新刊

チュベローズで待ってる AGE32

チュベローズで待ってる AGE32 加藤シゲアキ

12/15読了 チュベローズで待ってる AGE22 第1部から続いて、第2部。描き下ろしだからページ数多かったんだと最後まで読んで気付きました。 色々気になるところもあったし、展開が読めなくて、でもそれを考える暇が勿体無くてページを捲っていたら読み終わってた。もう少しゆっくり読めば良かった…なので、これから2回目をゆっくり落ち着いて読もうと思います。 これから読む方には、主要登場人物の相関図を見ないことをおすすめします。

桜の花の紅茶王子 11

桜の花の紅茶王子 11 山田南平

大好きだった紅茶王子の続編。 過去の人気作品の続編は多いけど、玉石混交、質はまちまち…悲しいことにただの既存ファン向けのつまらない作品も多い中、本作はかなりよくできてる!と思う。前作ファンのツボを押さえつつ、この作品としてもきちんと成り立っていて面白い。 山田南平の描く学校イベントがとにかく楽しそうなんだよね〜〜。紅茶王子では文化祭も体育祭も憧れだったなー。高校生男女のわちゃわちゃした感じも憧れ感と楽しそう感がイイ。 11巻ということで、佳境に入ってきましたが「人間になる」という切り札は前作で使ってしまったので、どのようにハッピーエンドに繋げるのか…。気になる。

最後のソ連世代――ブレジネフからペレストロイカまで

最後のソ連世代――ブレジネフからペレストロイカまで アレクセイ・ユルチャク

非常にあっけなかったソ連の崩壊。国民は、祖国が確固たる基盤に立ち不変の存在だと信じていたのにもかかわらず、崩壊の過程においてはそれをあまりにもあり得ることだと感じていたのだという。本書はこうしたソ連崩壊がなぜこうまでなし崩しに起きたのかを自らの実体験とさまざまな聞き取りで明らかにしていく。ソ連の日常、特に本書で分析の対象となっているブレジネフ時代以降は党の指導に愚直に従う体制派と、そうした体制をかいくぐりながら自由を希求した反体制派(ここでは異論派)というような、二項対立があったとされるが、実はそうではなく、共産主義に対する真摯な信頼と信念を持ちつつも、それに反することもするといういわばねじれた関係が市民にとって普通の状態でありえたという。そうした言説の意味の捉え方の方法論の違い(ここではオースティンの概念を援用してコンスタティブ・事実確認的な発話/パフォーマティブ・行為遂行的な発話に分けられる)により、党のガチガチの権威的な言説がいわば形式的なものとなって脱構築されていき、誰もがイデオロギーに従っていながら、それを気に留めなくなったという不可思議な状態(本書ではヴニェと呼ばれる)となったことが、ソ連の崩壊を準備していったとする。オーラル・ヒストリーとしても抜群に面白い数多くの聞き取りをはじめ、読み出したら止まらない。

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SOTOKOTO 2018年1月号

SOTOKOTO 2018年1月号 

久しぶりにソトコト買った。なんでもリトルプレスーご当地フリペの特集だったからだ。中央線東小金井駅nonowaの中にあるヒガコプレイスに行くと、リトルプレス図書館というほどにで溢れ揃えられている(大量にあるフリペは持ち帰りも可)。地方発信の郷土本やリトルプレスは、自分には貴重なもの。地方の本屋に行ったら最優先で郷土書は見るし、良い本なら買いたい。

被爆電車75年の旅

被爆電車75年の旅 小野塚謙太

以前、本のアプリStandで『もう一つの語り部 被爆電車物語』を紹介した。本書はその65x電車と、その周りで戦中活躍した男女達の写真集であり、戦中の記録マンガも含めたビジュアルストーリーだ。電車の詳細は勿論、ひと達の痛々しい傷跡やそのコミック、今の広島電鉄の路面電車の愛情を、大きなビジュアルブックの大きさで紹介。改めて思う。戦争や核を使う事は、絶対にあってはならない事を。

とても良い人生のために 失敗の思いがけない恩恵と想像力の大切さ

とても良い人生のために 失敗の思いがけない恩恵と想像力の大切さ J.K.ローリング

「ハリー・ポッター」シリーズの作者J.K.ローリングがハーバード大学の卒業式で行ったスピーチの日本語訳です。イラストがいっぱいなので、絵本感覚で読むことができます。 失敗を受け入れる方法、想像力がもたらす効果など、自らの具体例を挙げながら語っています。 アムネスティ・インターナショナルで出会った人々の話は特に強烈。人間は一人で生きているわけじゃない。何かで、どこかで、誰かと繋がっているんだなと強く感じました。 説教くさくなくて、ユーモアもたっぷりです。

