科学

NHKスペシャル 人類誕生 大逆転! 奇跡の人類史

NHKスペシャル 人類誕生 大逆転! 奇跡の人類史 NHKスペシャル「人類誕生」制作班

アフリカ生まれのか弱き生き物が生きながらえてきた歴史を紐解くと、人間を人間たらしめた理由があった。 二足歩行は妻子のためだった かつて一万人以下になり絶滅寸前までいっていた 強いネアンデルタールではなく、弱いホモ・サピエンスが残った理由 零下50度の極寒を克服するするための(衣服以外の)画期的な道具とは? わかってきた事実から、われわれが大切にしていきたいことがわかる歴史書。

動物になって生きてみた

動物になって生きてみた チャールズ・フォスター

動物、特に野生動物にとって世界はどんなものに映っているのかを描くのがいわゆるネイチャーライティングというそうだけども、本書はその極北にあるのかもしれない。人間中心主義や擬人化というよくあるネイチャーライティングの轍は踏まないという著者の決意というか宣言はたしかにかなりの程度実現している。アナグマのように寝そべってミミズを食ってみたり、タイトルどおりほんとに動物になりきって、なかなか狂った疾走感のある体験をしてらっしゃる。 そうした体験は、ふやけた動物愛護精神ではなく、まったくの異種の存在に対する畏敬があるからこそなのだろう。自分にできるかと言われたらムリムリとしか言えないが、本というものはそうしたムリムリを追体験できる貴重なツールであると改めて感じる。

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脳のなかの倫理―脳倫理学序説

脳のなかの倫理―脳倫理学序説 マイケル・S. ガザニガ

友達がこの作者の作品を褒めていて興味を持ったのだが褒めてた作品が難しそうだったので序説なら割ととっつき易いのでは、と思ってこちらを読んでみた。作者は脳神経科学の第一人者で大統領諮問委員会のメンバーだったりもする偉い人。この作品では新たに「脳倫理学」なるものについての紹介をしている…というとかなり難しそうだけど、とても読み易く分かりやすく書かれている。内容は簡単に言うと、脳に関する研究が進んでいる今、やりようによってはいろんなことができてしまうが、何をとこまでやってもいいのか…を考えるのが脳倫理学、ということらしい。いろんな切り口で科学がいまどこまで進んでいてどういうことができるか、を説明し、今後の展開として自らの意見と今後の予測を簡潔にまとめてあるスタイル。もっとも10年以上前の著作なので前半の科学の進歩の部分は今現在、更に進んでいる可能性はあるが。ちょっと驚いたのはいわゆる宗教的な啓示体験も脳のある種の障害や刺激で発生させることができる、ということで脳に関して我々は今現在、思っているよりさまざまななことができ得るらしい。その意味で「脳倫理学」は極めて重要な学問といえると思った。哲学者の現実に関する貢献も理解できたしいろいろ面白い内容でした。

フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで

フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで サイモン・シン

「xのn乗+yのn乗=zのn乗 この方程式はnが2より大きい場合は整数解をもたない。」 フェルマーの最終定理を巡る数学者達の歴史と、遂に証明を果たしたワイルズの物語。 この本を読み進めていくうちに、1人研究に没頭したワイルズの背後には様々な数学者たちの知恵や研究があったことに気づく。そしてそのワイルズが証明を完成させた時、思わず胸が熱くなった。 「数学は科学や技術に応用されているが、数学者を駆り立てているのは応用の魅力ではない。数学者を奮い立たせているのは発見の喜びなのである。」 また、エウクレイデスが数学が何に役立つか問うた生徒に言った一言「あの少年に小銭を与えなさい。彼は学んだことから利を得たいようだからね」 などのフレーズが心に残った。何のために数学をするのか、ひいては何のために学問をするのか、その答えの一つが書いてあるような一冊だった。

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福 ユヴァル・ノア・ハラリ

「上巻」だけでも、お腹いっぱいな感じだったけど、「下巻」も別腹の面白さがある。 近代に入ってから、現在と未来まで一気に駆け抜ける爽快感は、中々、普通の本では味わえない。 これは多分、五年とかに読み返して面白いヤツだわ。 売らずに本棚にしまっておきたい。

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そらみみ植物園

そらみみ植物園 西畠清順

1ページ1植物の構成、どれもこれも見たことがない植物ばかりで改めて世界は広いことを実感。それに加えて西畠さんの解説が面白いし勉強になる 続編も買います

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