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道は開ける 文庫版

道は開ける 文庫版 D・カーネギー

『悩み』について、それがいかに苦しくて、それが無駄であること、それを克服するための心構えを教えてくれる本です。いくつかの『悩み』の種(批判、疲労、不眠症など)について書かれており、家庭の医学のように困った時に開く本です。 以下は気になった言葉 厄介事を数え上げるな、恵まれているものを数えてみよう あらゆる出来事の最も良い面に目を向ける習慣は、年間一千ポンドの所得よりも価値がある 人生で最も大切なことは利益を活用することではない。それなら馬鹿にだってできる。真に重要なことは損失から利益を生み出すことだ。このためには明晰な頭脳が必要となる。そして、ここが分別あるひとと馬鹿者の分かれ道となる。 自分の犯した愚行を記録しておいて自分自身を批判しよう。私たちは完全無欠を望めないのだからE.H.リトルのやり方を見習おう。偏見がなく、有益で、建設的な批判を進んで求めよう。 感情ではなく、有効に役立てるべきか

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たった1分で仕事も人生も変える 自己紹介2.0

たった1分で仕事も人生も変える 自己紹介2.0 横石崇

191205 自己紹介では未来を語る。 自己紹介ということを超えて、現代社会の変化や生き方についても丁寧に書かれている。 個で生きるために、まずは自分を他者に説明でき、共感を得られるようになることが望ましい。 7つのワークも難しくなく、参考になった。

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Think clearly

Think clearly ロルフ・ドベリ/安原実津

人生で最も大切なこと 内なる成功、つまり平穏な心を手に入れること なるほど、確かにそうである アタラクシアを手にいれるために、何をすれば いいのか まずは感情のコントロールをできるようにしたい

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独ソ戦 絶滅戦争の惨禍

独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 大木毅

アントニー・ビーヴァーの「スターリングラード」をとても興味深く読んだのだけど世界史専攻でなかったこともあってそもそも独ソ戦全体はどういうなものだったのかに興味が出たところにちょうどよいタイトルの作品が売り出されていたので手にとってみた。新書ということもあってか簡にして要を得る、という言葉がぴったりであった。悲惨でない戦争というものはないと思うがとりわけ凄惨なこの両国の闘い。一般的に広まっている説だとヨーロッパを席巻したドイツ軍が勢いにのってソ連にいきなり攻め込みかなり押したのだが気候と人口、そしてスターリンの迫害をかろうじて逃れた将軍たちの力で押し返したのだ、ということなのだがそれが誤り、または戦後のいろいろな思惑で捻じ曲げられた説であることがわかる。諸々の悪事はヒトラーとナチスが起こしたものでドイツ国防軍はいわば被害者である、という立場が大嘘であることや、大粛清のあとでも赤軍がかなり洗練された軍隊であったことがわかる。それにしてももともとはユダヤ人を追放したかっただけ(それでもじゅうぶん酷いけれども…)だったものが対ソ戦の展開が思うように行かなくなったことからどんどん虐殺に変化していくところが恐ろしい。他者から収奪することで自分たちの生活を向上させようという戦争が完全に過去のものになったのであればよいのだが、と強く思った。

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時が止まった部屋

時が止まった部屋 小島美羽

 いつか死ぬけれど、明日ではない。と、今は思っている。大病でもしない限り、70歳くらいまでは、そんな気でいるかもしれない。本書を手にしたのも、明日は我が身と切羽詰まっていたからではない。不謹慎かもしれないが、知らないことへの興味本位である。  が、孤独死は誰でもあり得る。今当たり前に側にいる家族が、自分の最期も側にいるとは限らない。

原子力時代における哲学

原子力時代における哲学 國分功一郎

フロイトは、幼児期に誰もが持ちながら成長とともに消え失せた全能感は、ある条件が揃うと「誇大妄想」という形で現れるという。 そこで著者は、スタンドアローンで完全に自立・独立できる原子力こそは、その全能感へ寄り添って離れない、つまり「贈与を受けない生」の実現として人間を魅了するのだと位置づけます。 脱原発に対しての分かりやすい理由があったとしても、それは政治的ドクトリンにすぎず、根本からの解決はない。いつでも同じ理由で原発推進に取って代わるだけたからと、安易な賛同を懸念します。 そんな「思惟からの逃避」が原発を推進し続けてきたとし、原子力を使いたくなる人間の心性を、ハイデッカーからフロイトを用いて、じわじわと明らかにする。 とても刺激的な本です。

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今すぐソーシャルメディアのアカウントを削除すべき10の理由

