文庫

百年法 (上)

百年法 (上) 山田宗樹

久しぶりに感じた、「本が面白い」ってこういうこと。とにかくこの設定の妙が凄い。最初から最後まで物語の世界に引き込まれてしまった。 初めは、100年生きられる話だった。それなのに気がつけば、100年死ねない話に変わっていく。 なぜ、そうなってしまうのか。 それがこの物語の夢中になれる部分であり、この本を閉じる度にアレコレと考えていられる理由なのだろう。 面白い本はいつでも、「自分だったらどうする?」の問いかけを自然に投げかけてくれるものだと思う。答えを楽しみにしながら、下巻に飛びついた。

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恋文の技術

恋文の技術 森見登美彦

初!森見登美彦‼️初めて読む森見さんがこれで良かったのかは、なぞですが、馬鹿馬鹿しくて笑ってしまう。それも鼻でふふふふんって。誰かと文通でも始めたくなりました。

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王妃の帰還

王妃の帰還 柚木麻子

上位グループに所属していた滝沢さんの衝撃的な発言から物語がスタートする。 校内におけるクラス内の、スクールカースを描いている作品であるが、その内容はギトギトと濃厚なスープのように、思わず本を中断してしまう程の血生臭い話ではない。 登場人物一人一人のキャラが立っており、悪い奴もどこか憎めず、故に話の途中、シリアスな展開のはずなのに、胃がキリキリせず安心してページをめくることができる、絶えず暖かい作品。 素晴らしい。青春だぁあああ。 百合が好きな人には勧めたい。

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愚者のエンドロール

愚者のエンドロール 米澤穂信

古典部シリーズの二作目。 文化祭で上演予定の、未完となったミステリ映画の結末を予想するという、「正解のない」問題に挑まされる奉太郎のお話。 女帝と真の黒幕の暗躍を楽しむ巻。かな、、 バークリーの『毒入りチョコレート事件』のインスパイア作品な訳だけど、ネタがマニアックで、スニーカー文庫(当時)でよくこれ出したなという印象。

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京都寺町三条のホームズ

京都寺町三条のホームズ 望月麻衣

女子高生 真城葵がアルバイトをする骨董品店「蔵」 そこの店主の息子 家頭清貴と知り合って 彼が「寺町のホームズ」と呼ばれている所以を身をもって知る 彼自身は自分の名前からきた渾名だと言っているが 彼のあの鋭さはなんなんでしょう 心が読める? もしやテレパシスト? と思えるぐらい 頭も良くてイケメンでいけずだけど優しいって 夢のような男性ですね

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風の歌を聴け

風の歌を聴け 村上春樹

初めて、村上作品を読みました。 おすすめ通りの、比喩表現がくすっと笑えて漫談のような文で、難しい漢字も少しあったけどすらすらと読める作品でした。 鼠は堅苦しいお家柄だったのかな…とか後から思い出したり、フランス兵士にメルドー(糞)だと言わせたミシェル・ポルナレフについて調べて学んだり、新しいことを沢山覚えることができました。

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葉桜の季節に君を想うということ

葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午

どんでん返し好きにはオススメの作品。元SMAPの中居君も某番組にて紹介してました。何も考えず素直に読み進めて下さい。最後には勘違いしてる自分に笑ってしまいます。

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眼球綺譚

眼球綺譚 綾辻行人

昨日初めて買って読みました。綾辻先生の本は以前から気になっていて、今回やっと手を出せたのですが、引き込まれる引き込まれる…。とにかく半端なく世界観の虜になる…。 怪奇小説で今まで読んだのは江戸川乱歩の人間椅子や芋虫、孤島の鬼などですが、また違った不気味さと凄さがありました。不気味と綺麗をごっちゃ混ぜにした感じ? 読み終わって出てくるのは、綾辻先生の頭の中どうなってんだろうって思いでした。もちろん褒め言葉です。また別の作品も読んでみようと思いました。

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代替医療解剖

代替医療解剖 サイモン・シン

興味深い人たちとの宴席でこの作者(サイモン・シン)のことを知り興味を持ったので手にとってみた。自分は理系コンプレックスがあるのでそういうきっかけでもないと手に取らなかったであろうサイエンス・ライターがいわゆる代替医療に切り込んだ本。詳しく取り上げられているのは鍼、ホメオパシー、カイロプラクティック、ハーブ療法、で付録として同じ手法でいくつかの代替医療も評価されている。いわゆる通常の医療が科学的な手法で様々に検証された結果であるのに対し言わば野放しの代替医療を同じく科学的なアプローチで評価していくわけだが予想どおりというか殆どが否定的な結論に落ち着く。作者はかなりの手練れで理系コンプレックスの自分にもかなり分かりやすくまとめられていた。何を言われようが信念変えない人には向かないだろうけどいろんな情報が氾濫している現在、一読すべき作品と思いました。面白かった。

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体は全部知っている

体は全部知っている 吉本ばなな

短編が多くて、少しずつ読み進めるのに丁度いい本だった。それでいて印象の浅い話は無いのも良い。登場人物は皆必ず希望みたいなものを持っていて、芯が強い人達の様に感じた。とっても好きな本。

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リプレイ

リプレイ 杉山高之

タイムリープを何度も何度も繰り返す、時空を超えたラブストーリー作品だと感じた。良き作品でございました。

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殺戮にいたる病

殺戮にいたる病 我孫子武丸

かなりリアルに描かれていて読みながらつい想像してしまいます。グロ系で進み、最後の締めはかなりエグイですが、飽きずに読み切りました。どんでん返し小説好きの方は是非。

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