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コメント

本書は、新宿ゴールデン街で右翼左翼の活動家や有名無名の芸能人たちが出入りをする店を営業し、ブラジル奥地でも拳銃片手に店を営業しサンパウロに私設図書館を作った日本人女性佐々木美智子さんに、その来し方を聞き書きしながらまとめたもの。
とにかく発想が自由でパワフルな女性なんだけど、なんだか派手な東京・ブラジルでの暮らしよりも、軍隊でのリンチで長兄を喪ったり家族の反対を押し切って結婚、離婚して故郷を追われた前半生の描写に心魅かれた。
心の土台はやっぱり子どもの頃の原体験によって作られるんだなあと。
最後の知人たちへのインタビューで語られる彼女の目標に対するひたむきさ、落ち込んだ人に向けられる明るさ、どうしようもない人にも向けられる優しさに感動する。
そこには自分語りの際には自分に厳しい彼女の、「マリア」と呼ばれた一面が現れているから。
本当にカッコいい女性だ。

読者

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ノンフィクション

白

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小説/デザイン/美術書/漫画 コ…

0186 2020/02/21読了 白についての本。色の白だけではなく紙の白、空間の白など、意味は幅広い。 紙の章が好きだった。 原研哉さんが自ら装幀しているので、読んだ後に本を眺めたり触ったりした。どういう意図で選ばれた紙なのかな、レイアウトなのかなと考えた。 あと神社の空白性もたしかにそうだなあと。宿るかもしれない神のための空白。

約4時間前

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約17時間前

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トランスジェンダー(MtF)

タイ王国のタマサート大学に客員教授として駐在中の方による、インドシナ山岳地帯の旅行記。現在はラオス・タイ・ミャンマー・中国が国境を接しているこの地は、戦いが繰り広げられた場でもあり、交易の場でもあった。それぞれの国に属する都(ルアンプラバン・チェンラーイ・チェントン・景洪)の様子が、出会った人々の表情やことばとともにスケッチされている。読み進めるうちに四つの国と都がじわじわと溶け合ってくる。まずはチェントンから足を運んでみたい。

2日前

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6日前