新着

キン肉マン 60

キン肉マン 60 ゆでたまご

恐らく、平成の漫画で最も良いエンディング。 ここまで何もかもピースがハマり切ってしまうと、脱帽するしかない。

砂の女

砂の女 安部公房

なんとも言えない、奇妙にリアルで幻想のような小説。 脱出する希望が、知らないうちに砂に削り取られ、馴染んでいく様は、なんとも言えない実感を伴うものだった。 最後は、そうだよな〜って思った。 あと、意外と女の描写がエロい。

4e69c40c e1ff 4cab 8303 aa1beb190df5Icon user placeholderPicture8a4c1bd2 9a86 451b 9d33 582f09385213C3d67804 7ca6 40da 8d17 432391acd6bdAb6ab138 80d0 49e5 a094 7d6c280f8e048882723f c37f 49b9 88aa 82ac48c10498 175
ぬけまいる

ぬけまいる 朝井まかて

0187 2020/02/27読了 ドラマをフワッとみていたので、思い出しながら読んで楽しかった。江戸時代が舞台の伊勢参りの話だが、登場人物たちの悩みは現代的。だから「猪鹿蝶」の3人が行く先々で問題を解決していくのは読んでいてスカッとする。それぞれ3人が抱えていることも解決したようなので、帰ってからの生活も想像してしまうなあ〜。

7d4be142 4688 412a 9ad9 864f2178fb381fb35c07 f54e 4515 9b78 2078f6a7d6c9721ff227 6404 486e a136 194741a375b4Dc2d2c55 9a8c 438d 9c7f 86ab9b2992df
わたし、定時で帰ります。

わたし、定時で帰ります。 朱野帰子

昇進して、昇給して、残業して、膨大な量のタスクをこなして。 登場人物達の言動に複雑な思いになりながらも、背景を知ると色々な人の色々な人生があると思いました。

Y es4n88 normalBf7b6cac ec2c 42a1 8c3d e94159cf5c972af949e2 ba82 4727 ac32 bf9af12ccb90
居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書

居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 東畑開人

心理士としてデイケア施設に飛び込んだ筆者の体験記としても十分楽しい本だったけど、デイケアに対する筆者の考察が深くて面白い。 辛さは向き合い掘り下げ乗り越えないといけない、人間は変化し成長しないといけない、目標は達成しないといけないとする『セラピー』の思想に対して、何もしなくても「ただ居るだけ」ができる居場所を作ること、変化がなく同じことを繰り返す日々を日常として守り続けること、その居場所の中で構成員同士が支え合うことにより互いの辛さを癒し合い癒され合うことが『ケア』の思想。 人は、あえて何かをしなくても「ただ居るだけ」ができる「居場所」を見つけ、周りの者に自然と依存できるとき、本当の自己を出せるという。 多くの人は、そんな居場所を家庭とかサークルとか色んなコミュニティーの中に見つけていくが、それができなかった人に「居場所」を提供するのが、デイケア施設である。 ところで、現代人の中には、デイケア施設にこそ入っていないものの、デイケア施設が提供するような「居場所」を見失っている人や、「ケア」が枯渇している人が結構いるのではないかと思う。 PDCAを必死に回して、何かをしなければ、何かを達成せねば、少しでも前進せねばと常に迫られ、何もしてないし何も変化がないけどただそこに居るだけで心地よくて本当の自己を出せるような「居場所」が会社にも家庭にもなく、それゆえに癒し合い癒され合うこともできず、日々孤独に生きる人たちが。 この本は、利用者に居場所を提供するデイケア施設の課題を書いた本だけど、デイケア施設に通わない人であれば、それらの課題に自分で向き合っていく必要がある。 どのように自分で「居場所」を見つけていき、自らをどう「ケア」するかという課題に向き合う人々皆に、この本の考察が何かしら役立つのではないか、と思う。

4207709b f77a 41a8 a12b e329c0275d224039f9ab 21e0 46d2 9d46 6d4b2f6d8b2538c9de35 09c2 4aa8 9670 349b0a8708c26c297c28 f15b 4bd1 b046 0af57a8709c9C621b69e e0ae 4d54 8711 e222efe90d54C185b318 7834 49ce bbf1 898607cc0fb179887820 f565 4157 afbd 20a48b6202a7 19
図解 ワイン一年生

