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もいもい

もいもい 市原淳

赤ちゃんの目を釘付けにしたのはこの絵でした。というキャッチフレーズ通りに2ヶ月の赤ちゃんでも目で追ってくれます。 内容はシンプルで、言葉は基本「もいもい」と「もいもいの変化版」です。絵自体も赤と青の「もいもい」が少しづつ変わったりする感じです。 各ページの配色も面白く、小さい赤ちゃんにはおすすめ出来ます。特に最初の一冊に最適かなと思います。 0歳の赤ちゃんにおすすめです。

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しましまぐるぐる

しましまぐるぐる 柏原晃夫

配色がハッキリしていて小さい赤ちゃんでも楽しめる。 色々なシマシマとグルグルが楽しめます。 特に赤ちゃんはグルグルしたのが好き。 文はシマシマとグルグルしかないので、見て楽しむ絵本です。 0歳から楽しめる作品です。

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名もなき人たちのテーブル

名もなき人たちのテーブル マイケル・オンダーチェ

主人公である11歳のマイケルが、父を亡くし旧セイロンからイギリスの母の元に渡るためたった一人客船オロンセイ号で21日間の旅をする。 その中で起こるさまざまな事件と、陸の生活では決して出会えない人々。 ある人は彼に盗みを教え、ある人はスリルと冒険の思い出話を語り、ある人は恋する気持ちを、そして彼はこの旅でかけがえのない友人を得る。 この旅は、彼の心にその後の人生の在り方を決定付けるさまざまな種を植え付けた。 しかしその種は必ずしも美しい花を咲かせるとは限らない。 出会いは選べない、しかしその残酷さと偶然の作り出す模様の美しさに読者は圧倒されるのだ。

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いまさら翼といわれても

いまさら翼といわれても 米澤穂信

古典部シリーズ六作目。六編のエピソードを収録。 「箱の中の欠落」 生徒会選挙の不正投票にまつわるエピソード。 ホータローと里志の関係性がよくわかる。 里志のこれからの方向性を決めてしまったかも知れない一作。 「鏡には映らない」 摩耶花はどうしてこんなにホータローに敵対的なのか?物語序盤からの謎がこのエピソードで判る。 ホータローは、「言わない」ことで、被害者も守ったけど、実は犯人も守ってる。 「わたしたちの伝説の一冊」 重苦しい展開が続く摩耶花の漫研話。 『クドリャフカ〜』から読んでると、かなりの胸熱展開。 表題作はその後が、気になります!だね。 古典部シリーズも来年でなんと20年!  当時からの読み手は年寄りになったけど、登場人物はまだまだワカモノで、なんだか不思議

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読書という荒野

読書という荒野 見城徹

書かれている言葉、内容が自分にとってはあまりにも重く感じ、受け入れることができなかった。いや、受け入れるだけの覚悟が自分には備わっていない。 それでもこの本から得られたキッカケは多く、また多くの文学に触れていきたいと思える本であった。 多くの文学に出会ってからまたこの本と再会しようと思う。 2020/01/26

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傑作はまだ

傑作はまだ 瀬尾まいこ

引きこもりの作家・加賀野の元に生まれてから一度も会ったことのない息子が訪ねてきた 毎月 養育費を送ると写真が1枚送られてくるというそれだけの関係でしかない息子としばらくの間 同居することとなった 両親とも大学卒業後 全然会わず 一軒家に1人で暮らし近所付き合いもなく ほとんど家から出ない50歳男性の主人公 人との関わりを最低限しか持たなければ 嫌な思いをすることもストレスを感じることもないのかもしれないが いざ人と関わってしまうと 寂しさを感じるようになってしまう だったら全く関わらないかずっと関わっていくかのどちらかしか選択肢はない

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ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊

ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊 木犀あこ

素敵なタイトルと表紙に釣られて読んでみたけれど当たりだった。くどくない文体でコミカル要素もあり三時間くらいで一気に一冊読み進めることができた。キャラ立ちもいいし、ホテルという情景の雰囲気もある空間で起こる出来事なので実写映画化してほしい。『なんだかんだ言ってみんな友納が大好きなんだよ!友納も俺たちのこと好きだろ?』

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楽園のカンヴァス

楽園のカンヴァス 原田マハ

「評価の定まらなかったルソーの作品、子供のいたずら描きにも劣ると侮辱されつつも、黙々と画家が描き続けた絵。ピカソのアトリエへと担ぎ出されたルソーを、やにわに持ち上げた若い芸術家たちの本音は、いったいどういうものだったのだろうか。」(288ページより)

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薄闇シルエット

薄闇シルエット 角田光代

自分が何者で、何を求めているのか。探している間は決して見つからないもの。薄々分かってはいるものの、人は自分探しをなかなかやめられない。しかしそれこそが人の弱さであり愛すべきものでもある。そう受け入れられたとき、一歩踏み出せる不思議さと優しさを感じられるる一冊。

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ごぶごぶ ごぼごぼ

ごぶごぶ ごぼごぼ 駒形克己

文はごぶごぶ、ごぼごぼ、ぷわぷわとシンプルです。 絵も小さいものから大きい丸が出てきて、毎ページに一つの丸が穴になっていて隣のページの色が見える。 0歳から楽しめる作品だと思いますが、うちの子も興味を示さなかったので、個人的には一度読めば良いかなと思います。

わんわん わんわん

わんわん わんわん 高畠純

順番にイヌ、ネコ、ブタ、ニワトリ、ウシ、ヤギが出てきて、泣き声を出していくお話です。 最後にサプライズで大きなゾウとゴリラが出てきます。 シンプルな絵と言葉も基本泣き声をだけなので、0〜1歳位の子どもに向いています。

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ユリゴコロ

ユリゴコロ 沼田まほかる

私のように平気で人を殺す人間は、脳のしくみがどこか普通とちがうのでしょうか?と、母の日記に書かれていた。という話。

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オーブランの少女

オーブランの少女 深緑野分

深緑野分という作家を知らない人に、ゴリ押ししてでも、読んでもらいたい作品。短編なので、サクッと読めるのでぜひっ!

