ノンフィクション

聖地サンティアゴ巡礼 増補改訂版

聖地サンティアゴ巡礼 増補改訂版 NPO法人日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会

ジプシーは素晴らしい場所には1日しかいない、それはその場所を日常ではなく永遠にするため。巡礼で大切なのは宗教ではなく、ここで神の何かを感じるかです。そしてあなたは巡礼者と出会っても、名前や出身地、職業、歩く目的など何も聞く必要はありません。ただあなたが声をかけていいのは、足の具合や体調を聞くことだけです。

太陽王ルイ14世 ヴェルサイユの発明者

太陽王ルイ14世 ヴェルサイユの発明者 鹿島茂

官僚制度と宮廷の二つと円の中心としての王、それを可能とする為に、貴族とブルジョワジーの力を集約する装置としてのヴェルサイユ。 美術や建築、そして、宮廷儀礼がいかに緻密な計算に基づいて構築され、王への権力の集中に利用されていたかについての説明が、非常に面白かった。 こうした着眼点を踏まえて、初めてルイ14世の歴史上のインパクトがわかる。

新宿、わたしの解放区

新宿、わたしの解放区 佐々木美智子

本書は、新宿ゴールデン街で右翼左翼の活動家や有名無名の芸能人たちが出入りをする店を営業し、ブラジル奥地でも拳銃片手に店を営業しサンパウロに私設図書館を作った日本人女性佐々木美智子さんに、その来し方を聞き書きしながらまとめたもの。 とにかく発想が自由でパワフルな女性なんだけど、なんだか派手な東京・ブラジルでの暮らしよりも、軍隊でのリンチで長兄を喪ったり家族の反対を押し切って結婚、離婚して故郷を追われた前半生の描写に心魅かれた。 心の土台はやっぱり子どもの頃の原体験によって作られるんだなあと。 最後の知人たちへのインタビューで語られる彼女の目標に対するひたむきさ、落ち込んだ人に向けられる明るさ、どうしようもない人にも向けられる優しさに感動する。 そこには自分語りの際には自分に厳しい彼女の、「マリア」と呼ばれた一面が現れているから。 本当にカッコいい女性だ。

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本屋な日々 青春篇

本屋な日々 青春篇 石橋毅史

生半可な気持ちで本を売ってはいけない こんな当たり前なことにあらためて気がつきました 彼自身苦悩しながらもこうした厳しい現実を突きつけてくれたからこそです 出会えてよかった一冊です 毎日本を売りながら、本に救われているのだなと しみじみ思いました

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長宗我部

長宗我部 長宗我部友親

「ちょうそかべ」ではなく「ちょうそがべ」、関ヶ原後、家康も少領くらい与えてもと思いますが、何か理由があったんだろうなあ、。

誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち

誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち 黒川祥子

普段の生活の中では知り得ないことが、読書を通じて分かることがある。虐待や虐待を取り巻く環境について、表面的には知っているつもりでいても、当事者の気持ちを深く考える機会はなかなか持てないものだと思う。 どのような事情があって暴力を振るってしまうのか、暴力を受けた子にはどのような影響が出てくるのか。 本の中に出てくるのは、あくまでも著者が関わった範囲での何人かの人たちではあるが、実際にどのような生活を営んできたのかをリアルに知ることができたように思う。 読みやすく、ペラペラとページをめくることのできるオススメの本。

世界のことば アイウエオ

世界のことば アイウエオ 黒田龍之助

アイスランド語、アイヌ語、アイルランド語・・・から始まってルクセンブルク語、ルーマニア語、レト・ロマンス語、ロシア語で終わる目次を見てるだけで楽しくなります。100つの言語について語った短いエッセイ集。 アイヌ語の日本語からのかけ離れぷりにびっくりしました。あんなに近くなのに。第四の人称があるとのことです。

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