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コメント

 「空間」「感覚」「運動」「言葉」「ユーモア」のテーマから見えない人がどのように世界を「見て」いるのかを解明する。著者は「見えている状態を基準として、そこから視覚情報を引いた状態」ではなく視覚抜きで成立している体そのものに変身したいといいそれは椅子の四本脚と三本脚を例に『脚が一本ないという「欠如」でなく、三本が作る「全体を」を感じるということです』p.30
つまり、見えない人の世界を「見る」ための方法として、脚の数という「情報」ではなく、
脚が少ないなかでつくる「意味」に注目することが大事だという。
限られた情報のなかでどう世界を把握するか体を使っていくかということだ。
全盲の人が対談の途中で叫んだ言葉
「なるほど、そっちの見える世界の話も面白いねぇ」
「見える人」の世界の中に「見えない人」の世界があるのではなく
平行に存在しているということこの視点は気が付かなかった。
第二章「感覚」器官と能力の結びつきをほぐし「触る」感覚が次第に「見る」に近づいて言った経験、それは「進化」にも似た体の根本的な作り直し適応できるようにする過程は
体の持つ能力に驚かされた。

本書では、目の見えない人のがどう見ているかを通して、健常者が生きている世界とは別の世界も存在するということ、そしてそれを捉え想像することの大切さ、それが互いの世界を豊かにするということを伝えている。

その他のコメント

「世界の捉え方」が拡がる感覚。でもきっとそれは、想い出すことに近いのだろう。世界の感じ方、世界そのものを、想い出すフック。

目は「見る」ための理想か。自分の動きは世界の姿を通して決まる。そこにひそむ、体という絶対的な個性。「現実なんて一つじゃない」ことを痛快に切り抜く、生きるための身体論!

読者

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0149 2019/10/09読了 少し吃音がある気がするなと思って読む。あと表紙の絵に惹かれて。 読んだ結果、私はそうでもないのかもと思ったが、世の中にはこういう人もいるという知識を持ててよかった。 吃音といえば連発と言われる症状だが、難発という喋れなくなる症状があることも知った。 会話には瞬発力やリズムも大事ということも知った。キャッチボールがどれだけうまくいくか? リズムをつけたり言葉の言い換えでスムーズに話せるようになるけど、それは自分らしさが無い、乗っ取られたような感覚と悩む人もいる。逆にどもりを回避することが習慣化されすぎて何とも思わない人もいる。当事者が気にしすぎて周りはそんなに気にしてないこともあるとは思う。 これからは会話を大事にしたい。

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P69 見えない人は、厳密な意味で、見える人が見ているような「二次元的なイメージ」を持っていない。でもだからこそ、空間を空間として理解することができるのではないか。

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