文庫

感じる科学

感じる科学 さくら剛

著者のユーモア溢れる例え話のおかげで、科学を自分と関係ない難しい世界のものではなく、身近なものとして捉えることができました。 進化論の部分は不覚にも感動があったり。 電車に揺られながら細々読むのに丁度良いです。

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戻り川心中

戻り川心中 連城三紀彦

美文でよく聞く名前を覚えていて、ずっと読みたかったのをやっと手に取ることができた。謎は一人称で語られると際立つとは常々思っていたけど、滑らかな美文がその謎を更に魅力的に彩る。この短編集の中の謎を抱えた人物は皆どこか孤独で寂しい、そうした人々を囲む情景を描き出す文章は色が滲み出るように美しい。夜中に目が覚めて一気に読み終えてしまった。

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逢魔が時に会いましょう

逢魔が時に会いましょう 荻原浩

民俗学者の准教授とひょんなことからその取材旅行に同行する事になった大学生が日本の妖怪の正体に迫る、著者本人による書き直し2作に書き下ろし1作を加えた連作。 2人が巡る「正解のない世界」はとても興味深く楽しかった。 特にシリーズ化の予定はないようだがこの2人のその後が気になる! ちなみに。 1編目に出てくる座敷わらし。私の母は遠野の近くの生まれだが子供の頃座敷わらしを見たことがあると言っていた。その母の話と布目准教授の解釈には非常に近いものがあって興味深かった。

星がひとつほしいとの祈り

星がひとつほしいとの祈り 原田マハ

ワクワク、ドキドキ、ハラハラ、といった感情が前面に溢れた1冊ではないけれど、だからこそ身近に感じた。田舎に帰った時みたいな気持ちになる。またこの本に戻ってきたいと思う。

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羊と鋼の森

羊と鋼の森 宮下奈都

読み終わったあとの満足感、幸福感が凄いです(^^) みんなきっと自分の中に主人公「外村」の実直な部分を持っていて、それをググッと引っ張り出されるような、、、 子供ができたら早めに読ませてあげたいな、なんて(^-^)

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夢十夜;草枕

夢十夜;草枕 夏目漱石

短編と詩的な文章。って言うものあるからなのか、しんみりした結末はなく中身の濃い話が10篇。 わたしは読んでる間全て青色がかっている映像がある流れる妄想でした。 スパッと終わってしまう話しは少し儚い感じが漂っていました。

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君たちはどう生きるか

君たちはどう生きるか 吉野源三郎

大学院の時に出会った友達に勧められて、気にはなっていてちょっとは読みかじっていたのに、読みきれずにいた本。 ブームに先越されてしまったのが悔しくて、やっとこさ読み終えました。 前半の1つ1つのコペルくんの哲学も面白いけど、後半の友人づきあいの展開もなかなか面白い。 やっと読めた!という達成感。

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卵を買いに

卵を買いに 小川糸

素朴であたたかみのある表紙と気になる帯に惹かれて購入。度々挟まれる政治色のつよい文章に予想していなかったため少し身構えてしまったが、可愛い犬のゆりねちゃんと、ページから美味しそうな香りのするごはんのエピソードには大変癒され、そして腹ぺこになってしまった。ゆりねバーグ、気になる木……。

アルケミスト―夢を旅した少年

アルケミスト―夢を旅した少年 パウロ・コエーリョ

『傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、おまえの心に言ってやるがよい。夢を追求している時は、心は決して傷つかない。』 あの時こうしていれば…と嘆いたり呟くのは、ただ怠惰なのだろう。環境や境遇は関係すると思う。でもそれを言い訳にしない、と言うよりもそれが問題とさえ思っていない人は存在する。それは、心としっかり向き合えているから。追求するとはそう言う事なんだろうと思う。

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