文庫

月は無慈悲な夜の女王

月は無慈悲な夜の女王 ロバート・A. ハインライン

古いSF。 『月世界は、長い間地球の植民地として搾取され続けていた。しかしそれは終わりを迎える。月は独立を宣言したのである!!』 的な物語。ガンダムっぽいが、ガンダムの方が後のはず。 独立物語として思った以上に真面目に語られており、「スパイがいても被害を受けにくい革命組織の作り方」とかを真面目に(長々と)語っているので、少々退屈な部分もあり。 それ以外は、古いSFだから2076年の未来にソ連が健在だったり。 一番魅力的なのは自我を持った巨大計算機、マイクの存在だった。自意識を持ったAIにはやはり魅力を感じる。

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終末のフール

終末のフール 伊坂幸太郎

2019/07/19 読了 「死」を扱った「生」の話。自分なら…と、その状況を想像する。はたして、ここに描かれる人々のように泰然としていられるかどうか。

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あまからカルテット

あまからカルテット 柚木麻子

普段は繰り返し読まないけど、2回目読了。楽しかった!できれば、4人の今後も垣間見たいものだ…特に、満里子サマ。

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木洩れ日に泳ぐ魚

木洩れ日に泳ぐ魚 恩田陸

一晩の男女の話が男女それぞれの視点で書いてある。一晩の男女といっても、話をしているうちにある事件に関わっているという予感を感じ、疑心暗鬼になっていく様子が、綺麗に描かれている。 本物の愛とはなんなのか考えされられる。

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失敗の本質―日本軍の組織論的研究

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 戸部良一

久しぶりに読み耽った1冊 戦争の戦略的な失敗に対するアプローチは多くありますが、組織的な角度からの分析は面白かった。 最近でこそ漸く社会も変わり始めたが、まだまだ日本的な分化は根強い。戦後70年以上経過しても組織の根幹同じなのかと感じる。 忖度であったり、結果より努力・根性であったり、ベクトルがあってなかったり、縦社会だったりと。 来年になったらまた読み直したいと思いました。 オススメの1冊です(^_^)

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ポイズンドーター・ホーリーマザー

ポイズンドーター・ホーリーマザー 湊かなえ

誰もが持ってるけど普段は隠している人間の黒い部分を容赦なくえぐり出してくる感じ、 もはや気持ちよくすらある。 相変わらず湊かなえ作品は読み終わったあと情緒不安定になる、 だがそれが癖になる。

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My Humanity

My Humanity 長谷敏司

書下ろしの『父たちの時間』。霧状の核廃棄物ナノマシンが独自の爆発的な進化を遂げ、人類を凌駕する瞬間。シンギュラリティを迎える時は絶望か。それとも希望なのか。

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氷姫―エリカ&パトリック事件簿

氷姫―エリカ&パトリック事件簿 カミラ・レックバリ

スウェーデンの海辺の田舎町で起きた殺人事件を女伝記作家とその幼馴染の刑事が追っていくという話。二人はこの事件の捜査過程で出会うのだけど、恋仲に発展していき、その恋愛事情を楽しめるのも女性作家の作品らしい見どころ。基本2人はそれぞれの立場から謎を解こうと別々に行動しているのだけど、いい具合に相乗効果をあげて捜査を進展させていきます。 作者は「ミステリー小説の伝統的な犯人捜しというスタイルを守る」スタンスらしく、謎解き過程を思う存分楽しむミステリーの醍醐味を味合うことができる一方で、関係者の心理、動機などなど他の要素も過不足なく絶妙なバランスで仕上げてます。かつ脇役もいちいち魅力的。 この作者は、北欧ミステリーが人気な流れの中でも、あんまり聞かない名前なのだけど、欧州では有名らしく、日本でもこのエリカ&パトリックシリーズはちゃんと第8作まで訳されているようです。 かなりレベルの高いミステリーを書く作者だと思うので、もっと注目されて残りの作品も邦訳が出てくれるといいなと思います。

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フェルマーの最終定理

フェルマーの最終定理 サイモン・シン

数学の証明までAIにとって替わられる可能性があることに驚き。本書の中で、有限・無限の説明や数の奥深さが人間ドラマを交えて書かれており読み進めることで、数学における証明の尊さやそこに至る過酷さが感じられて面白い。 数学の難しい話はほとんどわからなかったが、わからなくても面白い、逆に経緯について集中できるから読みやすいのかもしれない。どこまで数学的な情報を載せるか、どこまで削るかの調整がうまい。

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思考の整理学

思考の整理学 外山滋比古

思考というものを整理する、思考ということについて考えるということがなかったのでとてもためになった。常識に囚われて、思い込みに囚われて、私達はそもそもどうしてこれをするのかといった視点から物事を見て考えていないことが多い。 ならば、そこからどうしてみるか。 に、ヒントをくれる本だった。

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代筆屋

代筆屋 辻仁成

題名にひかれて読みました。 言葉って不思議で、奥深いものです。 人が考えて書くことはこの先も消えないでほしい。

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十二人の死にたい子どもたち

十二人の死にたい子どもたち 冲方丁

やっとやっと読み終えた… 題名をみて面白そうと読み始めたものの、登場人物の多さに頭が追いつかずこれは一気に読まなければ理解に苦しむと思った。 長い長い推理を読み進めていったが最後の展開に今までの時間は…となってしまった。 総じるといい話なのだが、だらだらと続くディベートに何度も途中挫折しそうに。 これは映像化の方が入り込めるかもしれない。 映画の方も見てみよう。

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世間のひと

世間のひと 鬼海弘雄

40年にわたり浅草寺界隈にいる人たちのポートレイトをとり続けてきた写真家による作品集。「社会が均質化して濃い人が少なくなった。だが人の森はまだまだ奥深い」p.221とあるようにこの本に登場する市井のモデルたちの濃度は時空を超越する。「腰から鍵束を下げる男2011」と「股引のズボンと足袋の老人1973」は年代を入れ替えても全く違和感がない。40年もと捉えるのか、たかが40年と捉えるのか。最近は後者に近い。時代は目まぐるしく変われど人の本質はそうは変わらない。

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反橋・しぐれ・たまゆら

反橋・しぐれ・たまゆら 川端康成

反橋三部作と20年後の隅田川は、まるで能曲か謡曲のように不思議な幽玄さを秘めた作品。母なるものへの旅と解いた竹西寛子氏の解説もいい。この13の短編集の中では、たまゆらが好きになった。曲玉のさえずりを聞いてみたい。

西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ 梨木香歩

自分をリセットしたい時に読みたくなる。早寝早起き、食事に運動と規則正しい生活をする事で、邪念に惑わされない精神力を身につける。 最後が一番好き。

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