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9784103330639

コメント

読んで、世界が、人を見る目が変わった、気がする。簡単に他人のことを言葉にできない、、するもんじゃない、と思える。
自分の当たり前が大きく揺らぐ。

登場人物が多く、初めて読みながら人物相関図をメモした。今後も取り入れてもいいかも。

読みながら自分はマジョリティなのかマイノリティなのか、考えることもあったが、それを嘲笑うかのような結末。

出てくる人々の痛さが伝わってくる文章だった。

自分が流して読み聞きしていた流行、話題、事象を作者は丁寧に拾い上げていて、日頃からアンテナを広く張り、流さず深く受け止めているのだろうか。

「多様性」が当たり前で、当たり前のように使われる社会に警告として投げ返してくる。

(R4.1.13読了)

その他のコメント

現代ではもはやトレンド以上のものとなっている『多様性』とか、『平等』って誰のための言葉なんだろう?
そう問われているような感覚になる。

僕は恐らく「レールから外れずに生きてきた人間」なので、登場人物たちの抱える悩みに対して共感であったり、同情は全く感じない。
でも一方で、飲み会でプライベートや過去の恋愛をガツガツ聞いてきて、はぐらかすといかにも「コイツつまんねぇな」って顔をする人達に同じく嫌悪感を抱くのは事実で。

マジョリティ=正義、圧倒的なマイノリティ=異常者と捉えられる世界で、マジョリティに属しているように振る舞うことは生きる上ではもちろん必要。
でもその中で、内なるマイノリティな部分、核となる部分を誰かと共有出来ないと、いつか崩れてしまう。

朝井リョウさんの新作をようやく読むことが出来た。Twitterでの試し読みで心掴まれ、購入を決めた。

今までも、正しいものなんて何もないと思っていた。自身、社会のレールから外れたこともあるし、マジョリティの押し付けには常々辟易していた。みんなが各々、自分らしく過ごせればいいと本気で思っていた。

でも、生き延びるには、そんな理想論だけじゃやっていけないことに改めて気付かされた。
マイノリティであることを開き直って開示しては、心無い人でなくたって無自覚の境界線を引いてくるし、隠し通してマジョリティのふりをしては、自分の心が抑圧されていく。
「多様性」って、結局は個々人の想像の範疇に収まるものしか許容されないんでしょう、と、登場人物に刃を突き立てられている気持ちになった。

今の自分では解釈・消化不良なので、また時間を置いて読み直したい本だ。

読者

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