ノンフィクション

津波の霊たちーー3・11 死と生の物語

津波の霊たちーー3・11 死と生の物語 リチャード・ロイド・パリー

字が小さい。とにかくぎっしり詰まった本。 唐突に別の内容が始まったり、タイトルと中身が合っていなかったりして、非常に読みづらかった。 ただ、内容は一読の価値あり。 大川小のくだりはメディアが公開している以上の情報はなかったけど、様々な人の証言は当時の凄惨さを思い出させてくれた。

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一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 cis

投資のやり方はほんと百人百様ですね。本には即効性のあるやり方が書いてあるわけではないですが、このような考え方もあるんだなということで参考になりました。cisさんにとってはやってることは今や特別なことではないのでしょうけど、ここに至るまでには時間を要しているわけで、場を観察して身体が勝手に(株取引ですから手が勝手にかな)動くレベルになるのはやはり時間がかかるんでしょうね。

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宿命 警察庁長官狙撃事件 捜査第一課元刑事の23年

宿命 警察庁長官狙撃事件 捜査第一課元刑事の23年 原雄一

悔しかったんだろうな。とにかく行間からその気持ちが溢れているような作品。その昔、警察庁長官が狙撃され瀕死の重傷を負うという凶悪事件があった。同時期に発生したオウム真理教の犯行だとされた挙句、結局うやむやのうちに迷宮入りしてしまったのだが、その捜査にあたった元警官が真犯人を特定し、捜査の経緯を記した作品。驚かされるのはその地道な捜査内容。些細な証拠もきちんと裏どりし海外の捜査機関にも協力を求めて現地にも足を運ぶ。重要な証人とは信頼関係を結び、という具合で本当に丹念な捜査を行った結果、犯人を特定し容疑者もほぼそれを認めていたにも関わらずよく分からない理由で事件解決に至ることを妨げられてしまうまでが丹念に描かれている。小説と違って捜査していた本人と容疑者の語る内容だからドラマチックではないけれど迫力がある。卓越した能力を持ちながらも思想によって道を踏み外していく容疑者の存在も迫力があり見事な作品でした。面白かった。

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パブロ・カザルス 鳥の歌

パブロ・カザルス 鳥の歌 ジュリアン・ロイド ウェッバー

スペイン内乱を生きたカタロニア生まれのチェリスト、カザルス。カタルーニャ民謡をカザルスがアレンジした鳥の歌。カザルスのひととなりを短いエピソードで綴っている。そういえば、かつて御茶ノ水にカザルス・ホールという素敵なコンサート・ホールがあったっけ。まだ、あるのかな。

回想 黒澤明

回想 黒澤明 黒澤和子

p48 「まあだだよ」の中で、百閒先生が言った、「みんな、じぶんが本当に好きなものを見つけてください。自分にとって本当に大切なものを見つけるといい。見つかったら、その大切なもののために努力しなさい」という言葉が、父の考えを集約している

言葉のフーガ自由に、精緻に

言葉のフーガ自由に、精緻に 吉田秀和

およそ600ページのだいぶの音楽評論集を時間のある時に少しずつ読んでいく。バッハの『ロ短調ミサ曲』について、モーツァルトの『変ホ長調交響曲』について、ドビュッシーの『前奏曲集』について、そしてグールド、アルゲリッチ、ポリーニについてなどなど。最後にはマネについて。音楽も絵画も移ろい行くものを捕まえたいという欲求から生まれるのだ。 もうひとつ、この本の文字の形、つまりフォントが変わっていてとても洒落ている。

本屋な日々 青春篇

本屋な日々 青春篇 石橋毅史

出版業界紙「新文化」元編集長による書店人ルポ。副題に青春篇とあるようにロッキング・オンのような懐かしい熱さを感じる。北書店の佐藤さんの熱いかと思いきや適当な感じが面白い。居酒屋トーク的なインタビューを何度も読み返す。

ドナルド・キーン: 知の巨人、日本美を語る!

ドナルド・キーン: 知の巨人、日本美を語る! ドナルド・キーン

京都タワーの反対運動も外国人がした。原発の再稼働や、武器の輸出と日本は実利主義。アメリカと一緒に日本の兵隊が戦うということは決してよくない。新潟県の泉田知事。お金が政治家を狂わせている。国文学を学ぶ生徒がほとんどいなくなっているから、国は矮小させろという。

チェインクロニクルから学ぶスマートフォンRPGのつくり方

チェインクロニクルから学ぶスマートフォンRPGのつくり方 松永純

この「チェンクロ」はやった試しがないが、市場として成立しているのにエンターテインメントとしての評価はすこぶる低い印象のスマホゲームとどう取っ組み合うのかは他分野にも学ぶところがあるかな、とタイトルで手にした。本人の書きたいよりも、もっと質問で構成していったらよかったのにな、と思う。マンネリ防止のための喜怒哀楽の一元リスト化は面白い。企画書などでも感情のコントロールする意思は必要な場面がある。

アートを始めるまえにやっておくべきこと

アートを始めるまえにやっておくべきこと 椿昇

p4 どんなキツイ制約、どんな不遇な立場にあっても、世界をひっくり返してやれるという気分でなくて、アートなどできるたわろうか、アートなど語れるだろうか? p16 人間は3つのバランスで生きていると言うんです。1つ目は「ベーシックなテクニックや知識」まずこれがないとマズいと思う。2つ目は、アイディアをどうやって開くかという「企画力や判断力」3つ目がお金を作ったり、うまく運用したりする「マネージメント能力」実際に社会でアーティストとして生きている人は3つのバランスが非常にいい。

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人体はこうしてつくられる――ひとつの細胞から始まったわたしたち

人体はこうしてつくられる――ひとつの細胞から始まったわたしたち ジェイミー・A. デイヴィス

ひとつの細胞から人体となり、老いて死することについての科学的分野である発生学をまるで、旅をするかのように書き綴ったもの。 細胞同士は互いにコミュニケーションを取りながら、自らがその器官になるべく場所を決め、形となっていく。その成り立ちが見事なまでの仕組みとして人体には備わっている。 発生学は、一般人には馴染みが薄いが、ひとつひとつの細胞に愛おしさを感じさせ、自らの肉体を癒すきっかけをくれる。多少難解な言葉もあるが、読み飛ばしながらでも、興味深いことがたくさん書かれている。

プリズン・ブック・クラブ--コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年

プリズン・ブック・クラブ--コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年 アン・ウォームズリー

カナダの美しい自然の描写に四季の移り変わりを感じながら、受刑者たちと一緒に読書会に参加しているような感覚になりました。 著者は強盗に襲われたトラウマがありながら刑務所の読書会に参加していて、すごい勇気だと思います。 読み終わってしまって寂しいです。。

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