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9784396345044

コメント

突如、火付けの犯人として現れた鳥越新之助と
同じく府下十傑の一花甚右衛門の
対峙から始まって一気に引き込まれる

いつも軽薄に見える新之助が
とにかく強い、かっこいい

でも一番の見所は源吾を控えめにした
サブキャラ総出の大活躍

源吾と他の火消頭との激アツの信頼関係や
新之助を皆がちゃんと評価していることに
何度泣きそうになったか

始まりも最後も決着は半鐘というのが
主役は火消達と言ってるようで良かった

前回は酷評したが今回は◎
いや、はなまるの出来栄えです!

その他のコメント

ぼろ鳶シリーズ第8弾。
今回は、鳥越新之助にスポットが当たっています。
一目見たものは忘れない記憶力。
江戸で10本の指に入る剣豪。
屈託が無くて明るいお調子者。
この頭取並が危機に陥ります。動きの取れぬ松永源吾。
鳶仲間達の男気と長谷川平蔵の推理力が謎を解き明かしていきます。
凄くカッコいい!気持ちいい!
ページ残り少ないのに、大丈夫なの?と心配してしまうくらいに切羽詰まります。
「頭取!」と叫んでしまいそうでした。

おそらく今一番乗ってる時代もの作家の出世作シリーズ。最新が出てるのでこれは一作前のやつ…と考えるとほんと多作というか作家のノリ具合が分かる。本作ではボロ鳶火消し組のナンバーツーで剣の達人ではあるが一見軽薄でいじられキャラの若者が主人公。都内でも有数の商家が押し込み強盗に入られ主人以下が殺され放火された現場から若者が商家の娘を連れて逃げるところが目撃される。その後行方をくらましてた若者だがボロ鳶は幕府から謹慎を命じられ身動きが取れない。本当に若者が罪を犯したのか〜シリーズの読者であれば何か事情があったのだろうとわかるのだが〜その事情は何か、またボロ鳶達が動けない中、若者を誰が助かるのか、江戸中の火消しと火付盗賊改が追う中、若者の逃亡がどうなるのか、というシリーズの中でも屈指のスリリングな展開が見事。期待を裏切らない面白さでした。

読者

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今村翔吾の本

塞王の楯

塞王の楯

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

火消しのシリーズで大ファンになった今乗りに乗ってる作家のノンシリーズ。前作では一代の梟雄、松永久秀を描いた作品で市政の人ではなく武将のこともこんなに描けてしまうのか、と思わさせられたが本作はまた名もなき庶民が主人公。城の石垣積みで名高い近江穴太衆が一本の主人公。対するはこれも同じく近江の鉄砲鍛冶で名高い国友衆。どんな攻撃からも城を守るという強い意志で石垣を組み上げる穴太衆に対してどんな守りも突破してしまう強力な武器を作ることでいわば核の抑止力のように戰を終わらせてしまおうと願う国友衆。矛盾の語源にあるような最強の守備と最強の攻撃が直接ぶつかったらどうなるか、が描かれている。舞台となるのは関ヶ原の前哨戦で閨閥の力で地位を保ったと今に至るまで侮られている蛍大名、京極高知の大津城の戦い。職人である主人公たちの技術面の描写はもとより守る側の京極高知、迫る側の立花宗茂など武将達も魅力的に描かれていて面白いの一言。読み出したらやめられないのでタイミングを考えなければならない、そんな作品。おすすめです。

25日前

襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組

襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

時代ものエンターテイメントでは今や第一人者ではなかろうか。松永久秀を取り上げた歴史小説でも唸らせられた作者の出生作シリーズである火消しもの。あとがきでも書かれているように大団円というか一種の集大成感がある作品でした。一時は史上最強と謳われた尾張藩の火消し、ある陰謀で潰されたその尾張藩火消しの天才的な頭目が陰謀を生き延びて自分たちを潰した者たちに復讐をした、その復讐の火事で多くの犠牲が出て終わりの頭目も死んだものと思われていたのだが、またも復讐と同じような火事が頻発して...という話。作者が作った江戸の魅力的な火消したちがばんばか出てきて活躍するし悪役もまたえげつないぐらいの悪事を働くし、と大団円的な内容。とにかく魅力的な登場人物が多過ぎる作品だけどとっちらかずに上手く書いているところがほんとにお見事。このあとどんな作品を書くのか...非常に楽しみなシリーズと改めて思いました。

約1年前

じんかん

じんかん

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ぬぬに

非ワカモノです

主殺し、将軍弑殺、東大寺大仏殿焼き討ち。天下の極悪人と言われた戦国武将、松永久秀の一代記。 先日の「ヒストリア」でも、最新研究をベースとした新しい松永久秀像が提示されていた。今年の大河ドラマ『麒麟が来る』の久秀も、従来のタイプとはかなり違った描かれ方をしている印象。 民を思う青年武将が、何故にこれほどの非道をなすようになったのか?本作でも新しい松永久秀の姿が示されている。 ちなみに「じんかん」とは「人の間」つまり『世の中』を意味する。

1年前

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