社会

デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義

デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義 福田直子

心理分析を使った選挙キャンペーン(アメリカ大統領選、イギリスのEU離脱問題)、国際的な世論誘導、ソーシャルメディアによるフィルターバブル。 Googleや、Facebookなどの巨大ネットサービスの個人最適化が行き着くところは「自分の意見に近しいもの、自分の嗜好に合ったもの」だけしか目に触れなくなって来るという事。 最近のネット広告のセグメントの細かさはホントに凄いので、主義主張、思想信条を分析され尽くした上で、そっと差し出される最適化情報は、けっこう危険。 自分で選んだようでいて、実は選ばされている事を自覚する事、ネット以外の情報源も確保しておくとが大切なのかな。難しそうだけど。

アフリカのことわざ

アフリカのことわざ アフリカのことわざ研究会

タイトルの通り、アフリカのことわざを集めた本。 われわれの考え方に近いものであっても単語や言い回しがアフリカならではのものや、思いもよらない示唆を与えてくれるものなど、様々なことわざに出会える。アフリカの風土や考え方・生き方が想像できて、楽しく読めた。 気に入ったことわざをいくつか。 「バッファローに追われて木のてっぺんに登るはめになったら、景色を楽しみなさい」 「木を植えるときは一本だけではなく三本植えなさい。日よけのためと、果物のためと、美観のために」 「やかましくさえずる鳥はまったく巣作りをしません」 「好きですることが財産の大半を作る」 「心配とは想像力の誤用である」 「山と山は会うことができないが、人間は会うことができる」 「アフリカでは、老人の死とは図書館の焼失」 「ひとりでハチミツを全部食べる者は必ずお腹を痛めます」 「愚者は喋り、賢者は聞く」

科挙―中国の試験地獄 (中公新書 (15))

科挙―中国の試験地獄 (中公新書 (15)) 宮崎市定

この一冊に、県試から殿試まで、科挙の全体が書かれている。 答案はどのような書式で書くのか、試験官をどのように各地に派遣するのか、採点はどのようにして行っているのか、会場ではどのように試験が運用されているのか等々、科挙の様子がかなり詳細に書かれており、とても面白かった。

止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記

止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記 松本麗華

親がやってしまったことで、自分の生活が大きく制限され、迫害され続けた彼女。 今はそれを武器に生きている。 本では伝わらないくらい辛い生活を強いられたのだろう。 ただ、それを感じるが、周りはどうすればいいのだろうと思う。 彼女は彼女にならないのが日本なんだろう。

F11ae2d9 53da 4ea1 b9f9 9e32ab412d4eB96fd855 e753 4b6c a90e 98cae29ae10b
多縁社会

多縁社会 篠原聡子

まさに考えていた問題。今後の社会や自身の未来を考えるにつけ、動いてみるきっかけやヒントになるかも。

山形道場―社会ケイザイの迷妄に喝!

山形道場―社会ケイザイの迷妄に喝! 山形浩生

著者についての巻末の紹介で、文章のわかりやすさに定評があるが、異様にデカい態度と節度なき罵詈雑言でも悪評高いと紹介されている山形浩生。 そうだ、最近ではピケティを訳した男だ。インテリで、たぶんだけれども、自分にそれなりの自信がある、そんな感じが文章の断片から感じられる。 けれど、何処の誰だかわからない読者に語りかけるような話し言葉で綴られている文章は、スノッブが書くような、それ自体で完結するように意図され、読者に対して、何の取っ掛かりのない無味乾燥した文章とは一味も違う。 話を小難しく、訳の分からないモノにして、優越感に浸っている君、一度、この本を読みたまえ。 言葉なんて通じなきゃ意味ないんだから。

もう、ビニール傘は買わない。

もう、ビニール傘は買わない。 大平一枝

0068 2018/09/30読了 こういう暮らしの本、読むの好きなんだよなー。何にもしてないけど、丁寧な暮らしができた気がして。 各話の最後の「物理的に何が得られるか」「精神的に何が得られるか」があるのが好き。それをなら読むとそうなるならやってみたいなって思える。 梅干しと出汁はやりたいな。

C1737d6c 78a8 4535 967a 3fd927417b76B3519491 99d2 4379 b35f df092eeb0358Fd66c2b1 2c02 46f2 acf5 d96effd4729e5aad0610 8005 4190 b54f 5622c0f4f5beIcon user placeholderFbe8c3d7 7a51 465c 9ef3 296d8e9f54efIcon user placeholder 30
次のページ