。

絵金、闇を塗る

絵金、闇を塗る 木下昌輝

この異様な人物が実在の人物だったとは…… 絵金の生涯ではなく、絵金の絵に噛みつかれた人達の話です。 血飛沫を描いた残酷絵で、いったい天才絵師は何を私達に伝えようとしたのか。 「後世に残るのは作品ではなく、絵を見た人の心に残る」のだそうです。 暗闇と蝋燭に映し出されて、本物の絵になるという不思議な作品。現在、お祭りもやっているそうなので見に行きたいです。

不連続殺人事件

不連続殺人事件 坂口安吾

研究会 10月課題本 用事のため不参加。 皆様スグに気づかれると思いますが、 登場人物多すぎ(笑) 読みながら関係図を書こうと悪戦苦闘。 結局、ネットで綺麗に書かれてる方の図を参考に 読み進めました。 書ききれてない人が何人かいました。 特に女性ですね。 やはり多すぎるということでしょう。 本中にもありますが小細工もなく、読者を見据えて書かれています。 引っ掛けや振り回しがないので、エンタメ性は少ないです。 そこが意見の分かれる所かも。 時に文章が純文学で納得させられました。 堕落論読んでみようかな。

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ひまわりの日々

ひまわりの日々 俵万智

2018年125冊目。後書きのなかで、万智さんが、「これは自分だけの記憶にとどめておくのは勿体ないことを集めた」と書いてあって、うれしかった。/ 20181014

マスカレード・ナイト

マスカレード・ナイト 東野圭吾

シリーズ第三弾です。 新田刑事のダンスのシーンは必ずあるはずだと、ニヤニヤ期待しながら読み進めました。 ホテルでの騒動を解決しながら、事件は進行していきます。1作目と同様の展開ですが、最後まで読ませられました。ラストはもう怒涛の如く、解決していきます。 ホテル宿泊客の名前、偽名、仮装、警察も参っていましたが、私も迷ってしまった。 犯人当て推理というより、犯人も警察も化けて、化かされた?バレちゃった?という展開。 仮装パーティーですから。

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ザ・万遊記

ザ・万遊記 万城目学

万城目氏の、「湯治と(サッカー)観戦」記、「建物探訪愛」記録、そして「北朝鮮観戦」思い出集。 小説と同じく、スペインサッカーのティキ・タカと同様にテンポよいエッセイ。

地獄くらやみ花もなき

地獄くらやみ花もなき 路生よる

面白い設定です。 〈地獄落とし〉のための推理なので命懸けですが、皓(しろし)君は飄々と、人間の罪をあばきます。自虐独り言が秀逸な青児君はペット? 残虐な始末の付け方が、ブレてなくてよかった。

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騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編 村上春樹

友人の父の家で過ごした数ヶ月の間に経験した出来事は 幻のような現実で 騎士団長や顔ながの存在は 主人公とまりえちゃんにしかわからない秘密事だからこそ まりえちゃんを救えるのは主人公だけだったから 助けられて良かった と言いつつも 助けた感はないような… あまり引き込まれず 読み終わるのに時間がかかってしまった

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ラインの虜囚

ラインの虜囚 田中芳樹

2018/10/15読了 少年少女向けの企画だった講談社の『ミステリーランド』のために書かれた本。私はもういい大人なので、読んでいて正直なところ物足りなさはあった。ジュブナイル小説は好きだし、架空歴史物としても充分に楽しめる作品だとは思うんだけど、この一冊でこのページ数でまとめるとなると、どうしてもこじんまりしてしまうのは仕方がないのか…。『三銃士』や『鉄仮面』を読み返してみたくなったので、古典を改めて読むきっかけとしては良かったかなぁ。コナン・ドイルの『勇将ジェラール』の二作は知らなかったので、ちょっと読んでみたいかも。

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悟浄出立

悟浄出立 万城目学

いつも天竺への旅の列の後方にいる悟浄が、初めて先頭に立った時にどこへどう行けばいいのか戸惑う。その時の悟空のセリフがいいなぁ。ぜひ読んでほしい。 他の短編も切なかったり、感慨深かったり。短編もうまかったんだ。

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