ノンフィクション

医者の本音

医者の本音 中山祐次郎

医師として、ほとんどがうなづける内容。医師という特殊な職業の人間の日常について真面目にかつユニークに描いている。最後は「命」「死」について読者に大きな宿題を与えてしんみりした読後感に浸れる。

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孤高の人

孤高の人 瀬戸内寂聴

湯浅さんの人柄に引き込まれていく。 彼女が見ていたものと、その彼女をみていた瀬戸内寂聴さん。 もう少し経験と知識を身につけて、もう一度読み直したい

死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相

死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相 ドニー・アイカー

冷戦時代のソ連であった謎の遭難事故にとりつかれたアメリカの映像作家がその謎に迫った作品。冬のウラル山脈にトレッキングに出かけた大学生達9名。彼らは切り裂かれたテントから1キロほど離れたところで氷点下の雪山なのにろくに服も着ておらず靴も履いていない状態で、しかも何人かは大怪我しており一人は舌がなくなって発見された。しかも一部の遺体からは放射能が検出され、という事件で今に至るまで真相は明らかになっていない。冷戦時代の事件ということもあって西側にはあまり伝わっていなかったのだが、偶然の経緯でこの事件のことを知ったアメリカの映像作家は生まれてから一度も雪山に近づいたこともないのに真相に近づくためにロシアに渡り、事件の調査とともに雪のウラル山脈にも入る。そうした努力の甲斐もあって真相に近づくのだが…という作品。よくまとまっていて読みやすく彼が突き止めた「真相」もそれなりに説得力もあるのだけどちょっとあっさりしてるかな、というところと、もう少し検証できたのではないかな、と。コンピュータシュミレーションとかで検証できるのでは、という気もするのででこの説、きちんと検証してもらいたい。それにしても最終章はジャック・ロンドンっぽくてなかなか身に迫る怖さがあった。読物としてはかなり面白かった。

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心にナイフをしのばせて

心にナイフをしのばせて 奥野修司

人を殺した時点でその人に人権なんていらないんだよ。証拠が出揃った時点で被害者と同じ形で苦しんで死ぬべき。それでも被害者家族の傷は癒えないだろうから、少年でも人殺しは絶対許されないし守られるべきではない。 ネットで色々書かれてるけど、加害者が100%おかしいでしょこんなん。

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ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室

ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室 キャスリーン・フリン

0087 2019/01/05読了 鶏をまるごと買って自分でさばくことはしないだろうけど、とても勉強になった。 料理に対して自信がついた!(まだ何もしてないけど) 成分表示を見るとか残り物の調理とか、出来ることを少しずつやって料理に対する自信をつけていきたい。

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デリヘルドライバー

デリヘルドライバー 東良美季

たまに読みたくなる性風俗もの。これはタイトルのとおり「デリバリーヘルス」という女性を性的なサービスのためにホテルや自宅に送迎する形式の風俗店で女性の送迎をしている人たちのインタビューをまとめたもの。幸か不幸か自分はデリヘルのお世話になったことはないのだが、どういう人たちがどういう経緯を経てそのような仕事に就いているのか、また毎日何を思って仕事しているのかに興味があって。それなりに面白かったけども…こういう作品を読むと自分がいかに平凡な人生だったのかとも思う。それが良いのか悪いのかは分からないけれど。

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樹海考

樹海考 村田らむ

樹海には人を引き寄せる魔力がある。樹海死体マニアのKさんを深く取材して欲しい。

幕末明治人物誌

幕末明治人物誌 橋川文三

吉田松陰・坂本龍馬・後藤象二郎・頭山満など十一人の人物伝。最初はいまひとつ読みどころがつかめなかったが、徳富蘆花を扱った章で、そうかこれは明治思想史なのだと気がついた。蘆花の「悲惨な初々しさ」。蘆花が共感していた乃木希典の自殺に潜んでいる国家論。『西郷隆盛の反動性と革命性』では、西南戦争に際して民権派の青年達がルソーの思想の元に西郷軍に身を投じたという、今の感覚からすると理解しづらい事実の解釈が行われている。

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