0857be53 5037 4f47 8418 6ec0d377595c

T_Inaba

都内の出版社で編集者をしています

都内の出版社で編集者をしています。88年生まれ。

92

コメントした本

すばらしい新世界

いま読むと言葉通りの「すばらしい新世界」にも読めてしまう。それが怖い。

11か月前

Icon user placeholderC4d99f56 da5c 40d5 8c78 f9f12233c7d907381173 98e8 4bdf 9975 1ae89a889dee398c019f 283e 4c32 a154 1b11c199ee27705a3186 26f6 4491 b78f 518c621045c529e849c5 342f 4b87 af60 3ce066842691931bc4b3 9cb5 48bb bed7 5c071e9c434a 13
万物理論

ハードSFと身構えたが、予想以上によくできたエンターテイメントだった。性や自閉症に関わるテクノロジーのアイディアに脱帽。

11か月前

Icon user placeholder47e08e49 e5c0 4a11 90c6 db62baeca62a
鳥の巣

これほど語りと構成が巧みな多重人格ものは読んだことがない。技巧的なエンタメ、のようで、割り切れない結末。唸る。

約1年前

幻滅 ― メディア戦記 上

「一つの声がリュシアンに叫んだ。「知性こそ世界を動かすてこだ!」、だが、もう一つの声が、知性というてこの支点となるのは金だと叫んでいた。」

1年前

ラテンアメリカ文学入門 - ボルヘス、ガルシア・マルケスから新世代の旗手まで

〈魔術的リアリズム〉と〈アルゼンチン幻想文学〉の相違点の解説に納得。 「ボルヘスやビオイの作品では、西欧―ラテンアメリカという対立構図が、現実―虚構という対立構図に置き換えられてその意味を失う。」

1年前

Icon user placeholderF060dddb 03e9 4547 8591 84afdcd4d77962a61c21 60ab 40d0 9127 a1f3555474a1Maman putain6 normalE4d8f046 7597 4680 afbc 9a933d5c43f4
人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊

人工知能の現状から経済の展望、更にベーシックインカムの意義までコンパクトにまとめる手際が見事。BIなきAI=ディストピア、という主張に説得力を感じた。更に「おわりに」の〈有用性〉から〈至高性〉への価値転換の話がエモい!

1年前

C9341471 f9e0 4aac 89c3 0dc8d8a39c471887da38 3934 4a69 9419 3975f33c0161Eed1fc59 94a2 40ce 8a9f d59704d1e45768846bbe f9fe 4f84 9769 b3159f1b0d98883f2a9c f4ba 4fdd b1d7 26bc64e0409384b7f078 1707 4d7a 873b 96898bbba57b79e49237 2c0c 4e1a abb5 f56e82e2db84 22
遠読――への挑戦

「精読 close reading」の対立概念としての「遠読 distant reading」。それはテキストの一要素を抜き出しグラフ化・図式化するなど、テキストそのものは読まずに分析する方法論だ。「数量的なフォルマリズム」とも言えるその試みはまだまだ初歩段階にすぎないが(数量的とはまだまだ言い難い)、これからの文学研究の一端を覗き見ることができる。

1年前

ハイ・ライズ

「高層住宅という殻のなかに、自動操縦で飛ぶ旅客機の乗客のように安全におさまって、彼らはいかようにふるまうも自由、どんな暗い隅をさぐるも自由になる。多くの点で高層住宅は、テクノロジーが真に〈自由〉な精神病理学の表現をどこまで可能にするかという見本であった。」

1年前

インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

ウェブにかかわる心理学トピックまとめ

約2年前

Icon user placeholderE5682426 0fc4 481f a1db 3e52259892a96ecd17a4 411f 4245 a2ca d3fe8fd7dffdFebeb070 c2d9 4cc0 9fa4 7cf87da3b3acF3143f54 537d 40eb afda 6015c83d8d86Ab96b542 ac92 4256 8d15 7426fbf6aa7a8e1e3bd6 d52f 49fa 8627 8671425a1b30 10
誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論