今すぐソーシャルメディアのアカウントを削除すべき10の理由 ジャロン・ラニアー/大沢 章子

親が子供にSNSを使わせたくない時に読むと良い。 全て合理的な内容。 しかし、新たに何かの知識を得るほどの書籍でもない。 要点だけざっと見るだけで良いかと。 …SNSじゃないけど、このアプリもどこかで利益を得るために作られていて、利用者である我々は踊らされているんでしょうね(笑)

40代で必ずやっておくべき10のこと

40代で必ずやっておくべき10のこと 『THE21』編集部

今後どう生きるかを考えるため、手に取った。 そんなに「目から鱗」的なことはなかったかもしれない、が、それらの言葉をおざなりにしないことが自分には大切だと思う。 丁寧に、実践(トライ&エラー)していくべし。 ⚪︎スキルの棚卸し ⚪︎人生100年時代の準備 ⚪︎「人の鏡」を ⚪︎「怖がられる存在」と『仕事を手放す」 ⚪︎仕事でも趣味でも新たな挑戦を ⚪︎社外人脈を ⚪︎なんらかのストレスがあるのは当然、ストレスマネジメントを

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ

息子の視点からの面白さと、そもそもの英国の教育からくる面白さの両方を楽しめた。 幼い頃は単純に「ハーフのあいつカッコいい」とか「外国に親戚いたらいいな」とか考えていたが、さまざまな分野が多様化する現代において、それぞれに価値観や葛藤があることを今一度頭の片隅に残しておく必要を感じた。 EUや人種差別問題について学べば、もっと深い視点で読むことが出来るようになると思う。

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ノモンハン 責任なき戦い

ノモンハン 責任なき戦い 田中雄一

ノモンハン事件については日本史の教科書にちらっと出てくるからなんとなく知っていたけど「ねじまき鳥クロニクル」にも取り上げられたという帯を見てそうだっけ?という興味が出たので手にとってみた。NHKのディレクターが番組の傍らまとめたものらしいけどちゃんとした本であった。地図で改めてみたけれどどう見ても戦略上意味がないモンゴルの平原で日本軍とソ連軍が戦い「事件」というには双方合わせて4万5千人が戦死したという戦い。しかも散々に負けた日本軍(戦死者数はソ連のほうが多いけど)は戦死者も全て回収しきれていないままなのだという。一部のエリート参謀が「国境を侵犯してくるモンゴルの弱い連中を懲らしめる」ために起こした戦闘は相手を見くびり、情報収集を怠り、自己の力を過信し、補給のことを考えず、精神論で戦った結果、日露戦争の結果から日本を警戒していたスターリンにいいようにやられる結果となった。その意味で当時の日本軍は独ソ戦におけるドイツ軍と酷似しているのだけど曲がりなりにもソビエトを植民地化するとともに英国との戦争を有利にする、という目的がドイツにはあったのだがノモンハンの日本軍にはそれもない。驚くべきは現場の指揮官と兵士には自死も含めた過酷な処罰を下しておきながらエリートの地位はすぐに回復させた結果、ガダルカナルを始めとする太平洋戦争においても同じ失敗を繰り返したことでこれが日本軍というか日本人の性質そのものであればとても嫌だな…と思った。この作戦を主導した参謀について「純粋悪」という評価があると遺族が憤っているということも紹介されていたが、個人的にはやはり「純粋悪」だと思う。私利私欲ではなく純粋に国益を追求した結果の悪事という意味で。精神論の恐ろしさもつくづく。作戦の甘いところは精神力でなんとかなるとした結果、敗戦の原因を精神力の無さに求めることになったのでは、と思いました。自国の軍人にこんなに残酷な国家も珍しいのでは、という思いが致します。嫌な話満載だけど一読の価値はありました。

奴隷船の世界史

奴隷船の世界史 布留川正博

中世から19世期末まで。 400年続いた奴隷貿易の歴史を35000件の奴隷貿易データベースから読み解いていく一冊。 こういう資料が残っていて、各国のデータが統合されて使えるのはスゴイ。 アフリカ大陸で、奴隷を実際に集めて西欧諸国に売り払っていたのが、現地の黒人王国だと言うのがなんとも暗澹たる気持ちに。 人道的な見地から、アフリカ大陸での奴隷貿易は禁止に向かう。 しかし、今度は奴隷貿易廃止!けしからん!の名の下に、欧米列強によって植民地化されていくアフリカ諸国。 帝国主義時代の欧米諸国は本当に酷い。現在に至る騒乱の種はだいたいこの時期に撒かれたものだよね。

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サイコパス

サイコパス 中野信子

サイコパスとは何かを詳細に書いている 罰を受ける恐怖心や後ろめたさを持たない 自分の欲求を犯罪を犯してでも満たす 冷徹な程合理的な考えを持つ 経営者や弁護士に多い 魅力的な人が多いらしいが書き出しただけでも人を引き付ける危険な魅力がありそう

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