新書

子どもの宇宙

子どもの宇宙 河合隼雄

クローディアの秘密、 秘密の花園、 ふたりのロッテ、 読みたい本が増える。 名作には名作たる所以があるのですな。 秘密についての記述はもっと早く読みたかった。 大人のなかの子どもの心にも響く本。 宇宙を潰さないように育てたい…

Icon user placeholder876a2702 74a2 4e61 b608 4a73d7727b1b3ff160b2 7aa6 4d93 ab2d e8675879f62920a1c09f 9647 4519 bdea 034d8748d402Icon user placeholderIcon user placeholderCb08367b 3ff3 471a 945e d9df8cc682d5 24
世界史の新常識

世界史の新常識 文藝春秋編

ローマ帝国滅亡の理由は大規模な難民の移住というのは説得力があり、現在のアメリカやヨーロッパの難民報道を聴くと考えさせられるものがあります。

情報生産者になる

情報生産者になる 上野千鶴子

具体的な研究計画の立て方、情報のまとめ方などが書いてあって、これから論文を書く人にためになる。 でも所々、良くも悪くも考え方にクセがあるなー。 これが絶対のスタンダードではないことを知って読んだ方が良いと思う。

Icon user placeholder176e8e24 e9cc 40de 8147 9f437c32d0d4D6630da9 772e 49b5 b568 1d687963fbe00bf64941 7f34 4cc5 bb39 922fcdd17561A5d2d4a5 eeaa 4f13 9e6e b8d2be55df120b0fe38f 579a 4952 bd4f 5d5737d9c1aeIcon user placeholder 15
日本辺境論

日本辺境論 内田樹

日本人とはこうだ という発想がない民族 その理由を著者なりに書いている 曖昧さと胸の奥底に司る強烈な武士道の様な気持ちを持ち合わせる 日本人はこんな感じ

C7a19790 321e 4939 a105 2c0000cf5c4d4f8e614f ec35 4985 9704 318bf3471b43A2d0b282 e632 4433 97af bdf521d93f3eFfcb6635 3673 4a2c a264 800ba941580679887820 f565 4157 afbd 20a48b6202a7Fdc3df73 6ecc 4500 ae67 df733823d09f5efbc12e e565 4bbf ad47 52662f6c5b5f 25
承久の乱 日本史のターニングポイント

承久の乱 日本史のターニングポイント 本郷和人

サブタイトルの「日本史のターニングポイント」というコピーに興味を惹かれたので。正直言うとかなり地味な乱という印象で世間知らずの朝廷が源氏の断絶に調子にのって兵を挙げたらあっけなく潰されました、的な記憶しかなかったので何がターニングポイントなのかと。まずは鎌倉幕府とは何か、という定義で元々は東国の武士たちの互助会のようなもので自分たちの権益だけ守れたら良く国全体をどうこうしようという意志はなかった、という説明があり、故に別に頭目は源氏の正統でなくてもよく実力者が務めればよいという構造だったので得体の知れない豪族だった北条氏が権力を握ったのだということが分かる。しかし権力を握るまでの時政、義時親子の日本史でも稀に見る陰険さが凄まじい。そして乱を起こした後鳥羽上皇が経済力でも武力でも当時においては日本一であったということが説明される。つまり時勢の読めていない貴族が起こした乱ではなくじゅうぶんに勝ち目があると踏んだ権力闘争であった、ということで結果として朝廷側が敗北したのはなぜか、その結果はどういうことになったか、という内容です。小説ではなく感情を廃して簡潔にまとめられてるので読み易く非常に面白かったです。

未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること

未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること 河合雅司

前作は年代ごとにどんな問題が発生するのかを説いてきた、いわば縦軸で未来社会を概観する一作であった。 本作はもうすこし卑近なところに降りてきて、私たち庶民の身の回りがどうなるのかを、住宅、家庭関係、職場、地域社会などの観点から予測していく横軸で読み解く一作。 巻末、あとがきの前に書かれた『「豊かな日本」を作り上げてきた"大人たちへ"」と題された一文は、逃げ切り世代とされる団塊より上の人々へ宛てた、痛切かつ、哀切な願いであり、この惨状を看過してきた責任を問う内容となっている。 次世代の負担を少しでも減らしていくために、こうした世代の協力は不可欠だと思うのだが、あまり期待は出来ないよね。 結局は自身で備えるしかないのかな。

