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コメントした本 ページ 2

岬にての物語

陽炎のように眩しく儚い表題作ほか数作の短編集。 表題作は、強烈な白さのなかに狂気すらも感じさせる三島初期の作品。

3年前

八月の路上に捨てる

考えていることと行動の齟齬、憎しみと愛おしさと切なさが混ざった感情、関係の解消によって関係が改善する様など、 近しい人間との関係に伴う感覚を喚起させる文章でした。

3年前

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東京ミキサー計画:ハイレッド・センター直接行動の記録

法廷に「作品」を持ち込んで、裁判そのものをまた芸術にしてしまったのには痛快さを感じざるを得ない。 冒頭の読売アンデパンダンを芸術家の甘えと評していたが、千円札裁判もまた芸術家と権威の構図にあり、さながらアンデパンダンの性質を持っていたようにもみえた。

3年前

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点と線―長篇ミステリー傑作選

鉄道トリックものを初めて読んだ。 あとがきで本作をボロカスに書いていて新鮮なあとがきだなあと思った。

約4年前

金閣寺

美は完結していなくてはならず、また絶対不可侵でなければならない。大衆化していく金閣寺を「守る」ために溝口は火を放つのか。 最後、死ぬのを諦めた溝口に希望のようなものを見出している。生によってその事象も青春となるのか。 いずれにせよ溝口の生死はこの物語の意味を変えてくる。 余談だが私の祖父宅にも金閣寺の模型があり、それこそ模型を覆う薄いガラスがカタカタ鳴っていた。

約4年前

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ぐろぐろ

SM、ゲロ、ゴキブリ…世にある「不快」を取り上げた一冊。 面白いのは、それぞれの分野にはそれを「好き」な人が存在すること。 この事実は、各々が感じる「不快」というのは主観的な感性でしかないことを教えてくれる。

約4年前

エロ街道をゆく―横丁の性科学

世にある様々な「エロ」へのリスペクトに溢れた一冊。

約4年前

永遠も半ばを過ぎて

中盤に登場する自動記述文の迫力にちょっとした感動。「本」についての講釈も印刷屋だった中島らもならではのものか。 シュルレアリズムへの関心を引き立てられた作品。

3年前

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反芸術アンパン

これは考えさせられた

3年前

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文壇

飲んで書いてるのか。 戦後の進駐軍のアルバイトから構成作家、物書きへの変遷が記憶を紡いでいくような文章で綴られる。読みづらい。 野坂の自信のなさを酔いで誤魔化すどうしようもない情けなさが好きだ。進駐米兵とその女への視線というのは、この世代特有のものか。 これを読み終えた2日後、野坂死去のニュースを聞いた。

3年前

ハリガネムシ

腹の底に石をズシンと置かれたような気分になる。 主人公が潜在的に持っていた暴力性を発現していく物語のように感じた。

3年前

街場の戦争論

日本は従属国であり、真の「独立」は成し得ていないこと。そして太平洋戦争前後で国体が隔絶していること。 この二点を通じて、現代日本にに噴出する事象を易しい言葉で考えている。

約4年前

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増補 サブカルチャー神話解体―少女・音楽・マンガ・性の変容と現在

「関係の偶発性」という言葉が文中に何度も登場する。これを機に、日常シーンにおいて個々のキャラクターの関係が変動しない事へ違和感を抱くようになった。

約4年前

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コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる

「適疎」という考え方は、そうそうこれコレ!と思いました。 人口減少は進む、行政の処理能力は限界近い、じゃあそれを踏まえてどうするかというリアリスティックな発想に共感します。

約4年前

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イラストレーターのドリル!―CS5、CS4、CS3、CS2、CS対応

これ、オススメ! Illustratorの使い方を、イラスト、ハガキ、リーフレット等の用途ごとに順番に分かりやす〜く教えてくれます。 ノウハウだけの教科書で挫折したという方にレコメンド。

約4年前

俗物図鑑

初めての筒井康隆は、中学の頃に読んだこの作品だった。 痰壷なる単語を聞くと、それをズルッといく男を思い出すのもそのせいである。

約4年前

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70年代日本SFベスト集成2: 1972年度版

豊田有恒の「両面宿儺」が興味深い。戦後のアメリカ文化礼賛にたいするカウンター。

約4年前