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コメント

女性軽視の世界で山の魅力に取り憑かれた女達が突き進む。女の集団って難しい。女は大きなリュックだけを背負って山を登っているのではない、いつも違う何かも一緒に背負っている。ご主人は、本当に素晴らしい人だ。自分に対しても奥様に対しても。こういう奇跡の組合せが新らしい大きな奇跡を生むのだろう。激しい生き方をしているのに田部井さんは、優しい。

その他のコメント

女性チームによる初のエベレスト登頂に成功した田部井淳子さんがモデル。

エベレスト登山には、登る体力や技術のほかにも、各所への申請や何トンもの荷造りなどにたいへんな時間と労力が必要とされる。
そのなかでの、人間関係の難しさ。皆でひとつの大きな夢に向かっていれば、多少意見の違いがあっても互いに歩み寄れる清々しい関係が続けられるのでは、と思っていた。
命がけでやっているのだから、自分の気持ちより、チームの成果が出る方法を優先するに決まっている、と。
でも、重大な局面だからこそ、冷静な判断力より利己的な感情のほうが強く出てしまう人もいる。
本来は、“みんな違って、みんないい。”のだけれど、チーム行動ではどこかで折り合う必要はあるのだ。これを、標高8000メートルの過酷な環境下で取りまとめるリーダーのストレスは計り知れない。

物理的な危険、人間関係の危機、気力体力の限界、そこに至るまでの登山・仕事・子育てに追われる日々の生活…これらすべてを乗り越えて、エベレストの頂上に立った田部井さん。
ただ、山が好き、諦めたくない、という思いだけで。
人はこんなにも強くなれるのか…涙が止まらなかった。

読み始めた翌日に、テレビで田部井さんの始めた福島県の高校生を招待しての富士登山をやっているのを観ました。
女性だけのチームでも、やはり色々な個人の思いや感情があり、男性だけでも女性だけでも組織になると大変なものなのだと感じた。
読み終わった日は、偶然にも田部井さんの命日となりました。なんとも、感慨深い1冊になりました。

読者

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唯川恵の本

バッグをザックに持ち替えて

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まる

発芽マニア? 旅と文庫本と熱帯…

完全に装丁に惹かれて読んでみたくなった本。愛犬のセントバーナード犬のために都会から軽井沢に住み始め、その愛犬が亡くなりペットロスになったことがキッカケで山登りをするようになった。敷居の高い山登りの本ではない。エッセイとして気軽に読めるのがいい。

4か月前

セシルのもくろみ

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saki

会社員ときどき占い師

ドラマを見始めたので、久方ぶりの再読。テレビではキャラクターがそれように買えられているが、ストーリーの骨子はどこまで原作を活かすのか見もの。最後まで見届けようと思う

1年前

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逢魔

逢魔

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現代小説、エッセイ、詩歌を中心に…

唯川さんの古典×官能の八つの小説が収録された短編集。 古典や怪談の世界で綴られる生々しくも艶やかな小噺だった。 怪談とは言え恐怖心をそれ程覚えるものではないので、ホラーが苦手だという方にも読み易いと思う。

1年前

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