変幻

変幻 今野敏

同期シリーズ完結編。 蘇我、大石、宇田川は、個性豊かです。 周りを固める熟練刑事も渋い。 音信不通となった大石。。。殺人事件。。。 同期の絆は、強いのです。 蘇我や大石のような特殊な同期と絆がある宇田川は、普通の警察官のようですが。やっぱり特別なんだと思います。

チュベローズで待ってる AGE22

チュベローズで待ってる AGE22 加藤シゲアキ

12/13読了 週刊SPA!で連載されていたものに大幅な加筆修正を加えたという第1部は、約10ページ毎にタイトルが付いてるので、読みはじめやすいと思う。今日はここまで、って区切りをつけられる。(暇もないぐらい読みきってしまったけど) 私は、彼の小説を「ちゃんと読めた」のはこれが初めてで、正直読みきれていないピンクとグレーはこれから先もページを開かずにいると思う。ごめんなさい。 ジャニーズの、アイドルの、NEWSの、加藤シゲアキ。 そういうのを抜きにしてとりあえず手に取って、最初の9ページだけでも立ち読みしてほしい。ただホストになるだけなのか…きっと続きが気になります。

R帝国

R帝国 中村文則

2017.12.14 この国への痛烈な批判。中村さん、テーマが大きくなるにつれ、小説としての面白さが薄くなっていく印象が・・・

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幸運な男――伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生

幸運な男――伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生 長谷川晶一

1990年代、2000年代前半にプロ野球のヤクルトで活躍した伊藤智仁さんの選手としての輝き、故障、そしてリハビリの日々を伊藤さん自身や当時伊藤さんのまわりにいたチームメイトやチームのリハビリ担当、奥さんなどの言葉から探るというノンフィクション。魔球スライダーを投げられるようになるまで。1993年ルーキーの年の活躍、その後の出口の見えないリハビリの日々。伊藤さんの哲学、思考、人間性が分かりやすく書いてあります。内容は壮絶なんて言葉では足りないのですが、この本の題に何故「幸運」とついているのか? なんで幸運なのか。そのことを考えて読むと少しずつなるほどな、と思う内容。内容にうなる箇所が多い本です。

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷 恩田陸

国際ピアノコンクールを題材とした小説。養蜂家の息子で世界中を転々としている天才少年、一度は表舞台から去った元天才少女、容姿・技術ともに優れスター性抜群の青年、普段はサラリーマンとして家庭を支える28歳の男性等、様々な参加者の視点で描かれる。 どのキャラクターも魅力的で読んでいるうちに、自然と彼らを応援しながら読んでしまった。また、ホフマン先生の推薦状の意味を考えながら読むのも楽しかった。自分自身は音楽は門外漢だが、楽しく読むことができた。

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伯備線写真集

伯備線写真集 片岡大

毎度買う今井出版の山陰鉄道写真集。今回はJRでは貴重な電化されてる伯備線。特急やくもに寝台特急サンライズエクスプレスの紹介も含まれるが、ローカル線って感じがまだまだ漂う。貨物列車も通っており、陰陽連絡の重要路線でもあるんだな、と。そういえば、現役主力で自然振り子採用の国鉄特急381系電車が使われてるのって、ここだけだったような。

論理的思考力を鍛える33の思考実験

論理的思考力を鍛える33の思考実験 北村良子

実際の確率と人間の直感ってこんなに一致しないケースがあるものなんだ、っていう驚きがあった。 普段直感で確率を見積もったり予想を立てたりして行動するのは誰もがしてることだと思うけど、実は結構バイアスがかかっていて、それは本人が思うほど合理的な選択ではないのかもしれない、ってことは言えそう。

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太陽と乙女

太陽と乙女 森見登美彦

森見氏の、デビューから現在に至るまで、 新聞や雑誌、舞台パンフなどなどあらゆる媒体で書かれた文章をほぼ網羅したエッセイ集。 ひねくれつつも、どこか愛のある、 人間味を感じる森見氏の文体が好きだ。 もっと言うと、 大学生の頃のノリを延長したかのような空気感が大好きだ。 その時の思い出がなければ、 数々の名作はこの世に生まれ出なかったのであろう。 氏と同じライフル射撃部だったという明石氏やダークスコルピオン氏にぜひお会いしてみたい。 願わくば、 一番森見汁の濃い『太陽の塔』の早期映像化を! もちろん同じ大学ノリを感じるヨーロッパ企画上田氏脚本で!

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