文庫

あかね空

あかね空 山本一力

2章で感情を紐解いていくのが面白い。 時代劇なのにミステリーみたい でもどの感情も人間っぽい人情もの。 周りの人がいい人、 江戸を読もう

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愚か者死すべし

愚か者死すべし 原りょう

今作からが第2シリーズ、前作から9年ぶりでしたが、あとがきには次回作は早く出しますと宣言。現実には14年かかる訳ですが。 複数の事件が重なり、沢崎がミスリーディングされていきますが、途中から軌道修正して真相にたどり着くのはさすが。 今作で沢崎以外の皆勤賞は、相良とオペレーター嬢だけになってしまいましたね。

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ドゥームズデイ・ブック(上)

ドゥームズデイ・ブック(上) コニー・ウィリス

中世に送り込まれる前は自信満々だったギヴリンが、現地到着と同時にトラブルに巻き込まれて自分の想定の甘さを痛感する。同時に神経質なほどに中世対策を叩き込んでくれた教授ダンワージーに改めて尊敬の念を抱くのであった。しかしギヴリンが送り込まれた時代のは、そのダンワージーですら想像もしていないこの世の地獄だった。

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カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉>

カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉> 高殿円

2019/10/16読了 まさかの完結編じゃなかった!! これ全然終わってなくて、おもいきり続くのままなんですけど、何で4巻出てないんだよー!? カーリーに会いたくて、インドに渡りたいがために別の藩王国の王子と婚約までするシャーロットの行動力はすごいのだけど、その後のインド入りしてからの展開が遅くてどうなるのかと思いきや、以下次号!!みたいなラストに驚いた。切実に続きが読みたいから早く4巻書いて出して欲しい。

変身

変身 東野圭吾

主人公がじわじわと変わって行く姿 それを見て不気味がる人々 "いったい誰を信じればいいのか" "生きているというのはどういうことなのか" 「変身」という本の中に入り込むような感覚に陥った興味深い作品でした。

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自壊する帝国

自壊する帝国 佐藤優

改革が国を滅ぼしたとは‥若い頃、ソ連をはじめ共産圏の国々はおそらく情報も少なく本当に謎の存在でした。

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ラブコメ今昔

ラブコメ今昔 有川浩

恋愛的な甘ったるいのだけじゃなくて、それぞれのキャラクターの生き様も人として見習いたい部分がたくさんあるというか、素敵な役者が揃ったラブコメ。それでいてこちらの期待通りにどっぷり甘い。どの作品読んでも思うけど、有川浩さんの絶妙な匙加減がとても好き。

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ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨

ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨 山田詠美

0151 2019/10/11読了 ※読んだのは河出書房新社の「指の戯れ」のみの文庫本。 こないだベッドタイムアイズを読んだばかりなので、指の戯れの展開はちょっときつい…。 リロイの指に翻弄されていく話。最後があっさりとしているけど、衝撃的だなあ。

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新装版 46番目の密室

新装版 46番目の密室 有栖川有栖

有栖川有栖、初読。 読みやすかった。 奇想天外な密室ではありません。 火村と有栖シリーズ第一作目、人物にそれほど魅力は感じません。 古さを感じるのは1992年初刊だからでしょう。 ですが、 以前から気になっていた日本のエラリーという呼称は誇大ではないと理解しました。 と同時にもっと精緻で、エラリーでは書けない進化をしているとも思います。 もっと評価すべき推理作家だと思います。 もう少し最近の本を読みたいです。

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MOMENT

MOMENT 本多孝好

死についての考察はいろいろあるでしょうが、こういう考察もありますね。さらりとした触感でした。

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サロメ

サロメ ワイルド

蠱惑的な人がお好きなら、読んでみるといい。 悪女という言葉はあまりに一面的で、当てはまらない。運命を翻弄する女の人、そう、ファム・ファタルが相応しい。 挿入されているビアズリーの挿絵もいいけど、ぼくはモローの描いたサロメが好き。 モローの描いたサロメが脳内で動きだす。 幻想的な絵画が、蠱惑的な瞳が、刎ねられた首が、ワイルドの戯曲が、全てが重なり合う。 あなたのサロメはどんなイメージ? 秋の夜長に語りませう。

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ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版

ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版 佐々木典士

ワタシをミニマリストに誘ってくれた本を再読。ミニマリストのその後について、増補されているのを楽しみながら、かつてを思い出しながらの読了。ミニマリズムは完成するという誤解が解けた。それだけでも手にして良かったと思う。「自分の人生を生きる。」ミニマリストになったあの日から今まで、そしてこれからも、もうブレることはない。

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雷桜

雷桜 宇江佐真理

雷のように過ぎる様々な人間の咲き誇る人生。これで良かったの?と思いつつ、こうなるしかないよね、と納得してしまう。これからもっと時代小説を読んでいきたいと思えた。

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魔王

魔王 伊坂幸太郎

現実社会と照らし合わせ、ゾワゾワと落ち着かない気持ちになる、考えさせられる物語でした。国民投票の危うさが語られており、思わず出版された年を確認してしまいました。

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土の中の子供

土の中の子供 中村文則

すべてを受け入れる、身体的にも精神的にもあらゆる苦痛を享受する、そこにあるのは、自暴自棄とはほど遠い、世界に対しての信仰のようなものなのだと、この小説はそのことを語っているのだと、そう思っている。どんなに、暴力的で、悲劇的で、鉄パイプでなぐられ血を吹き出しても、「彼ら」を恨むという行為そのものは、裏をかえせば生きたいという意志だ。 「希望を抱いて飛んだ」というのはあいみょんの歌の一節で、『土の中の子供』と共通しているのは、死ぬということがピリオドを打つための手段ではなく、括弧付きの「生きる」という目的の手段になっているということで、死ぬも生きるの一部だと、なにか勇気づけられるような、すべてを肯定してくれているような、そんな気がする。 中村文則の文章を読んでいると、本当にすっと頭にはいってくる文体で、それもヤマネさんと主人公の語りがシンクロするシーンは真似したいと思うくらいだ。ただ、ぼくの目指す方向とは少し違うきがする。なにを語るかよりも、どう語るかが重要な時代だと僕は思っているから、文体そのものをもっと意識しないといけない。あと、主人公はもう少し静かで居て欲しいとも思った。

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