文学

ぼくの美術ノート

ぼくの美術ノート 原田治

0126 2019/07/23読了 美術にまつわるエッセイ。 気になったもの 北園克衛、寿ぎのデザイン「平つか」、赤塚不二夫「ギャグゲリラ」、赤勘兵衛、イヴ・クライン、宮田重雄、小林泰彦、イーディス・へっど、いじわるばあさん、ウィリアム・クライン、鳥居清光、木村荘八、スリップウェア

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水の肌

水の肌 松本清張

松本清張をはじめて読んだ。 暗さがたまらなくよかった。 短編集。

大きな森の小さな密室

大きな森の小さな密室 小林泰三

正直、あまり面白くなかった。 ミステリーなんだけど、設定が無理やり過ぎて… なぜそうなる?と、期待をしっかり裏切られるところで言えば作者の意図通りなのかもしれないが。 好きな人にはいいかもしれないが、好き嫌いが出る作品だなと思います。 蔦屋でオススメになっていたから買ってみたけど残念。

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家と庭と犬とねこ

家と庭と犬とねこ 石井桃子

絵本作家としてのイメージが強く、勝手にふんわりした方なのかと思ってましたが、良い意味で裏切られました なんて芯のある強い女性なんだろうと思います 戦後すぐの、おそらく私には想像もつかないほどの大変な時代に、一人の女性が自分の意思を貫き生きていく様がなんとも明るく綴られてます 読んでいてとても心地よい一冊でした お気に入り女性作家さんに仲間入りです

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カラフル

カラフル 森絵都

大人になってからの児童小説。 非凡?平凡?普通? 普通って何? 普通じゃないって何? 疑問や葛藤は大きい人と書かれても続くもの。 いい本。 沢山のいい言葉が詰まっていて、寄り添ってくれる。 カラフル

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ブラックライダー(下)

ブラックライダー(下) 東山彰良

間違いなく取っつきにくい。ワラワラ出てくる登場人物の名前は全部長ったらしく、ワザとだろってくらい覚えにくい。文章も翻訳小説に寄せた文体でこれまた読みにくく情緒性も薄い。 それでもこの小説は素晴らしい、登場人物の誰もがこの世界で生き抜こうとする清々しい感情。様々な人間が混ざり合い、大きなうねりとなって仮想の世界をこれでもかと浮き立たせている。これほどの長編小説を書き切った作者の創造性、熱量には感動する。 冒頭に述べたように、間違いなく万人受けはしないだろう、誰彼構わずお薦めできる類ではない。(ついでにいうと荒くれ者どもばかりで口も汚い) 自身もこの本の素晴らしさを伝えたいのだが、登場人物の半分も名前を覚えていないのが悔やまれる。

その時までサヨナラ

その時までサヨナラ 山田悠介

中盤まで面白くてスラスラ読めたが、個人的には終盤少し残念な気持ちがした。ただ、主人公が不思議な体験を通して家族のつながりに気付き、変わっていく様は読んでいて嬉しかった。

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これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条 小川糸

年齢を重ねる楽しみについて新たな定義を教えてもらいました。自分自身が心地いいと思う気持ちを第一に過ごす。ものが溢れかえる世の中で、自分が一生おつきあいしたいと思えるものはきっとそう多くないです。便利だから、新しいからとすぐに手を出すのではなく、好きという感情そのものから分析する。購入前にワンクッション置くことで衝動買いを抑えることができる、大切なものを見極めることが出来る。幸せな生活はそこから始まるような気がします。

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職業としての小説家

職業としての小説家 村上春樹

村上春樹さんの、 仕事論が知りたくて読んだ。 ①原稿用紙を10枚毎日書く ②1日1時間のランニング ③規定量を終えれば、 あとは引出しを増やす為に 読書やトレーニングに充てる 淡々とこれらを、〈とにかく〉こなす。 …らしい。 「いや、鉄人過ぎるやろ!」 と、思う反面、 ルーティンを決めて徹底するのは理想型。 とりあえず、30分のウォーキングから 落とし込んでいきたい。

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はつ恋

はつ恋 村山由佳

バツ2のハナとバツ2のトキヲは幼馴染で今は遠距離恋愛中 お互いの仕事の関係で 会えるのは数ヶ月に一度 これが若い人同士なら 不安になったり寂しかったりで 脆くて不安定な関係に陥りやすいのかもしれない 主人公たちは どんなに自分をさらけ出しても2人の仲は大丈夫だと確信している この初めて感じる安心感こそが初恋なんだとすれば そんな人に出会えたことが幸せで 恋をするのに年齢は関係ないんだと素敵な気持ちにさせてもらった

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ベルリンは晴れているか

ベルリンは晴れているか 深緑野分

第二次大戦終戦直後のベルリン。 米ソ英仏四カ国連合軍に占領されたこの街で、ひとりのドイツ人が毒入りの歯磨き粉によって殺害される。 容疑者として連行された、ドイツ人少女アウグステは、戦時中孤児として、被害者宅に匿われていた過去があった。 容疑を晴らすためにアウグステは、被害者の義理の息子を探す事を命じられる。 荒廃したベルリンでの、少女の探索行を描く。 圧倒的な暴力が、生命を脅かした時、良心を保ち続けて生きることは困難である。 ユダヤ人、身体障害者、同性愛、共産主義、強制徴用された外国人、数多の少数者を見殺しにしてきた罪とどう向き合うのか。 人間の弱さと矜恃を、改めて見つめ直すことが出来る一作。

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かがみの孤城

かがみの孤城 辻村深月

話題になったときから表紙の装丁が気になりつつ辻村さんの本を読んだことがなかったので手を伸ばしていなかった作品 職場で理不尽なことがあり、たまたま最近購入していたこの分厚い作品を何も考えたくなくて読み始めた。 お話は学校に行くことが出来なくなった子どもたちが不思議なお城で願いが叶う鍵を探すというファンタジー色の強いものだったが、それぞれの状況で闘っている子どもたちが一緒に過ごしていく中で成長していく姿は苦しくも応援したくなる。 必ずしも選択肢は一つじゃない、時には闘わなくてもいい。 主人公のこころだけでなく自分も視点を変えることができた作品だった。

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死刑にいたる病

死刑にいたる病 櫛木理宇

すべては殺人犯の掌で転がされていたのかっていう急転直下から結びのエピローグまでもが秀逸。鋭いオチとそこで気付く「読み手もまた取り込まれていたのかー!!」が切れ味鋭い。凄い読後感です。

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