79db7a27 65e0 4abe 91ce f246bca4f2bd

kuwa

小学生を相手に、日々働いています

小学生を相手に、日々働いています。 できるだけ食わず嫌いのない読書を目指してます。 速読も精読も好き。 神保町は聖地。

183

コメントした本

プーさんの鼻

俵万智は、言葉の繰り返しがうまいなぁと思う。吾子とかみどりごとかいうのが中村草田男っぽい。

約1か月前

プリズンの満月

実在した森田石蔵という元刑務官の話や、彼が作ったという年表をもとにして書かれた小説。完全にフィクション。 ドラマのような感動や、物語の起伏はない。むしろ時間軸場所軸が前触れなく変わるから、吉村昭に慣れない人には読みづらい印象。 それでもやはり、あとがきにも書かれていたけど「共苦」の感情を作品の基底においてあるところが、日本人たる自分の心を揺さぶる。 戦争責任なんて、個人はおろか、国単位で考えてももしかしたら存在しないんじゃないかと思った。

6か月前

くたばれPTA

昭和40年代に書かれたショートショート。 かなりダークだったりブラックユーモア溢れてたりしていて、今こんな文章を書く人はいないなぁと思った。 男女を明確に意識していて、昨今のジェンダーレスな感じを嘲笑うかのようなところは嫌いじゃなかった。

7か月前

63b94531 2ee4 4bf3 a4aa ca905bfc3026B07d5f9b 9d10 4fca 86b0 7d27ef4169476bb06d30 3e14 42e6 bed6 45adc97f7d06Icon user placeholder9bba20e9 4127 422a 8876 1e23386ff4e8
ドキュメント御嶽山大噴火 --生還した登山者たちの証言を中心に救助現場からの報告と研究者による分析を交え緊急出版!--

サバイバーズ・ギルトのことや、生還した方の体験談、救助の様子などが細かく記された一冊。 ネットでもある程度読むことはできるけど、時系列にまとまっていたり色々な専門家の私見があったりする意味で読み応えがあった。

7か月前

落日燃ゆ

第二次世界大戦後、唯一の文官として処刑された広田弘毅の話。 A級戦犯がどのように処刑されていったのかが、淡々とした口調で語られていく。 所々に城山の私見も入っているけど、フィクションにさせない描写力が素晴らしい。 自ら計らわない生き方は賛否両論あるし、個人的には好きではないかな。それでも読後感は悪くなく、壮大な絵を見たかのような感じが残った。

7か月前

Dd68cf61 1373 422d b23d ecb993c4a24cD58a0b0d e5d7 4b5f 843e 25954138859194ec74d0 861b 4022 9588 911a672cde8588bca8fc ef66 45c0 93c7 2737d0461a90Eaf4a5f0 bc3b 4b28 b90f a039ca5c7ba8C21e0cf0 962c 4e63 86ee 303caba2499188630391 ba3e 445e 9161 af839158ef3c 10
月夜の魚

吉村昭氏には珍しい短編集。 11編のうち、「蛍籠」「弱兵」「干潟」の3つは私小説、それ以外はフィクションとのこと。 「弱兵」が彼らしい描写が多くて好きなのと、「月夜の魚」「指輪」はダーク吉村が垣間見れて面白かった。 なんだかぬるっとした作品が多かったです。寒い日の朝方に読むといい。

8か月前

コンビニ人間

コンビニでバイトしたことがあるからか、主人公の語る価値観がじわじわ体に染み入る感じがたまらなかった。 分かるわー、いるわー、の連続。 そんなものの見方をしたことがなかったから、新しい視点をもらえたレアな本でした。 みんな普通じゃないのを必死で隠しながら生きてるんだな、という読了。

9か月前

E3d8a6bd b33a 40ed 9024 336e14e0a59dAaa44b68 d736 48b4 bc15 f33cf39d36cd3b68ed61 0d6d 4318 af02 25f76ee011bf09ebb6dc 0e92 47fa b2c9 e67d1a65ff64D90aebb2 cc38 47cf 97b4 cd69dea3f0f5Icon user placeholderIcon user placeholder 266
画題で読み解く日本の絵画

画題を解説してくれている本。独学で学んだものがあったり、あーこれね!と思い出させてくれるものもあったりして、購入したいと思いました。 実際の絵がもっと参照されていると、なお良かった。

11か月前

「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち

石井光太さんのルポは、見つけたら必ず読んじゃう。これはずっと読みたかったやつ。 仕事柄色々な親を見るけど、一貫して言えることは生物学的な愛情は必ずあるということ。 そこに生活力や育児能力が複雑に絡み合うから、子供の問題行動は親に起因するところも少なくないということ。 虐待も同じように考えるべきで、多面的に見ないと全体像が見えないという点が共感できた。 まぁでも普通はここまでにならないわな…まさに鬼畜…と思える話ばかり。詳細な描写には背筋が寒くなった。我が子に手をあげるなんて、やっぱり信じられない。

約1年前

84d1a374 bc29 4c2e b929 01982e9a9690Icon user placeholder8f9987fd 83b4 4979 94f6 0abbc628b9f0Icon user placeholder4444c1c1 9373 4808 8aa1 06c8178278757fce8781 13dc 4e0c a5af d59a0310ec51Icon user placeholder 16
子どもは「この場所」で襲われる

関係者から講演を聞いて、内容を忘れないうちに読んだ1冊。 「犯罪機会論」と「犯罪原因論」を考え分けることが、少しできるようになった気がする。 犯罪とは無縁ではないことを自覚して、地域を歩いてみようと思わせられた。時々強引なところもあったかな…

約1年前

79887820 f565 4157 afbd 20a48b6202a70c5f0435 8852 4ed7 be9a 27f721c6fad7B7c07a55 361d 4690 b7f4 b95d617328d5
オレがマリオ

「オレがマリオ」のタイトルに惹かれました。言葉選びのセンスがすごい。

約1か月前

マンガでわかる「日本絵画」のテーマ: 画題がわかれば美術展がもっともっと愉しくなる!