Icon user placeholderIcon user placeholder89c51717 821f 4c07 b125 8768fd5bbbe3C120e3f0 b04f 45da b43d 3c92fa4c4ae446da03c0 292d 4d30 bcab ef72e7307ed6Dfbd1143 4c06 47d5 b974 471791c7d8c01ef961b3 81f0 49f8 9519 151b6992948a 38
歴史とは何か

歴史とは何か E.H. カー

2018 年が岩波新書 80 周年でした。その記念誌『はじめての新書』より、いちばん読んでみたいと思った名著を。カーはケンブリッジ大学の歴史学の先生で、1961 年の連続講演全六回が名訳で読めます。ケンブリッジ歴史学は人文学最高の知性だ…、と惚れ惚れする。一文一文が決め台詞のようにビシビシくる。ご専門はソヴィエト史のようで、「まだ崩壊前ですね…」という気持ちにはなりますが、進歩というものをどう見ていくのかという歴史家の立ち位置を慎重に示そうとする態度がかっこいい

Icon user placeholderEe621c02 f1ea 4d7b b6fe 5995342c33844f8e614f ec35 4985 9704 318bf3471b43C33b6264 36fa 4e14 a8ca 698bfc7aea3b485da432 00da 4fcd aba0 a07dc18973faIcon user placeholder11afb8da 1bf6 4272 bc30 39ed2c854032 10
日本人の英語

日本人の英語 マーク・ピーターセン

25歳になって読むと、なんとなく分かる。 前置詞や冠詞のニュアンス、これは中学以来の英語勉強で積み重ねてきた学習の末にこの本を読むことで、「なんとなく分かる」レベルになっているのかもしれない。

B5e9b87d c16c 4f73 a605 d03cfa1bec862ecc0051 9c8e 4fa0 9f46 a476afd82fde878ca455 eced 41c4 be27 dae634229bcaBbfd43c7 a06b 4d65 b822 80694813e6e9699fafbc 8f1c 4fe0 9ba5 b924679d1b13Dcc15505 1ec5 4fe6 beff 96b73e1bc6b7Icon user placeholder 14
池上彰の世界を知る学校

池上彰の世界を知る学校 

ニュースを理解するのに役立つ、欧米、ロシア、中東の歴史を分かりやすく書かれています。立教大学の講義をもとにしており、テレビの池上彰さんの説明を聞いてるようで読みやすいです。

移民国家アメリカの歴史

移民国家アメリカの歴史 貴堂嘉之

移民神話から始まるアメリカの歴史、近代国家は個人や私的な団体から合法的な「移動手段」を収奪することによって誕生した。これは神話時代との整合性と矛盾することになりその姿はアメリカの持つ理想主義を掲げる民主国家と強欲な略奪国家の二面性と相似する。 本書では日系移民についても多く割かれているが、今日に至るまでの苦難の歴史と権利を勝ち取っていくたくましさには 胸を打たれる。しかし母国である日本での受け止められ方は下記の通りであった。忘れず心に刻む。 「四四二部隊出身で、日系人として初めてアメリカ連邦議会下院議員となったダニエル・イノウエが1959年に来日し、当時の岸信介首相と面談した際のものである。 イノウエが『いつか日系人が米国大使となる日が来るかもしれません』と水を向けると、岸首相は次のように語った。『日本には、由緒ある武家の末裔、旧華族や皇族の関係者が多くいる。彼らが今、社会や経済のリーダーシップを担っている。あなたがた日系人は、貧しいことなどを理由に、日本を棄てた「出来損ない」ではないか。そんな人を駐日大使として受けいれるわけにはいかない』。イノウエにとって、思いがけない屈辱的な言葉であった」(ETV特集『日系アメリカ人の「日本」』 2008年9月28日放送)」p.199

Icon user placeholder818d25d5 1b01 426e 8e61 12d45e70c3281131e11c e71d 413a a91e 53b43bdc352308634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2cB46bc3c4 6279 4489 9c62 8eb16ad583bb494ebd0f ba2c 4ef0 89df d2e0b5e9ecef
理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624)) 木下是雄