図解 ワイン一年生 小久保尊

一般的な入門書の前に読むと、分かりやすいかも。マンガで分かりやすく品種やタイプを解説してくれてるので、雰囲気は掴みやすい。 友だち同士の飲み会でちょっと、飲み口とか勧められそう

409f696e 0db8 40b8 8ec9 aa84d6c4939bD418947f 7a7a 4e55 8279 91805e9cda4063583b57 9517 41cc 8f98 7a62d763cf34B79d79f4 fc8a 4a44 8cf3 6d6ee513559d8c2edbaf 970b 4af3 92c3 d60fd68dbe01
AX アックス

AX アックス 伊坂幸太郎

大作ではないけど、ウナ丼の山椒のようにピリりときく。最後は泣けた。家族愛か。

Icon user placeholderIcon user placeholder7d574782 709d 4e7e 877c 5b99bcb2cbd42c2a0c64 6c1f 4af7 8c54 e72c2224df6f7ac5e6eb d541 4717 89b4 dd077ce5e4fcIcon user placeholderA1ea368a 6f4a 4fdc 8709 3c704c0e674e 131
人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版 D・カーネギー

人間関係の原理原則がひたすら説いてある。 どれも正しいのだが、原則が多様なあまり、実践へと繋げるのが難しい。 この類の本は実行できて初めて意味があると思うので、この点においては評価が低い。

Icon user placeholderV2gx2q3c normalPicture23c53cf3 e45f 4066 a439 e6d1f75b23a61f771664 e68c 4349 b986 cadfe21c9c18B895e8fe f2e0 4393 b335 c54abfd41f56Icon user placeholder 100
高校数学でわかるマクスウェル方程式―電磁気を学びたい人、学びはじめた人へ

高校数学でわかるマクスウェル方程式―電磁気を学びたい人、学びはじめた人へ 竹内淳

竹内淳の本は、非常にわかり易く、十分な詳細さを持っている良いものである。 導入書として、最高レベルと言っていいと思う。 高校数学といってもマニアックな領域ではないので、論理的に物事を考えられるなら、所謂文系でもついていけると思う。

F57c5d1b 755d 4c91 8749 7757e808795c4a523f88 6dfa 4ef9 90db 4b3a54666177
新潮文庫「白い巨塔 全5巻セット」

新潮文庫「白い巨塔 全5巻セット」 山崎豊子

財前という男の栄光と転落、そして突然の幕引き。 最初の3巻は、普通のサクセスストーリーである。 俺が年寄りのせいか、思った以上に財前側に嫌悪感がなく、むしろ死んだ患者の方が馬鹿野郎で、訴える方も何やっているんだか、他にやることあるだろうが、と思ってしまう。 最後の2巻は、いらん。 どんだけ豊子は財前が好きなんだよって思ったよ… 傲慢で薄汚い根性の上に敗訴してガンに倒れて利用価値の無くなった医者が、最後に皆さんに愛されていたって、ふざけるなって。 里見も、嫁と上手くいくわけないんだから、東の娘とやっちゃえばよかったんだよ。 柳原なんて中途半端なガキは、どこいったって上手くいかねーよ。 財前のおかんも、ドラマと違って、いきなり死んでいるし。 鵜飼に至っては、いきなりのキャラ変だし… なんなんだ、この蛇足感は… ただ、当時の大阪の雰囲気や、医療ミスについての本質的な深掘りといった、見応えのあるところも多かったとは言っておく。 (多くの人間には信じられないだろうが、一定の確率で間違うことを受け入れなければ、判断は出来ない。傲慢な財前は全治全能のように振る舞っていたが、裁判の場ではまさにこのスタンスだった)

