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aco

最近本を読んでないので、また沢山読めると…

最近本を読んでないので、また沢山読めるといいな

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コメントした本

泣き童子 三島屋変調百物語参之続

「まぐる笛」辺りで、宮部みゆきは何処に行こうとしているのだろう?と置いていかれる様な不安に苛まれたのだか、「節気顔」の最後で、人が居た。市井の人がちゃんとそこに居た。

1年前

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喪失

主人公のシビラは、ただ奪われたりしない。抵抗する。身体の自由を奪われない様に。心の自由を奪われない様に。読んでいる間中、シビラの過去の身体的閉塞感、心的閉塞感が付きまとう。彼女は、時には諦め、流されそれでも必死に逃げる。でも何故か切迫感は伝わってこない。ただ流れ様に生きるシビラ。読後、タイトルの『喪失』がしっくり来なかった。シビラは何も失った様には感じられなかったから。自分の意志からでは無かったり、自分が許可も求められず誰かに身体や心を閉じ込められる事から必死に逃げ、小さな自由と居場所に辿り着いた話である。

約2年前

十角館の殺人 <新装改訂版>

昔、人に勧められたのを思い出して初めて綾辻行人さんの作品を読みました。きっとあの一行の驚きの為に構築された話なのだと思いました。 私の好みは、張り巡らされた伏せんを丁寧に拾い上げて最後にパズルのピースが全部収まり全体の絵を見てスッキリするタイプの作品の方が好きなのだと思いました。この作品はどちらかと言うと最後で最重要なピースの為の作品だと思いました

2年前

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パラレルワールド・ラブストーリー

東野圭吾の作品で一番がつんと来て、やられた〜と思った忘れられない作品

約2年前

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その女アレックス

アレックスとカミーユ警部其々の喪失感がシンクロしながら、物語は進んで行く。喪失感から来る孤独。 人の内なる喪失か、外にあるものの喪失かの違いはあるが、そこには救いがたき絶望も伴っている。 でも最終章で外にあるものの喪失はそれが最も大切なものの喪失で、たった一つの掛け替えのないものだったとしても、自分を取り囲む全てでは無く、他に存在する大切なものに気付く事が出来れば、救いがあるのかもしれないと希望が見えた。その事に胸が熱くなった。 ピエール・ルメトールは、人間を良く知っているのかもしれない。

2年前

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楽園のカンヴァス

読み始めてから、周りの音は遮断され、とても静かな美術館の絵の前にいつの間にか立っていた。そして84年のバーゼルの夏の7日間と19世紀初頭のパリの5年間をルソーの絵の中の情熱に突き動かされずにはいられない人たちの想いが交差する。その間も静かなままだ。空気だけが行間から押し出されてきて私を包む。私は腐りかけた甘い南国の果実に想いを馳せる。 澄み切った空に響き渡る鐘の音に我に返り、そしてまた南国の密林の果実の香りと獣の雄叫びと蜜蜂の羽音に誘われていくのだ。

2年前

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