盛り込むべき内容をどう取捨し、それをどう組み込むか。 明快、簡潔な表現で。 心情はいらない。 はっきりという。ぼかさない。 【準備作業】 •理科系の文書では、主張が先にあって、それを裏付けるために材料を探すということはない。構成材料が揃ってから書き始めるもの。 •とは言っても主題の選定、材料の探索は必要。 •文書の役割の確認 読者は文書に何を期待しているか。 •1文書に主題は1つ •目標規定文(主題に関してどのようなことを書くかという意志) 文章を書き始める前に結論を出す。 一貫して明確な目標に基づいて書く。 •書き出す前に主題を温める。思いつくままにメモ。 【文書の組み立て】 •先行重点 表題、論旨に必要事項をまとめる、 •(転)で、立場を変えて自分の論を見直す。 •外観から細部へ さらに細部は機能や性質別に順序を決める。 •どういう順序で描書くかを思い定めてから書く。ぶれない。修正が必要なら最初から。 •文章の構成案の作り方 構成表を作る(アウトライン) 【パラグラフ】 •パラグラフとトピックセンテンスを意識 パラグラフ:1つの主題(トピック)に関する分の集まり トピックセンテンス:パラグラフの要約 【分の構造と文章の流れ】 •逆茂木型の文はよくない 1つの文の中には2つ以上の長い修飾語は書かない。 修飾節の中の言葉には修飾節をつけない。 文または節はなるべく、前とのつながりのある言葉で書き始める。 •文を読み終わって初めて意味が分かる、というのはよくない。 •脇道の数は少なく、短く •飛躍のない文章を。 論理の鎖の輪 10章はまとめ また読む 【はっきりと言い切る】 •自分の見解をはっきりと主張する 日本人は、自分の説以外にも他にも可能性があることを意識しがち。 結果ぼかした表現になり、わかりにくい。(であろう。と思われる。) •文化の違い 欧州:たくさんの民族、契約社会 →自己主張、くどいほどの説明 日本:島国、同調圧力 →ぼかした表現にして相手の意向を問いかけ、相手が決めたような形にして、実は自己の意見を通すのがよしとされる。 •はっきりした表現は日本語ではないと言えるが、理科系の文書でははっきり書くべき。 •ステートする 明確に記述する。 一句一句に責任を持つ 【事実と意見】 スミスの犬は羊を殺す→意見 私はスミスの犬が一匹の羊を殺すのをみた→事実 •意見:判断。人によって評価は違う。 •事実:証拠をあげて裏付けできる •事実以外が悪いわけではない。 推論、判断、確信、仮説、意見 私は〜と考える、という形で書く •意見は事実に基づいて論理的に導き出したもの。 【分かりやすく、簡潔に】 •コツ 書きたいことを1つ1つ短い文にまとめる それらを論理的以前と並べる(つなげる) いつでもその文の主語を意識する •紛れのない文 黒い目の綺麗な女の子 •コンマを入れる •修飾語は修飾すべき語に密接させる。 •順序を変える •表現を変える •簡潔にというが、短ければなんでもいいというわけではない。必要要素はもれなく書く。 •固い漢語や難しい感じは最低限にする •受け身の文を少なく 【見直し】 •議論の飛躍はないか 論理の輪、脇道 •書き落としはないか 実験や試料の前提条件 •まだ削れるところはないか 途中の計算 •表題、節の分け目、節 •図表のキャプション、スケール、単位 •記号の説明、単位のもれ 【講演】 読むのではなく、話す 読む文と聞く文は違う。 •原稿を作って、練習して、簡潔なメモを見て話す。 話の構成 最初に、こういう目的でこんな研究をしてこんな結果を得られたからそれを報告します。ということを話す。 残りの9分を序論、方法、結果、考察に四等分する。 • • •

Icon user placeholder08de30df 492f 4e49 9f6a eb76144ec2b7Icon user placeholder1947964a 5594 4cfa 830b 6943c479c5c1A2d0b282 e632 4433 97af bdf521d93f3eC06e79c3 63b1 4179 8ec5 2054358a9e63176e8e24 e9cc 40de 8147 9f437c32d0d4 39
次のページ