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ヨチヨチ父 とまどう日々

ヨチヨチ父 とまどう日々 ヨシタケシンスケ

ヨチヨチ父 とまどう日々を過ごしている男性には、心のビタミン剤になると思う。 心のつかえが取れるような、あなたもそうでしたか!と思えて笑える。 帯のコメントは流石としか言えない。 ヨチヨチ父として、落胆される日々(笑)

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ポーラースター ゲバラ覚醒

ポーラースター ゲバラ覚醒 海堂尊

チェ・ゲバラの青春時代を描いた小説。 英雄の人生を語り継ぐ吟遊詩人を夢見る医学生エルネストは、南米統一を夢見る親友ピョートルと南米横断の旅に出る。 ペロン大統領・ジャスミンとの因縁に始まり、アンデスの詩人、バナナ農園のインディオと搾取する総督、コロンビアの政治家、サンパブロ療養所の院長、ボリビア鉱山のストを脱出してきた夫婦・・・と様々な人に出会う。 2人の旅が唐突に終わりを告げた時、エルネストの胸に革命の火が灯る、という話。 前半は学生時代の貧乏旅行記として楽しんでいたが、この小説はそれだけではない。南米の深刻な情勢と、彼らを襲った決定的な事件により、エルネストが自らの使命を自覚する展開に胸が熱くなった。 夢見る甘い青年だったエルネストは、この先どう成長し、何を成し遂げるのか、次巻が非常に楽しみだ。 「ひょっとしたら人の世の地獄を終わらせるのは、言葉しかないのかもしれないね。どんな猛者でも打ち倒せるのは十人がせいぜいだ。でも言葉は発すれば相手のこころに奥深く染みこんで、何万人もの敵の戦意を奪うこともできる。紙切れに書かれた言葉がそんなことも引き起こせるのはすごいことだ」 「ああ、革命の匂いがする」

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滝山コミューン一九七四

滝山コミューン一九七四 原武史

本書は60年代後半から開発の始まった新興住宅地である滝山団地。そこに新設された東久留米市立第七小学校にコミューンが誕生していたのではないかとの仮説をイデオロギー、時代背景、その立地から解いていく。 その物語は一人の新任教師の赴任から始まる。 長髪をなびかせノーネクタイで颯爽とあらわれた新任教師片山勝(仮名)に生徒たちのみならずその親もたちまち引き寄せられていく、しかし彼は異世界から送り込まれ未来人であった。その目的は小学校を拠点として地域を支配し日本を侵略することにあった。 といったこともあながち外れてはいないであろう全体主義の恐怖がじわじわと染みてくる。 しかし著者の記憶力の良さ、作品内でのあまりにも出来すぎた全体主義にこれは著者の妄想で緻密に作りこまれた虚構の世界なのではと疑ってしまうほどの完成度の高さ。 くしくも本文中にあるように眉村卓や光瀬龍のような学園SFものと同じ読後感がある。 そう片山に織田信長の歴史を解いて否定されたルサンチマンが本作をここまでの傑作に仕上げたのではないだろうか。「すでに四谷大塚の試験では、明治時代までの歴史が出題されていた。私は1560年の桶狭間の戦いから1582年の本能寺の変まで、信長の生涯を教科書通りに淡々と説明した。おそらく私は、文部省が上から押しつけた教育をおうむ返しにするだけの、最も嫌なタイプの児童と映ったに違いない。案の定、片山はこう言った。-それでは説明になっていない。そんなことは、教科書を見れば全部書いてある。ほかに誰かいるか。」p.213~214 どんなイデオロギーであれ全体としてまとまった押し付けからくる権威主義の居心地の悪さ それも善意からくるのであればなおさらだろう。 本書のクライマックスは林間学校ではなくその前段階である事前集会での「いざゆけやなかまたち」で始まる「わんぱくマーチ大合唱」で迎える。 「二百人近くが唱和する歌声は、一つの大きなうねりとなり、また地鳴りとなって、体育館に響きわたった。そこには、私が好きだった校歌にはない力強さがあふれているのを感じないわけにはいかなかった。二十の旗が林立する中で、私は底知れぬ疎外感に襲われた。 それでも歌っていくうちに、うねりや地鳴りに抵抗しようとする。個が崩壊し、二百人近い集団に飲み込まれていくような、全く別の感覚がじわじわと押し寄せてきた。理性としては認めたくないのに、私もまた心地よい一体感を味わっていたのである。」p243~244 まさに洗脳及び支配が完了した瞬間である。 丘陵に作られた多摩ニュータウンと違い武蔵野台地上に作られた滝山団地は起伏もなくその均一性を更に際立たせる。 時代の空気感はハマでいったら磯子センターの図書室を彷彿とさせた。 そのように運営されていたわけではなくあくまで建物の質感の記憶としてだが。

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