ベルリンうわの空

ベルリンうわの空 香山哲

何なんでしょうねこのマンガは。このマンガの中には赤川次郎とか藤子・F・不二雄、ケストナーっぽさがあるなと。道徳的なものと、娯楽的なものが話の中に練り込まれている感じがする。主人公(著者の香山さん)がドイツのベルリンに住んで感じたこと、見たこと、考えたことが細かく描いてある。僕がなぜかと思ったのはマンガの中に社会運動の場面、主人公たちが何かしようと動いている場面があるのにも関わらず、マンガの題に「うわの空」とつけて、ぼやかしているような点。はっきりとは分かりませんがマンガの後書きを読むと、香山さんはベルリンの魅力や街のことをまだ手探りで考えているから、明確な題にせずにこの題にしたのかもなと。道徳・哲学的娯楽マンガ、と言えるのかも。

わたし、定時で帰ります。

わたし、定時で帰ります。 朱野帰子

あっという間に読み終わった。 いい人ぶる上司、後輩との関係、指導が本当に合っているか、悩みが尽きない現代人のリアルが詰まっていると思いました。

2af949e2 ba82 4727 ac32 bf9af12ccb90Bc8ff94b 0c5a 47fb 82d7 4c7145eb56800a33d080 afd2 4d51 8229 a727cb668ce431e6f918 5815 4f2b 83bb 2b1fb3a8208dFd2ec159 599a 48a9 b2e6 c652d423de7e5b937d7d df0f 4796 a3ae b81b1f85b97bIcon user placeholder 34
人生にゆとりを生み出す 知の整理術

人生にゆとりを生み出す 知の整理術 pha

具体的なノウハウは、他の本で紹介されているような内容が多かった。それよりも、勉強の段階の第一として、まずはその分野に興味を持つというステップを組み込んでいるところが参考になった。

0023de40 54f1 41ba ba84 80dbfed96b7cC3d67804 7ca6 40da 8d17 432391acd6bdIcon user placeholder7ca6cc2e 6279 4207 8718 829f130c661e9e5180a4 069c 49d9 a9d0 b81bd71d0ffa56ce6ff4 d79e 4985 afcb 9a57d9042487Icon user placeholder 22
逃亡作法

逃亡作法 東山彰良

東山さんデビュー作。装いを新たにして再登場。近未来的な刑務所から始まる、ふた癖ぐらいでは足りない奴らの「逃亡作法」。この作品から、東山さんのファンになりました。とにかく主人公のツバメが格好いい。この人の描く人物にはいつも魅了されてしまう。正しい馬鹿馬鹿しさと、それを曲げない気骨と度胸。不敵に真っ直ぐ、前を見つめる姿が似合います。カッコいい小説、コレですよ!

翻訳できない世界のことば

翻訳できない世界のことば エラ・フランシス・サンダース

タイトルに惹かれて手に取ってみた。作者はイラストレーターで作品の分類としては絵本になるのかな。なのですぐに読めてしまうのだけど味わい深くて何度も手に取ってみたくなる、まさにそんな感じの作品。タイトルどおり、なかなか翻訳しにくい言葉についてどういう意味なのかを簡単な解説とイラストで一ページで表現してあって見開きのもう片方には作者の所感がこれも簡単に添えられている、そういう作品。日本語では「ぼけっと」「こもれび」「わびさび」の三つが取り上げられていて「ぼけっと」には「日本人が何もしないことに名前をつけているのは素敵だと思います…」という所感が添えられている、と書けばだいたいの雰囲気は想像頂けるだろうか。イラストもかなり良い感じで何度見ても飽きないというか。ちなみに怖かったのはドイツ語の「ヴァルムドゥシャー」で「ぬるいシャワーを好むように生温い環境に甘んじる奴」みたいな意味らしい…。いやいやほんとに飽きないです。これは面白かった。

Fbad6930 13ee 4484 b2de 3e4dd1e15de5Dde3f0c0 1b88 4661 af9c e8f3111df3887e6837c6 05cb 42f5 a06d 09e119c8c01c33d8e4eb 318d 4e02 bfee fb91fe442c49387f6c2a f53b 47f1 848d faf9e4c5cc4fA3bc5656 a93c 4b59 a56e 4067119d6e7992e00f6f 9471 4e3e a3a7 71410feab692 130
次のページ