本書ではドアノブからコンピュータまで、日常生活で触れる様々なモノのデザインを取り上げ、認知科学の視点から問題点を指摘している。デザイナーがユーザーの使いにくいものをつくってしまう構造の分析も面白い。このデザイナーを「編集者」に、ユーザーを「読者」に置き換えて考えるのも個人的に有意義な問い(というか反省)だった。増補・改訂版が出ているようだが、どんな改訂がされたのかあとで確かめねば。

約2年前

D0ae5f39 e97c 49bd 8ae0 dc6eec96c35178682c2f 9ffb 465b 9f8b f571de1da41cAb96b542 ac92 4256 8d15 7426fbf6aa7a77284c43 66a7 42b4 a55c d622aca15708F1cd0160 a42a 4490 8a8a 352c351a6035Dcaf7791 259a 4709 ae89 50d593358dc3C9740941 08fc 4240 84de 4d2945692e74 17
法のデザイン—創造性とイノベーションは法によって加速する

法律・契約の捉え方が変わる。豊かな創造性のためにこそ、考えなくてはならないこと。

11か月前

C9341471 f9e0 4aac 89c3 0dc8d8a39c47F1cbc8fe 8677 45c1 b00f 1bf7f89ad113Da7ed40f 2e85 4d0f b348 238216b8aa92A971fc21 d0fd 4075 91fc eb1e666a4995Aabb20e7 9bb8 4cb7 ba02 4ffbf02d0320B871f415 4411 4787 adb7 b3772da6759471f179d9 4336 4ee3 957c 89270efa4522 17
サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

ジャレド・ダイアモンドにスティーブン・ピンカー、ダニエル・カーネマンにスティーブン・ドーキンスにレイ・カーツワイル……上記のような優れた著作家の名著がごった煮になったような本だ。「○○の世界史」50冊分の密度。この著者のオリジナリティはあまり感じないが、「認知革命」「農業革命」「科学革命」といった区分でサピエンスの歴史を見事にまとめてみせた力技には圧倒される。

約1年前

Caefb971 c9d4 4597 a9a5 8ca12c290cdb77d0db05 0cfb 4d3f ae0d a2dd0c2182a42ee15a92 b663 4fcd af27 bd873c5d1ba61ab45046 3d13 4ca4 8bef fda9ec1da4fbE70ad272 544f 4613 a86d a2e1d53ea09bA25d6297 ac9f 4227 8475 7cacbb822e167b401418 5669 4657 b744 aeedef1eaea4 81
誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち

2016年最高のノンフィクション。

1年前

Cf93b76c efb9 41eb b06a db28b40f5b7d20f858c5 316d 44ab 8eff d3f42571a5209ce2e64e 6f31 4d75 b26f 84574d0ac6c3B34b805e c7d1 4cba aefb 4555edb21904D418947f 7a7a 4e55 8279 91805e9cda40Icon user placeholderIcon user placeholder 93
会議でスマートに見せる100の方法

とりあえずホワイトボードに「VISION」と書いて丸で囲む。

1年前

5cd558ef 0244 4de3 a51a 6bca5de4fd169d476b75 62ba 4d3a a9e6 11b4821949bdA4c7c3c4 ba16 4d0a ad4e a687a2af724f3a2b47f1 f858 4450 9ced afecef3d3d89B2380b4a 127d 4f09 abad 8522096599b7
人間さまお断り

法人も道徳的行為者になりうることの類比から、人工知能の道徳的責任を考える部分で目から鱗が。クールかつウイットに富んだ著者の語り口が素敵。

1年前

Icon user placeholder07d23565 4088 4ecc 94ea fd248ea5bd4f98d9c063 652e 4206 9e86 46d5ae0e2f69
プライベートバンカー カネ守りと新富裕層

