ノンフィクション

飼い喰い――三匹の豚とわたし

飼い喰い――三匹の豚とわたし 内澤旬子

人工肉とか昆虫食とか家畜のゲップとか菜食とか狩猟とか、肉まわりのことっていつもほんのり気になってるので読んだ。不穏なタイトルだけど、3匹の豚を育てる割とドタバタな奮闘記。世界の屠畜現場を見ている人なので、今さら殺すことを深刻ぶったりせず、肉になる前の豚の色々を教えてくれる。‬

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売春島 「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ

売春島 「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ 高木瑞穂

小説ではないので、淡々と読んでいける。 学生時代にささやかれていた 都市伝説みたいなのがここにあった。 しかし、人間味がとても描かれていて 売るのも、売られるのも 選ぶのも、選ばれるのも 全て人なんだな。

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人生最後のご馳走 淀川キリスト教病院ホスピス・こどもホスピス病院のリクエスト食

人生最後のご馳走 淀川キリスト教病院ホスピス・こどもホスピス病院のリクエスト食 青山ゆみこ

本書にはホスピスで最後の時を過ごす患者さん方のリクエスト食とそれにまつわる思い出話がまとめられている。 天ぷら、お寿司、コロッケ…写真に映るリクエスト食の、なんて美味しそうなこと。 それぞれの思い出の一食、その平凡で何気ない一つ一つが最後の最後でなんてきらきらしていることか。 人は食事を食べながら、同時に思い出も蓄えているのだと思う。 沢山の食事の中で、どの食事を私は最後に思い出すのだろうかと考えると、誰と何をどんな気持ちで食べるかをこれからも疎かにしたくないと思った。

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それでも人を信じた猫 黒猫みつきの180日

それでも人を信じた猫 黒猫みつきの180日 咲セリ

こ‥この本は‥虐待を受けたにも拘らず(己の感覚の劣化を察して(動物は感覚の秀劣に敏感なので)か)、人を信じた幼猫の半年間の末路(最期)を綴った書籍です。 読み易かったので‥再読させて頂きます‥。

ある世捨て人の物語: 誰にも知られず森で27年間暮らした男

ある世捨て人の物語: 誰にも知られず森で27年間暮らした男 マイケル・フィンケル

20歳で家を出て、冬は氷点下30度になる森の中でテント生活を始めて、27年後(!)に捕まるまで、近くの別荘地で千件もの盗みを働いて生き延びた男の取材記。その生活は意外なことだらけで面白かったのだけど、1人が好きな人なので、取材に協力的じゃなかったのが少し残念。笑 想像を絶する半生、もっといろいろ知りたかった!

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外道クライマー

外道クライマー 宮城公博

冒頭のYahoo!ニュースに取り上げられるエピソードから、常人には考えられない体験の数々。 いわゆる「俗世」とはかけ離れた思考にさせるほど、沢には人を惹きつける魅力があるのだろう。

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昭和解体 国鉄分割・民営化30年目の真実

昭和解体 国鉄分割・民営化30年目の真実 牧久

平成元年に社会人になった自分は身近に私鉄しかなかったこともあって国鉄の解体もどこか他人事だったような気がする。いつの間にかJRが当たり前になっていてそれ以前の存在感が希薄というか。国鉄という巨大な組織が何故に巨額な負債を抱えることになってしまったのか、また学生運動があれだけ激しかった時代、当然のことながら労働者の権利の主張がここまで激しいものであったのか、ということを恥ずかしながら初めて知ったような気がする。血の通ったルポルタージュとはこういう作品のことを言うのか、政治の動きはさらっと描かれているのだが労働運動と経営側の動きが丁寧にかつ迫力をもって描かれており大部の作品ではあるが引き込まれてしまい一気に読んでしまった。ストが当たり前のように行われていた時代、その現場はこのようになっていたのかという驚き、そして国鉄という組織を守ろうという人たち、変えようという人たち、そこで働く人々の権利を守ろうとうする人たち、立場は違えど各々の人が持っていた熱量に圧倒されてしまう。これはすごい作品。実に面白かった。

饗宴

饗宴 プラトン

こんなにしっかりした解説を付けてくれた訳者の中澤さんに大感謝。 紀元前の哲学を垣間見る入門本としてしっくりきました。 なにも難しくない。でもいくらでも考え続けられる、何度でも読める、次に読むべき本が見つかる。 買って正解。また読みます。

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