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わずか40年の生涯で200近い短篇を残した作家、ジャック・ロンドン。代表作「野生の呼び声」を含め、柴田元幸が精選・翻訳した珠玉の作品5篇を読者に贈る。 続き

コメント

柴田元幸さんが以前訳出した『火を熾す』(2006)がロングセラーを続けているのを受けて、今回はジャック・ロンドンの作品の中から「犬の話」に絞って翻訳し纏めた中短編集。どれも一行目からカッコよすぎて痺れます! 書かれてから100年経っても古びないどころか、一段と輝きを増すリアルな生の感触。現代社会のペットとしての犬とは全く違う人間との関係が描かれています。全篇通してバックという犬の視点から書かれた代表作「野生の呼び声」は素晴らしいとしか言いようがない。名前は知ってるけど読んだことないという人はぜひ。ほかに「ブラウン・ウルフ」 「バタール」 「あのスポット」 「火を熾す(1902年版)」 。「犬が狼的なものと、人間的なものに引き裂かれるとき、ジャック・ロンドンの典型的な劇的展開が生じる。」by 柴田元幸(「訳者あとがき」より)

その他のコメント

大好きな翻訳家~翻訳の良し悪しなんか俺には分からないから作品の選球眼みたいなところが好きなんだな~の作品ということで手に取ってみました。ジャック・ロンドンに関しては前にも言ったかもしれないけどなんとなくボーイスカウト的というかなんとなくアウトドアの健全な小説、という勝手なイメージがあって敬遠していたのだけど訳者の紹介を受けて自身の不明を恥じており…
本作品はタイトルにもあるとおり犬を扱った作品が集められているのだけどそこは編集が優秀で最後の「火を熾す」だけは犬が出てこない。これはオリジナル・バージョンのほうでラストがあまり面白くなく、人口に膾炙しており犬も出てくる改訂版より劣ると思うのだけどそれ故にあえて犬の出てこない版を入れた面白みに感服。
もっと早くから読んでいたかった作家で本作品もすごく楽しませてもらえました。

犬を描かせたら右に出るものなしでは?犬好きとして耐えられないほど苛酷なシーンもあったけど、野生の犬の姿に痺れ続けた。ここで描かれる犬は狼に近い。とにかくカッコいい。「野生の呼び声」は特に良かった。神保町ブックフェスティバルで柴田元幸さんサイン入りでゲットした大切な一冊。

読者

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柴田元幸の本

MONKEY vol.12 翻訳は嫌い?

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avocado901

読むのは主に翻訳小説だけど、本棚…

特集「翻訳は嫌い?」に惹かれて購入。外文が好物なので。 巻頭の「日本翻訳史 明治篇」では、坪内逍遙や二葉亭四迷らが、西洋文学の翻訳を通して、新しい日本語(今私たちが読み書きしている日本語)を生み出していった歴史が述べられており、大変興味深く読みました。 「翻訳講座 村上春樹+柴田元幸」は、原文とお二人の訳文を比較しながら、良い翻訳とは何かについて論じています。私は柴田氏の翻訳が選書も含めて大好きなのですが、正確さよりも物語の雰囲気を重視した村上春樹の翻訳も読みやすくていいものだなあ、と思いました。

1年前

猫なんて!

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山奥

花屋 植物担当 から転職 書店員…

総勢47名の作家による猫話 猫との距離感、間合いがそれぞれでおもしろい 犬派ですが、猫もいいなあ… なんて笑

約2年前

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MONKEY Vol.9 短篇小説のつくり方

MONKEY Vol.9 短篇小説のつくり方

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あや

奈良出身、京都在住

毎回言ってしまうけど、この号が最強なのでは⁉︎ グレイス・ペイリーさんの短編もよいけど、村上さんが訳したインタビューもすごい! MONKEYすごすぎる…。

約2年前