日本絵画を勉強し始めてから5年くらいになるけれど、やっとこさこの本の内容くらいなら理解できるようになった。 とても分かりやすいし、この絵を見たい!というのもあって、キャッチーに見えるけれど良書だと思った。

7か月前

340d0e7d 6228 472f bea0 b932de23bc4eIcon user placeholder
履歴書代わりに

敬愛する吉村昭。 彼のエッセイを読めすぎて、もはや既視感しかないけど、それでもやっぱり好き。 終盤に載っていた青春〜の話は、淡々としていてそれでいて氏の死生観が表れているところが素晴らしかった。

7か月前

津波の霊たちーー3・11 死と生の物語

字が小さい。とにかくぎっしり詰まった本。 唐突に別の内容が始まったり、タイトルと中身が合っていなかったりして、非常に読みづらかった。 ただ、内容は一読の価値あり。 大川小のくだりはメディアが公開している以上の情報はなかったけど、様々な人の証言は当時の凄惨さを思い出させてくれた。

7か月前

6d54c55c edef 4bf1 9dfe c111a863123d6cb5df69 ceea 4233 aaae 413922b5218cFf3bda69 7b4f 4718 b4d0 19ab36a29788
みそ汁はおかずです

ずっと気になってて、三度の立ち読みで満足できずついに買ってしまった〜 瀬尾幸子さんの料理本は、敷居の高くない感じが好き。 みそ汁は立派なおかず。←私もそう思う。 しいたけよく使うとこだけ好きじゃない。

8か月前

51719c79 83ea 4338 b822 8cdc3aa5e494Icon user placeholderCbc002ed bed6 4cd3 aa19 2a3ad4f427d0Ef71581d c2e3 4baf 998b 784e421d7a7bCbda7f18 b4b3 417b 9513 712e1d29218420f858c5 316d 44ab 8eff d3f42571a52023267574 ab06 4550 bb83 ea2bf340d7df 25
ヒア・カムズ・ザ・サン

登場人物や設定は同じなのに、ストーリー展開が違うだけで、こんなにも父親像が変わって見えることに驚かされた作品。 それに、2つ目を2つ目に持ってきたところがまたいい。逆だったらこんなにも心に残らなかったと思う。 「親は立派な人であるべきだっていうのは、子供の幻想」だから「諦めろ」のくだりは、皆が一度は通る道なのかもしれないなぁなんて読後感。

8か月前

E7245062 a26c 4832 b620 d50414471cddC2952b28 ce5f 4d28 a16a 0c9e21412e40Ddf01909 15e6 4b9a 97a7 21e23fc58f1eD13ac351 6a8b 4f23 ae40 0869116ee6c0Icon user placeholder113540f5 5b15 4481 9377 a7d6a1f51c57Da064af1 82f3 4940 98f7 907b6d0a66be 30
本が好き、悪口言うのはもっと好き

タイトルが好みで珍しく装丁買い。この人のことは何も知らないで、先入感なしで読み始めた。 専門は中国文学みたいで、比較的自分の好きな分野に近しい人。 杜甫と李白の話なんかはもっとたくさん教えてもらいたかった。 本人もあとがきで言っているけど、長く書いたものをギュッとした感じで、密度の濃い文体。読むのが少し疲れた…

11か月前

羊と鋼の森

幼い頃にピアノを調律してもらったことをふと思い出した。 描かれている世界観は決して広くないし、登場人物の色合いも濃くないのに、不思議と物語に奥行きがある。映画向きだなぁと思ったら映画になっていると知り納得。 丹念に取材をしたであろう作者の丁寧さが窺い知れた。嫋やかな文体だけど、どこか懐かしくて個人的には好き。

約1年前

6cb5df69 ceea 4233 aaae 413922b5218c927c5efd 7a13 46f6 927b 8041cbb0771809ebb6dc 0e92 47fa b2c9 e67d1a65ff642a3c0d47 f3c5 4793 a4e6 0acb385b84598b6c4f37 de77 412e bf83 f5661fcfbfc94e11ff17 24ba 405a b0a4 d54c4741089d7ce25014 d8a1 4bb4 a34f 9e110e8518b2 361
旅のラゴス

初筒井康隆。 もう一度最初から読みたいと思った本は久しぶりだ。 物語の始まりでは何者なのかよく分からなかったラゴスに、自分がどんどん同化していく感じがたまらなく良かった。一人称が「おれ」なのもとても良い。 短編集のようにストーリーが区切られていたり、筒井康隆らしさなのかSF要素が過去現在未来の狭間でうまく描かれているのも、面白かった。最後、氷の女王に会えていたらいいなーと思わされた。

約1年前

71e6ec47 210c 4981 b1b4 119aef0baddf52cf9eda ffcd 4a67 b5ca 30db065a161d5718c3dd 08ae 43f6 b5d5 e0a22349b475Icon user placeholder8d37bb1d 3fb9 43b5 af5e 014415ac1919137afbb3 82c6 4043 8153 60142d4591a320f858c5 316d 44ab 8eff d3f42571a520 281