![]() |
人間万事漱石の自転車!? 「人間万事塞翁が馬」のもじりで、吉凶先の分からぬ漱石の自転車がロンドンを迷走。只々、自転車に乗っているだけなのに、おおげさな表現の数々でクスクスと笑いを誘います。 |
コメントした本
![]() |
移ろう季節を丁寧に感じる。それは、日本語の持つ美しさの再発見。言葉って面白い。美しくユーモラスな表現がそこかしこに。気持ちがいい本。 |
![]() |
近代的自由とは、時間の私的所有をもとにし、未来の自己決定ができる自由。しかし、私的所有がゆえに紙幣と交換可能な時間になる。 時間をお金で買う。つまり、自由をお金で買う。乱暴に言えば、自由はお金でしか買えない。 このままの意識で良いのだろうか。疑問を投げかける。 「共有された時間」の中にある自由。自己充実の結果として感じる自由。 |
![]() |
穏やかで静かな文体。読みやすくも奥深い内容。私が捜し求めていた本を一冊見つけた喜び。ふつふつと。目に見えぬ美しさを求めて羊と鋼の森へ。 |
![]() |
ひとりでいるのは寂しく、ふたりであり続けるのも怖くなるなら、いったいどこを目指していけばいいのやら。 宇宙の外側には何があるかな。何もなかったら、どうやって宇宙を優しく包み込むことができるのだろう。 ニシノユキヒコという愛おしく身勝手な宇宙。 |
![]() |
《哲学者のラブレター》 何度読んでも胸が詰まる。 二人の関係性、彼の生き様、そのどちらにも強く惹かれる。 |
![]() |
「庭の隅の地の底で、姿はもうなくなっているに違いないが、一たび生を享けたものに、その跡が遺らぬ筈はない」 素敵な一文。 |
![]() |
<人並み>それは、変化し続けるフワフワ暖かフトン。 漫画の神様・手塚治虫氏が「真似が出来ない」と語った漫画家・しりさんのエッセイ。 ちょっと最近疲れたなぁ、と思ったらこの1冊。 |
![]() |
「だいたい」の中に楽しさが詰まっている。知識に裏打ちされた愉快なお遍路本。 |
![]() |
そう、恥をかいて生きていけばいい。とても励まされた一冊。 |