シンガポールを舞台に、超富裕層と彼らの資産を守るバンカー(カネの傭兵)の日本人を描くノンフィクション。本筋ではないが、莫大な資産を持ちながらも異国で〝さびしく〟生きる超富裕層の姿が印象に残った。確かに「幸せの絶対的総量は全人類平等」なのかもしれない。

1年前

8c3f39f9 9c5c 45c4 a029 9a5c34a2575fC4cc33aa 7a43 4b98 9e80 179a4ac4d6404fce670e 6049 4aa0 8bcb 05ec248d276fEa17ea14 9ba2 44ae 9d91 018ccac374e5Ed9a905c 01a3 4081 8aea 80999174d7fc58cbde4e 1f33 45fd bf9f fcb04189a50958487e20 209f 4522 bfd6 8ec9e2bc5507 9
ミカドの肖像

西武グループの"プリンス"ホテルとはなんなのか? ミシガン州にあるミカド町はなぜそう名付けられたのか? 明治天皇の御真影はなぜ西洋人風なのか? それらの問いを切り口に、近代天皇制という「視えない制度」を考える。 本書の雑誌連載時の世論調査では、天皇に対して「何も感じない」という人が40%を占めたそうだ。今ではもっと高いだろう。 しかし私を含め、都内で働く人間は、皇居という「空虚な中心」の周囲をくるくると回りながら生きている。平時は全く視えない、日常に溶け込む「ミカドの肖像」を多様な角度から示してくれる本書はたいへん刺激的だった。1987年の大宅壮一ノンフィクション賞受賞作だが、全く色褪せていない。

1年前

Da0fc94d cab2 456e 95d5 cf0e660535d81736f417 e343 4c8a b171 c664e67276790f49eec9 71fa 46ca 843a 94fdeadd49c8
カルチャロミクス;文化をビッグデータで計測する

これを読んだら Google Ngram Viewer で遊ばずにいられない。

約2年前

E5682426 0fc4 481f a1db 3e52259892a975e54cd0 91fc 4138 bea3 918e00dcec0398d9c063 652e 4206 9e86 46d5ae0e2f692fc8eb91 21fb 4f06 ad84 304282db8fbfB0107b7a f449 4a64 a939 34a41ef6c632E7471621 cc0f 4d6f 8558 0c7048cd8021469dc581 d1f4 41c6 8dea eb5ff9a64ae3 8
フロー体験 喜びの現象学

フロー。それは、一つの活動に深く没入し、純粋にその経験を楽しんでいる状態を指す言葉だ。時間を忘れるようなフロー体験を、スポーツ・読書・映画鑑賞・会話などにおいて、多くの人が経験したことがあるだろう。著者のミハイ・チクセントミハイは、その状態を、神経科学・現象学・文化人類学など多様な切り口で分析し、その上でフローを得るための条件を提示している(と言っても容易に実行できるものではないが)。受動的な快楽を超えた、能動的な選択による集中(フロー)がもたらす楽しさ。物質的に恵まれた現代におけるその意義を強く感じた。

約2年前

E1fad329 cf07 4bf1 b548 ad1f14f9f40568e3f56a 49ef 4a45 bf45 3b790a052c9a57b6d14e a076 4e80 8bdb 82734a52ffd9974eb7e6 26ae 4917 9182 14d1f0d90d6f8eefa619 3599 4250 83bb 9d5616a92d869ffb32c1 66ed 447f 8396 850561f24677
アテンション――「注目」で人を動かす7つの新戦略

〈注目〉をいかに集めるか。

約2年前

C3250572 a273 4a87 a82a 3226adb32d30Bde17c81 c70d 4ccb 903b c4afd6d4b6c3Ab96b542 ac92 4256 8d15 7426fbf6aa7aB2380b4a 127d 4f09 abad 8522096599b72b9beffb 9843 41eb b5b1 8cba3a81950a90defdbb a806 45e4 b860 45c003f044ffF3143f54 537d 40eb afda 6015c83d8d86 11